SCP下書き消しゴムのジョージ
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気分を尋ねられた時のSCP-番号-JP

アイテム番号:SCP-番号-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:SCP-番号-JPの収容をするサイトには、新品の消しゴムを5個以上は必ず常備してください、縦横高さ共に20cmの立方体のガラスケース保管されます。SCP-番号-JPを用いた実験はセキュリティクリアランスレベル1以上の職員ならば誰でも交渉可能ですが、担当研究チームとSCP-番号-JPの承認を得た上で行ってください。

説明:SCP-番号-JPは手足がある角が揃った白い消しゴムで、胴体はごく一般的な消しゴムと同じくプラスチック塩化ビニル、手足は合成ゴムなどで構成されています。SCP-番号-JPは鉛筆で黒く塗りつぶした紙の上に自らの体を擦りつけて文字を作ることが可能であり、耳のような器官は無いものの聴力は存在し日本語での意思疎通ができます。SCP-番号-JPは自らの体で消せるものだけを消すことができ、黒鉛などがない場合は体を削ることはできません。自らの体のどこにも角が見受けられなくなると一番近くにある新品の消しゴムに異常性が転移します。異常性の転移の際に新品の消しゴムのフィルムなどがあった場合は手足によって破かれます。また彼には名前と誕生日があるらしく性格は10代の子供のように素直で人懐こいようです。

SCP-番号-JPが発見されたのは財団協力者である███博士のデスクの引き出しの奥でした。███博士が引き出しの掃除をしようとした時に引き出しの中で書類を就寝器具のように使用してくつろいでいるSCP-番号-JPを発見し捕獲されました。当時捕獲されたSCP-番号-JPはかなり███博士に懐いていたらしく収容プロトコル確定まで███博士の肩にしがみついていた。

補遺1:インタビュー記録-番号-JP

インタビュアー:███博士
付記:SCP-番号-JPには鉛筆で黒く塗りつぶされたB5のプリントが与えられた。

<録音開始>

███博士:それでは、まずあなたは何者かを教えていただきたい。

SCP-番号-JP:(博士から向かって右下の角で黒く塗りつぶされた紙を擦る、以下この動作の説明は省略)
ジョージ! ジョージってよんで

███博士:なるほど、なぜ踊っていたらここに来たのか自分で理解できますか。

SCP-番号-JP:(頭を抱えるような動作をする)ぼくのカドがなくなったから?

███博士:角…何故そう思うのですか。

SCP-番号-JP:ずっとだったから、はなしてるとき しらないとこいたときもあった

███博士:以前からそのようなことがあったのですね、回数は覚えていますか。

SCP-番号-JP:(5秒間の静止)うん、たぶんいっぱい

███博士:…。では、あなたは鉛筆で書かれたもの以外に消せるものはありますか。

SCP-番号-JP:いろえんぴつ!(3秒ほど静止)ちょっとだけ、あとはわかんない

███博士:わかりました、何か伝えたいことなどはありますか。

SCP-番号-JP:たんじょうび! 12の26なの おいわいしてね

███博士:考えておきます、これで質問は終わりです。ありがとうございました。

<録音終了>

終了報告書:答え方から知能はそれほど高くはなく、また異常性の転移は恐らく頻繁に起こっていると予想される。このオブジェクトの消せるものは黒鉛などの他にないか実験をする必要がありそうだ。

補遺2

実験記録番号-JP - 日付████/██/██

対象:鉛筆で塗り潰された紙、コピー用紙、金属数種類、プラスチック、その他セラミック

実施方法:SCP-番号-JPに交渉して切り取ったSCP-番号-JPの欠片を用意した対象物に擦り付ける

結果: 用意したすべての対象物に変化なし。実験に使ったSCP-番号-JPの> 欠片にも全く変化が無かった。> が唯一鉛筆で書かれた黒鉛は消すことが可能であった、それと同時にSCP-番号-JPの欠片も黒鉛を消した分すり> 減った。

分析:SCP-番号-JPに一般的な消しゴム以上の能力は有していないことが判明した。