Louise1012 下書き保管

[[貧乏ゆすりをする椅子]]

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一般家庭に広く復旧している椅子の形態になったSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: [SCP-XXX-JPは███県██市████海に存在する離島の上にある常に施錠された耐震工事済みの厚さ40cmのコンクリート製コンテナに保管されています。半径6m以内に椅子と定義されるものを設置することは禁止されています。]

説明: [SCP-XXX-JPは様々な形態の椅子に未知の方法で変化することが出来る椅子です。SCP-XXX-JPが変化する椅子は一般的に販売されている椅子に酷似しており判別はほぼ不可能とされています。SCP-XXX-JPが変化した椅子に座り"貧乏ゆすり"をすると半径10m範囲にM2〜M██の地震が発生し、重大な損害を周囲に与えます。又、半径6m以内にSCP-XXX-JPと椅子を配置した際、SCP-XXX-JPは配置した椅子に変化し、どちらがSCP-XXX-JPか判別できない状態にすることが可能です。一度に変化できる椅子は一つまでと限られています。SCP-XXX-JPはパイプ椅子の形態で██県██市に存在する公立の小学校の職員室から回収されました。財団が異常な騒ぎに気づき小学校に訪れた時には職員室が壊滅状態になっており、職員、児童合わせて██人が死傷していました。この時、SCP -XXX-JPは無傷の状態で発見され、目撃者にはレベル3の記憶処理が施されました。また、財団では以下の実験が行われました。
実験記録001- 日付20███/1█/█4

対象:
SCP -XXX-JP
実施方法:
SCP -XXX-JPにDクラス職員を座らせ、貧乏ゆすりをさせる。段々と貧乏ゆすりを激しくさせていく。机に水を入れたコップを置き、水の動きで震度の強さを図る。
結果:
少しゆする程度ではコップの水が揺れる程度だったが少し強めにゆするとコップは倒れ、部屋ごと上下に揺さぶられ、Dクラス職員は気を失い、重度の脳震盪と診断され、4時間後に死亡が確認されました。
分析:
揺する力と震度が比例し、これ以上の震度を図るための実験は財団施設に多大な損害を与える可能性があるとして中止という結果になりました。

実験記録002- 日付20███/03/█2

対象:
SCP -XXX-JP
実施方法:
SCP -XXX-JPと様々な椅子を半径6m以内に設置し、形態変化の限界を調べる
結果:
パイプ椅子…変化に成功。
皮のソファ…変化なし。
[編集済]……変化に成功。
分析:
変化する椅子に限界は存在せず、椅子と定義されている物体であるなら変化は可能と分かりました。

補遺: [現在、財団の許可なしにSCP-XXX-JPの収容されている部屋に入ることは誰であろうと禁止されています。]