高坂情報技官のラップトップ
Ramen_Tokeidai
ミーム的食欲増進エージェント作動
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    アイテム番号: SCP-XXXX-JP

    オブジェクトクラス: Euclid

    特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81███の収容ロッカーに保管されています、現在までに財団は███枚のインストールディスクを収容していますが未収容となっているディスクの存在が疑われるため機動部隊 し-61("")が未収容となっているインストールディスク回収の捜索のために現在活動しています。

    SCP-XXX-JPが既にインストールされたコンピュータ(以下、SCP-XXX-JP-Aと指定)はサイト-81██の発電機を含めた3系統による安定した電力と空調が確保された大型収容室に保管されます、SCP-XXX-JP-Aは24時間体勢で電源が入れられ映像とソフトウェアでハードウェアの状態をモニタリングします。ハードウェアの故障の予兆が確認される場合には即座に部品の修理を行います。内蔵されている記憶媒体は1時間ごとに隔離された複数台のサーバへ1時間毎にバックアップを取り記憶媒体の故障の予兆が見られた場合は直近で予定されているバックアップ終了後に電源を落としバックアップを記憶媒体へ書き戻して再度電源を投入しモニタリングされます。

    説明: SCP-XXX-JPはWindows系OS向けのシミュレーションゲーム「Spaced Transporter」のインストールディスクです。販売元としてパッケージに書かれている███社に詳細を問い合わせた所「このようなゲームの制作も販売していない」という返答が確認されています。
    パッケージは説明書には特異性は確認されていませんがWindows系OSのインストールディスクでありながらWindows系ではないOSがインストールされているコンピュータにおいてもSCP-XXX-JPのインストールと起動が出来る事が確認されています。

    コンピュータにSCP-XXX-JPをインストールし起動した時からオブジェクトの特異性が発揮されます、SCP-XXX-JPの前にいた人間(以下、SCP-XXX-JP-B)はコンピューター内へ肉体ごと取り込まれSCP-XXX-JPが構築した世界に降り立ちます。この時からコンピューターはSCP-XXX-JP-BとなりSCP-XXX-JP動作させる事以外は行わず、自身の動作を終了することができなくなります。既にSCP-XXX-JPの中にSCP-XXX-JP-Bが取り込まれている場合の画面にはSCP-XXX-JPが構築した世界の様子とチャットウィンドウが表示されておりSCP-XXX-JP-Bとチャットを通して会話することが出来ます。

    SCP-XXX-JP-Aは構築された世界の中で

    また、SCP-XXX-JP-Aは通常のコンピュータと同様に電源がないと一切の動作が不可能であり、故障や停電等の要因で通電されない状態もしくは意図的に電源が投入されないままで24時間経過した場合SCP-XXX-JP-Aは特異性の無い通常のコンピュータへ戻ります、しかしSCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-Aの記録媒体から完全に跡形も無く消えておりSCP-XXX-JP-Bも消失しています。
    この状態から同じコンピュータへSCP-XXX-JPのインストールを行った場合は別の世界が構築され以前取り込まれたSCP-XXX-JP-Bは戻ってくる事はありませんでした。

    SCP-XXX-JPは「実際に自分だけの都市を作れるゲーム」という触れ込みでゲームのレビューサイトに投稿されているものを同種のゲームを趣味とする財団エージェント高坂が興味を持ち入手、

    補遺1
    実験記録
    責任者:條田博士
    被験者:D-21712 D-21712はシミュレーションゲームが得意という事由から今回の実験に選ばれている
    実験内容:SCP-XXX-JP-Aを操作する
    操作対象物:SCP-XXX-JP-A-1(ノート型コンピューター)

    補遺2

    インシデント記録1

記事のタイトル:

付与する予定だったタグ: scp-jp,euclid,オンライン,コンピュータ、

主要な異常性: ゲームをプレイしようとしたらそのプレイヤー自身がゲームの世界の内部に入り都市開発を行う事

記事の簡単な要約、オチ: あるエージェントが趣味にあうゲームを購入し、その後から行方不明になりそのエージェントのPCがきっかけで収容に至った事。

その他アピールポイントなど: 異常性自体が完全にまとまっていないので更に継ぎ足した上でどのような結末にも変化すると思います。この記事をリサイクルされる方は大まかな枠組みだけ残しつつ新たな特異性を入れるなどして自分の記事の様に扱って頂けると幸いです。