アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは最低限の警備がつけられている収容部屋に収容されています。毎日、明博士と収容部屋で会話をしています。担当職員も話しかけられることがあります。その場合は、普通に会話をしてください。また、家具を要求してきた場合は明博士に報告をしてください。
説明: SCP-XXX-JPはアジア系の容姿をしています。とても友好的で知的です。形式科学から自然科学、社会科学などあらゆる学問に精通しているようです。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1がどんなに離れていようとも操ることができます。そして、SCP-XXX-JPは身体を15体のSCP-XXX-JP-1に変えることができます。SCP-XXX-JP-1はごく一般的なカラス科の鳥だと推測されます。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの意思は持っていません。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1が15体群れになっているのならば、どこにでも出現することが可能です。
SCP-XXX-JPはその性質上、収容することは不可能ですが、明博士による説得により渋々ながら収容されることを許可しました。
会話ログ-XXX-JP: 以下の会話ログは、音声記録を文字に起こしたものです。
<録音開始>
明博士:「どうも、明と申します。」
SCP-XXX-JP:「明と書いて、ひづきですか?」
明博士:「はい、そうは読めないですよね(笑いながら)」
SCP-XXX-JP:「珍しい苗字ですねぇ」
そのあと、10分以上にわたってお互い楽しそうに雑談を交わしている。
SCP-XXX-JP:「君とは気が合いそうだ」
明博士:「一つお願いしたいことがあるんですよ」
SCP-XXX-JP:「ん?なんだい、私に出来ることであればしよう」
明博士:「収容させてくれませんか?、必ず悪いようにはしませんから!」SCP-XXX-JPはこれを聞き、2分程度考え込んでいた。その間、明博士は利点をたくさん言っていた。
SCP-XXX-JP:「まぁ…そこまで言うんだ、入ってもいい。だが、私の要求ものんでもらおうか」
明博士:「要求とは…?」
SCP-XXX-JP:「毎日、私の話し相手になること、そして、欲するものを持ってくる。これだけだ」
明博士:「いいでしょう、その要求のみましょう」
<録音終了>
メモ: これにより、明博士はSCP-XXX-JPを担当することとなる。