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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPは収容エリア-8102の5m四方の標準的人型収容室に収容されており、原則満12歳未満の被験者との接触は許可されていません。
実験及び調査を行なった場合財団職員は終了後、被験者に即時c級記憶処理を行います。
現在、SCP-XXX-JPは自己的に収容されている状態であり、財団の研究に対して従順ですが、その潜在的危険性が極めて高いことに留意し、収容を継続してください。
財団職員はSCP-XXX-JPへ定期的に甘味成分の含まれるものを与えてください。

説明:
SCP-XXX-JPは日本国で発見された自律型ロボットでタヌキのような外見をしているものの下腹部あたりに大きな袋を持っています。またその袋は四次元とつながっていることが確認されていてDクラス職員が触れたところSCP-XXX-JPはひどい嫌悪感を示しました。

発見当時SCP-XXX-JPは同居人である少年とその家族によって保護されていましたが少年が成人間近であったためSCP-XXX-JPは自発的に財団職員に収容されました。

SCP-XXX-JPは同居人であった少年の机(SCP-XXX-JP-a)より消失・出現することが確認されていて頻度は数週間もしくは数ヶ月に一度です。また、一度だけ5体の同時出現(SCP-XXX-JP-番号)が確認されましたがSCP-XXX-JP-4のみSCP-XXX-JPに対して殺意を示し、他の個体は無気力でした。

またSCP-XXX-JPは世界に広く分布世界に広く分布するげっ歯類のハツカネズミにひどい憎悪と嫌悪感を示し、どのような手段を使ってもそれを排除しようとします。この際ひどく狼狽し核弾頭を模した物体を下腹部の袋より取り出しそれが視界から消えるまで振りかざしているのが確認されています

以下のインタビューは、SCP-XXX-Jpに対して行われた記録からの抜粋です。

対象:SCP-XXX-JP
インタビュアー:研究員


<録音開始, [20██/██/██]>
研究員:調子はどうですか?
SCP-XXX-JP:今日も元気だよ!!

研究員:それはよかったです。では早速質問を。あなたは誰に製造されたのですか?

SCP-XXX-JP:僕にはそれを思い出すことができないんだよ、何たって僕の記憶にはそこだけ記憶のブロックがかかってるからね。

研究員:ではあなたはどこから来たのでしょうか?

SCP-XXX-JP:未来だよ、20██年。僕は████を手助けするために来たんだ!!

研究員:それはなぜ?

SCP-XXX-JP:それは████が僕を作れるように・・いや立派に成長して壊れた僕を・・違うやっぱり僕を・・・・・あれ?僕は何のために来たんだ?僕は何で生まれたんだ?僕は僕ハハハハハハはははははは
研究員: SCP-XXX-JPどうしました?

SCP-XXX-JP: [以下ノイズを2時間ほど発したのちに運動を停止]
<録音終了>

終了報告書:SCP-XXX-JPは誕生の記録を有していると見られるが記憶のブロック処理によって回路がオーバーヒートし機能を停止したものと考えられる

補遺:20██/██/██,SCP-XXX-JPに何らかの原因でげっ歯類げっ歯類が接近。SCP-XXX-JPは袋より未知の光線銃を取り出しこれを乱射しました。これによって研究員1人が頭部を著しく損傷し死亡しました。