Aqua‐Terrarium
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SCP-XXX-JP-2。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1は電源を切った状態でサイト8139の危険物保管庫に収用して下さい。また月のXXクレーターを常に財団保有の観測機で監視を行い、SCP-XXX-JP-2の出現とその後の活動を記録してください。またSCP-XXX-JP-2出現時には各国宇宙機関へ適切なカバーストーリーを展開してください。SCP-XXX-JPの実験を行うにはセキュリティクリアランス4以上の職員2名以上の許可が必要となります。現在SCP-XXX-JPの使用はO5により全面的に禁止されています。詳しくは補遺-3を参照してください。

説明: SCP-XXX-JPは携帯ゲーム機SCP-XXX-JP-1と、SCP-XXX-JP-2と呼称される地球外知的生命体から構成される異常存在です。

 SCP-XXX-JP-1は製造者不明の、一般的に携帯ゲーム機と称される機器です。製造元を示す情報は一切存在せず、電源不明でありまた開口部や外装の接合部が存在しないため、内部の非破壊的な調査が不可能。ゲーム機を起動させることでSCP-XXX-JP-2を出現させ、その行動をある程度制御することが可能です。

 SCP-XXX-JP-2は牡蠣の軌道プロセスを経て出現する人型生物です。外観上の特徴として緑色の肌を持ち、頭部に2本の触覚状の感覚器官と単眼、両手・両足ともに4本の放射状に延びた指を有します。そのほかにヘモシアニンに由来すると考えられる青色の体液と紫外線に対する脆弱性といった特徴があります。
SCP-XXX-JP-2は過去観測されたすべてのケースにおいて人類への強い敵意と、地球侵略への熱意を持ちます。SCP-XXX-JP-2は地球人は不当に地球を占拠しており月面帝国にはこれを開放する義務がある、地球は本来自分たちの領土であるという主張を掲げていますが、考古学的な証拠によりこれは否定されています。

SCP-XXX-JP-1財団へ小包1で届きました。同封されていた手紙には中古で購入したゲーム機を起動したらヒューム値が変動したので調べてほしいという文章が記されていました。その後、Dクラス職員を用いた実験により特性が判明し、収容へとつながりました。

SCP-XXX-JP 異常性プロセス
SCP-XXX-JPは以下のプロセスで異常性を発揮します。

補遺-1: D-260318によるSCP-XXX-JP-1の収容違反未遂が発生しました。当Dクラス職員は、過去SCP-XXX-JP-2の長期的な摂取による健康への影響を調査するため被検体として実験に参加しており、1ヶ月間SCP-XXX-JP-2のみを摂取していました。事件発生時、D-260318は同僚のD-██████を殺害してその一部を持ち去り、SCP-XXX-JP-1の保管場所を探していたところを警備員により拘束されました。その後の聴取でD-260318は「SCP-XXX-JP-2の味が忘れられず、どうしても食べたくてやった。SCP-XXX-JP-1のことは研究員が話していたのを盗み聞きした」と供述しました。D-260318が模範的なDクラス職員であったこと、またSCP-XXX-JPによる精神影響の痕跡が確認できなかったことから、D-260318には記憶処理を施したうえで別サイトへ転属し、経過観察を行うことが決定しました。

補遺-2:
SCP-XXX-JP-1を積載していた漂流船の所有者が、マナによる慈善財団の下部団体のものであることが判明しました。当団体は最低でも3ヶ月前から活動の痕跡が確認されておりません。団体の事務所を調査したエージェント████によって以下の文章が回収されました。

またマナによる慈善財団が支援しているアフリカから中東にかけての複数の難民キャンプで連絡が取れなくなっていること、それに関して何者かによる情報の隠ぺいの痕跡が確認されたことから、財団現地支部と共同で収容外にあるSCP-XXX-JP-1の破壊とSCP-XXX-JP-2接取者の処理を目的とした、特別機動部隊を編成することが決定しました。