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地球付近に出現したSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの出現に即座に対応するために、財団の管理下にある32ヶ所の天文観測所より24時間体制で地球の周回軌道付近の偵察を行います。

新たなSCP-XXX-JPの出現が確認された場合は、財団との通信を行った上でSCP-XXX-JPの観察を行ってください。観察が終了、もしくは観察の許可が下りなかった際はSCP-XXX-JPに接続されているロープを切断し、回収を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは地球の周回軌道付近に不定期に出現する実体です。財団は計17体のSCP-XXX-JPの存在を記録していますが、いずれも出現する瞬間は観測されていません。

SCP-XXX-JPの外見は宇宙服を着用した人間の様に見えます。しかし、その宇宙服はどの国の物とも一致していません。SCP-XXX-JPのヘルメットのバイザーは不透明であり、内部を確認することが不可能となっていますが、SCP-XXX-JPには生体反応があるため、何らかの生命体が存在していると考えられています。また、SCP-XXX-JPの腹部には宇宙飛行士が宇宙空間で活動する際に宇宙船と自身を繋ぐロープが接続されています。しかし、その長さは不明であり、ロープの接続先に何があるのかも判明していません。

SCP-XXX-JPは時折何かを探すように空中で手足を上下させたり、一つの方向に向かって必死に移動しようとしたりするといった行動をします。これらの行動はSCP-XXX-JPが自立した意思がある事を示しています。

SCP-XXX-JPは出現してから一定の速度で徐々に巨大化していきます。この異常性はSCP-XXX-JPが外部から影響を受けない限り続きます。SCP-XXX-JPは出現から約227時間ほどで地球よりも大きくなり、約10ヶ月で人類が観測できている範囲の宇宙よりも大きくなると推測されています。また、SCP-XXX-JPは巨大化と共に外見が変化していきます。一例として、出現から7時間後ほどたった場合、フックや使用用途不明の機器などの付属品の出現、背部の突起物の肥大化、ヘルメットと宇宙服のデザインの複雑化が確認されています。

SCP-XXX-JPは接続されているロープを切断した場合、巨大化が停止すると同時に生体反応がなくなります。その後、切断されたロープは瞬時に、SCP-XXX-JPは1週間をかけてそれぞれ消滅します。この性質より、現在の特別収容プロトコルが確立され、オブジェクトクラスがKeterからEuclidへ変更されました。

補遺1: