Manjiro
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその性質上、完全な収容は不可能です。SCP-XXX-JPへの感染の自然発覚は極めて困難な上、他の収容オブジェクトの重篤な収容違反を誘発するため、感染源となるSCP-XXX-JP-1の収容は厳重かつ確実に行ってください。

SCP-XXX-JP-1は、サイト-8177にある人型実体収容区画のLv1遮音性独房に一体ずつ収容して下さい。
SCP-XXX-JP-1の収容違反発生時には、SCP-XXX-JPの感染拡大を防ぐため、以下の対応を行ってください。

- 単体による収容違反
 他にSCP-XXX-JP-1個体が収容状態にある場合:収容違反したSCP-XXX-JP-1を直ちに終了してください。
 他にSCP-XXX-JP-1個体が収容状態にない場合:収容違反したSCP-XXX-JP-1を直ちに再収容してください。

- 複数同時による収容違反
 他にSCP-XXX-JP-1個体が収容状態にある場合:収容違反したSCP-XXX-JP-1全個体を直ちに終了してください。
 他にSCP-XXX-JP-1個体が収容状態にない場合:収容違反したSCP-XXX-JP-1個体最低1体を直ちに再収容した後、
 残りの全個体を直ちに終了してください。

SCP-XXX-JP-1の再収容後、SCP-XXX-JP-1と接触したと思しき人物全てに対してミーム検疫を実施し、SCP-XXX-JPへの感染の有無を確認してください。SCP-XXX-JPへの感染が確認された場合、その人物はSCP-XXX-JP-1として指定されます。

説明: SCP-XXX-JPは言語を媒介して感染するミーム汚染です。SCP-XXX-JPへの感染が確認された人物はSCP-XXX-JP-1として指定されます。SCP-XXX-JP-1は、脅威的存在に対し、有効に対抗し得る架空存在がまるで実在するかのように誤認します。この架空存在についての言及を知覚した者は、SCP-XXX-JPに感染し、同様にこの架空存在の実在を信じるようになります。この感染は、文書・音声に限らず、あらゆる伝達手段において、対象がその架空存在の名称を知覚した際に発生します。

SCP-XXX-JPへの感染は、感染性ミーム抗体の事前投与により防御可能である事が確認されました。サイト-8177に常駐する全職員は、当抗体の投与を確実行ってください。当対応をもって、サイト-8177内でのSCP-XXX-JPの感染拡大の可能性は限りなく低下したことから、当オブジェクトをsafeに再分類します。 - O5-██