アイテム番号: SCP-3657
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-3657はサイト-51の第17死体保管所に収容します。SCP-3657の外部には複数のミーム災害警告を配置します。SCP-3657との接触にはクリアランスレベル2以上の職員の許可が必要です。
説明: SCP-357はレザボア・ドッグス (1992)、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (2002)、パルプ・フィクション (1994)などに出演した無名の俳優であったロバート・ルース氏の死体です。SCP-357の肺、心臓、消化管、腎臓、横隔膜は取り除かれています。しかし、前面、背面共に傷跡は無く、臓器を取り出した方法は依然として不明です。現在までSCP-3657を破壊する試みは成功していません。
記憶増強剤を服用していない場合、SCP-3657は小さなコーヒーショップとして認識されます1。SCP-3657-1は"コーヒーショップ"と読めるネオンサイン以外、外観上特筆すべき点はありません。SCP-3657の内部は毛長のカーペットが敷かれた広々とした赤い部屋に、コーヒーマシンが1台設置されています。"コーヒー"と書かれたボタンを押すことで、紙コップに満たされブラックコーヒーが提供されます。一度ボタンを押した人物は24時間が経過するまで、再びボタンを押してもコーヒーは提供されません。
SCP-3657の影響下にある人物がSCP-3657-12に入ることを望んだ場合、SCP-3657の胸部を開き胸腔内へ入ろうと試みます。この間、SCP-3657の影響下にある人物はSCP-3657のネオンサインが"閉店 - お待ちください"と表示されたものに置き換えられたと認識し、建造物の内部に入ることはできなくなります。
SCP-3657-1に入った対象がコーヒーマシンのボタンを押すとブラックコーヒーがSCP-3657の眼窩から溢れ出し、顔を伝い開かれた胸部に注がれます。SCP-3657に入っている対象は口を開け、垂れてくるコーヒーを受けとめようと試みます。約600mLのコーヒーを消費した後、対象はSCP-3657及びSCP-3657-1から出ようとし、SCP-3657の胸部は傷跡もなく塞がれます。対象は奇妙な造りのコーヒーショップやコーヒーマシンが一台存在するのみであることに言及しません。
補遺-1: SCP-3657は2023/3/17にカリフォルニア州トーランス市にて当時無関係な事件に関連し記憶増強剤を使用していたエージェント・フレデリックの、ホームレスの女性が人間の死体に入っているようだ、という報告から発見されました。怯えたエージェント・フレデリックが調査し、女性を死体から出そうと試みました。追加のエージェントが派遣され、SCP-3657は最寄りのサイトに移送されました。
SCP-3657の異常性はロバート・ルース氏が2018年12月29日に肺炎で死亡してから数日で現れたと推測されています。以後、SCP-3657の異常性が発揮されてから財団に発見されるまで、付近のホームレス約10,000人にコーヒーを提供してきました。
SCP-3657の異常性は明らかにクエンティン・タランティーノ氏による映画パルプ・フィクションでの演技が関連すると考えられています。劇中でSCP-3657はコーヒーショップ経営者を演じました。内容は以下の通りです。
強盗1: ヒーローのご登場だ、
強盗2: なら殺しちまえ!
SCP-3657: 私はヒーローじゃない、ただのコーヒーショップ─
強盗1: ぶっ倒しちまえ!
クェンティン氏は冗談として、クレジットにSCP-3657を"コーヒーショップ"役として記しました。現在、クェンティン・タランティーノ氏に対する調査が進行中です。
SCP-4016 - Of Mice and Twine "二十日鼠と麻紐"(訳注: "廿日鼠と人間"の方がいいか?)
(訳注: 元ネタはこれか?https://ja.m.wikipedia.org/wiki/二十日鼠と人間)
アイテム番号: SCP-4016
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-4016は現在、サイト-32の専用の収容房で収容しされています。収容房の内装はSCP-4016の発見地点にあったものと類似したものとします。SCP-4016へのアクセスは、レベル2以上の職員に制限されています。
Item #: SCP-4016
Object Class: Euclid
Special Containment Procedure: SCP-4016 is currently contained in a specialized chamber at Site-32, equipped with furnishings similar to those present in its location of discovery. Access to the entity is restricted to Level-2 personnel and above.
SCP-4016を使用する実験には、レベル3職員1名の承認が必要です。 SCP-4016はいかなる齧歯目との接触も許可されません。3
Testing with SCP-4016 must be approved by one Level-3 personnel member. SCP-4016 is not allowed to directly interact with any member from the order Rodentia.4
SCP-4016を担当する研究員は交代で週毎に収容房を訪れ、訪問中に達成可能な単純な作業を割り当てます。SCP-4016から良好な反応が得られた作業はサイトの食堂で使用する野菜の下処理(例:ジャガイモ、トウモロコシの皮剥き、タマネギの薄切り)、収容房の清掃、色褪せた小さな装飾品の塗り直し等です。
Researchers assigned to SCP-4016 are to rotate visits to its chamber on a weekly basis, and provide SCP-4016 with a set of simple tasks to accomplish during the time between visits. Tasks that have resulted in a positive response from SCP-4016 include preparing vegetables for Site cafeteria use (e.g., peeling potatoes, removing husks from corn, slicing onions), keeping its chamber clean, and repainting small decorative items with faded colors.
すべての特筆すべき反応は記録され、SCP-4016の研究主任に報告されます。
Any interactions of note are to be recorded and submitted to the head researcher for the SCP-4016 project.
説明: SCP-4016は麻紐で構成された知的人型実体です。身長は約15cm、重量は約10gです。SCP-4016の主な異常性は自身を構成している麻紐を操り、掃除用具、尖筆、単純な武器などを含む様々な用途の道具を作り出すことです。
Description: SCP-4016 is a sapient humanoid construct made of twine. The entity stands at approximately 15 cm in height and weighs approximately 10 grams. SCP-4016's primary anomalous effect is its ability to manipulate the twine composing its body to create various tools for different uses, including cleaning implements, artistic styluses, and simple weapons.
SCP-4016は外観からは感覚器官を有しているようには見られないにも関わらず、視覚的、聴覚的な意思疎通に反応することができます。また、麻紐を利用した身振り、シンボルを通して意思疎通が可能です。
Despite not possessing any identifiable sensory organs, SCP-4016 is able to respond to both visual and auditory communication. It is able to interact with humans through a combination of pantomime and symbolic representation using its twine.
補遺-4016-1: 回収
2003年6月28日、アラバマ州パインタッキーの市当局は'腐ったような悪臭'が古い農家から発生しているという通報を受けました。調査のため、警察官に変装した財団職員が送られました。農家に入ってすぐ、職員は約50匹のイエハツカネズミ、0.25kgの麻を巻かれた苔玉、崩され建物の周囲に散乱した干し草の中からSCP-4016を発見しました。捜査主任のエージェント・エヴァーウッドがSCP-4016に財団のセーフハウスまで同行するように説得することに成功しました(回収ログの書き起こしを参照)。
Addendum-4016-1: Recovery
On June 28th, 2003, local town authorities in Pinetucky, Alabama were alerted to a 'rotting stench' emanating from an old farmhouse. Foundation personnel posing as police officers were sent to investigate. Upon entering the farmhouse, said personnel discovered approximately 50 deceased house mice, 0.25 kilograms of kokedama jute twine, and SCP-4016 within the unstacked hay scattered around the building. The lead investigator, Agent Everwood, was able to convince SCP-4016 to accompany him to a Foundation safehouse (see transcript of accompany).
回収ログ-4016
日付: 2003/06/28
<記録開始>
エージェント・エヴァーウッド: うぇ、 こりゃひどい臭いだな!
[約10秒後、麻紐のボールが投げられエージェント・エヴァーウッドの足に当たる]
エージェント・エヴァーウッド: 誰だ? 出てこい!
[SCP-4016が干し草の小さな山から手を上げて出てくる]
エージェント・エヴァーウッド: お前は誰だ?他にも誰かいるのか?
[SCP-4016は鞭状の付属器を現して部屋を見回し、納屋の中心を指し示す。その場所には15匹のネズミの死体と散らかった麻紐の山が床に存在する]
エージェント・エヴァーウッド: うわ…なんだこりゃ。なんでお前は、あそこにいたんだ?
[SCP-4016が付属器を収納する。SCP-4016はネズミを指し、両手を一緒に上下に動かし何かを切り裂くような動作をする]
エージェント・エヴァーウッド: ネズミがお前の仲間を殺したのか?
[SCP-4016は頷き、納屋の南端を指し示す。SCP-4016は干し草の山から飛び降り、指し示し続けながらエージェント・エヴァーウッドを見上げる。SCP-4016は南端に向かって走るが、納屋の中央で止まる。エージェント・エヴァーウッドのもとへゆっくりと戻り、麻紐の山を嗅いでいるハツカネズミを指し示す]
エージェント・エヴァーウッド: [ゆっくりとハツカネズミに近づく。ハツカネズミは彼に気づくと、駆けだし隅に隠れる] ほら、あいつらは俺を恐れてる。怖がる必要なんかないんだ。
[SCP-4016はじっとし続け数秒間反応を見せない]
エージェント・エヴァーウッド: で、お前が見せたいものってのはなんなんだい?
[SCP-4016は納屋の床にある、傷んだ小さなテント状の構造物を指し示し、ドッグタグのような小さな金属片を体の中から取り出し、エージェント・エヴァーウッドの近くに置く。エヴァーウッドがしゃがみ持ち上げる]
エージェント・エヴァーウッド: [タグを読む] "ジョーイ?"
[SCP-4016は頷き自身を指し示す。SCP-4016は小さなテント状の構造物に入り先程のものに似た金属片を取り出す。SCP-4016はタグを並べ、それぞれのタグと納屋の中央の麻紐の山を順に指し示していく。一つだけ置かずに持っていたタグを自分の体に結びつける]
エージェント・エヴァーウッド: お前たちはみんなその小さな家に住んでたのか?どうやってこんなところに来たんだ?
[SCP-4016は動きを止めエージェント・エヴァーウッドと細かく裂かれた麻紐の山を指し示す。SCP-4016は自身の鞭に結び目を作り始め納屋の倉庫を指し示す。そして、倉庫から顔を背けながら戦いの構えをとる]
エージェント・エヴァーウッド: えーと…お前の仲間たちは干し草倉庫から来たのか?誰かがお前たちを…干し草から作ったのか?番人として?[小声]なんでネズミを追い払うのに猫とか犬とかを使わないんだよ。
[SCP-4016は頷き、くしゃみをするような動きをする]エージェント・エヴァーウッド: うん?
[SCP-4016は頭部から長い"髪"を形成し、くしゃみのような動きを繰り返しエージェント・エヴァーウッドを見上げる]
エージェント・エヴァーウッド: 女の子?彼女がお前に頼んだのか?動物アレルギーだったのか?だからお前にやつらを追い払ってもらう必要があったのか?
[SCP-4016は頷き、手で顔を抑える。SCP-4016はむせび泣くような動きをしてから、エヴァーウッドを見上げる。SCP-4016はハート型を作り、それを半分に割り、自身を指し示す。壊れたハートを作りそれを組み合わせる]
エージェント・エヴァーウッド: 彼女はその干し草のことが悲しかったのか?(訳注: 意味がよくわからない)
[SCP-4016は首を振り先程の動作を繰り返す]
エージェント・エヴァーウッド: うーん……ちょっといいか──
[SCP-4016は首を振り、納屋にある小さなテント状の建物に入る]
エージェント・エヴァーウッド: 一体ここで何があったんだ?
[SCP-4016は建物の中から首を突き出してから出てくる。SCP-4016は納屋の中央を指し示し、何かを切るような動作をしてエージェント・エヴァーウッドを見上げる]
エージェント・エヴァーウッド: 戦いか?
[SCP-4016は頷きエージェント・エヴァーウッドについてくるように示し、再び納屋を横切る。SCP-4016は止まり、死んだハツカネズミと自分を指し示し、先端に輪を作った長い麻紐の綱を作る]
エージェント・エヴァーウッド: お前が殺したのか?
[SCP-4016は頷き先端を輪にした麻紐をハツカネズミの首にかける。SCP-4016はハツカネズミを引きずりエージェント・エヴァーウッドが取れるようにする]
エージェント・エヴァーウッド: え、いや俺は大丈夫だ。そんなことする必要はないんだ。
[SCP-4016はハツカネズミを置きエージェント・エヴァーウッドを見つめる。SCP-4016は土が掘り返され小さな十字架が描かれた場所を向き移動する。SCP-4016は止まり十字架とハツカネズミを順に指し示す。]
エージェント・エヴァーウッド: 墓か?
[SCP-4016は頷き墓を掘り返し始める。小さな麻紐の山を掘り出し、エージェント・エヴァーウッドに手渡す]
エージェント・エヴァーウッド: これをどうしろって言うんだ?
[SCP-4016は麻紐で結び目を作る真似をして、麻紐の山を指し示す]
エージェント・エヴァーウッド: え、俺にはできないよ……俺は彼らを元通りにすることなんてできない。
[SCP-4016がもう一度同じ動作を繰り返し、麻紐の山と自らを順に指し示す。]
エージェント・エヴァーウッド: 本当に俺にはできないんだ。ごめんな。でも助けてくれる人のところに連れて行くことならできる。 [エージェント・エヴァーウッドは麻紐を床に置きSCP-4016に手を伸ばす。]
[SCP-4016はエージェント・エヴァーウッドを見つめ麻紐を押しやる。SCP-4016は結び目を作る真似を繰り返す。エージェント・エヴァーウッドは首を横に振り、もう一方の手を伸ばしたまま麻紐を持ち上げ墓に入れる。SCP-4016麻紐を見つめてからエージェント・エヴァーウッドを見上げ、伸ばした腕を登る]
<記録終了>
Recovery Log-4016
Date: 06/28/2003
<Begin Log>
Agent Everwood: Jesus Christ, this stench!
[After approximately ten seconds, a ball of twine is thrown and hits Agent Everwood in the leg.]
Agent Everwood: Who did that? Identify yourself!
[SCP-4016 steps forward from the top of a small pile of hay, with its hands up.]
Agent Everwood: Who are you? Is there anyone else here?
[SCP-4016 looks around the room before manifesting a long whip-like appendage, and using it to point towards the center of the barn. There 15 deceased mice and a scattered piles of twine lying on the floor.]
Agent Everwood: Oh, that's… terrible. Why are you up there?
[SCP-4016 demanifests the appendage. It points at a nearby deceased mouse and moves its hands together before moving the ends up and down in a chopping motion.]
Agent Everwood: The mice killed your friends?
[SCP-4016 nods before gesturing over to the southern end of the barn. SCP-4016 jumps down from the hay pile and continues pointing before looking up at Agent Everwood. It then runs toward the southern end, but stops in the center of the barn. It slowly backs up to Agent Everwood, pointing to a small mouse sniffing at a twine pile.]
Agent Everwood: [Slowly walks over to the mouse. The mouse, upon noticing him, scurries and hides in a corner.] See, they're afraid of me. We have nothing to fear.
[SCP-4016 remains still and does not respond for several seconds.]
Agent Everwood: So whatcha want to show me?
[SCP-4016 points at small, damaged tentlike structure on the barn floor before pausing and removing a small metal piece, similar to a dog tag, from its body. It places the tag near Agent Everwood, who kneels down and picks it up.]
Agent Everwood: [Reading off the tag] "Joey?"
[SCP-4016 nods its head and points at itself. It proceeds to enter the small tentlike structure and remove other similar metal pieces. SCP-4016 sets down the tags, pointing to each in turn, and then to each pile of twine in the center of the barn. It withholds one dog tag and ties it to its body.]
Agent Everwood: You all lived in the little houses? How did you all get here?
[SCP-4016 pauses its actions and points to Agent Everwood, then to a shredded pile of twine. It proceeds to make a knot on its whip and gestures to a small storage area of the barn. It then takes a fighting stance, facing away from the storage area.]
Agent Everwood: Me… your friends… from the hay storage? Someone made you out of hay? As a guard? [under his breath] You'd wonder why not a cat or dog, to keep the mice out.
[SCP-4016 pauses before nodding and then makes a sneezing motion.]Agent Everwood: Huh?
[SCP-4016 manifests long "hair" from its head and repeats the sneezing movement and looks up at Agent Everwood.]
Agent Everwood: A girl? She asked you? She was allergic to animals? Is that why she needed you to keep them out?
[SCP-4016 nods and put its hands by its face. The entity mimics a sobbing motion before looking back up at him. SCP-4016 then creates a heart shape and mimics it breaking in half. SCP-4016 then points to itself. It creates the broken heart and simulates it being put back together.]
Agent Everwood: She was sad about the hay?
[SCP-4016 shakes its head and repeats the broken heart display again.]
Agent Everwood: Hmm.. could you show me the-
[SCP-4016 shakes its head no and moves into one of the small tentlike buildings on the barn floor.]
Agent Everwood: What exactly happened here?
[SCP-4016 pokes its head out of the building before moving outside. The entity points to the center of the barn floor and makes several slashing motions before looking up at Agent Everwood.]
Agent Everwood: A fight?
[SCP-4016 nods and motions for Agent Everwood to follow, walking across the barn floor again. It stops and points to a deceased mouse, then to itself, and manifests a long strand of twine with a looped end.]
Agent Everwood: You killed it?
[SCP-4016 nods and wraps the looped twine around the mouse's neck. It drags the mouse over and motions for Agent Everwood to take it.]
Agent Everwood: Oh, I'm fine. You don't need to do that.
[SCP-4016 sets down the mouse and stares at Agent Everwood. SCP-4016 turns and slowly walks over to an area where the dirt is up-turned and marked with a small cross. SCP-4016 stops and points to the cross and then to the mouse.]
Agent Everwood: A grave?
[SCP-4016 nods its head before beginning to dig up the grave. It unearths a small pile of twine and hands it to Agent Everwood.]
Agent Everwood: What should I do with this?
[SCP-4016 motions with its hands, mimicking tying the twine into knots, and points to the pile.]
Agent Everwood: Oh, I can't… I can't bring them back.
[SCP-4016 once repeats the motion, pointing to the pile of twine and then itself.]
Agent Everwood: I really can't. I'm sorry. But I can bring you to people who can help. [Agent Everwood sets down the twine and extends a hand to SCP-4016.]
[SCP-4016 stares at Agent Everwood before pushing the twine toward him. It repeats the knot-tying motion once again. Agent Everwood shakes his head, picks up the twine and sets it in the grave while keeping his other hand extended. SCP-4016 stares at the twine before looking up at Agent Everwood, and climbing onto his outstretched hand.]
<End Log>
SCP-4016の製作者及び未発見の実体を特定する調査は進行中です。建物の所有者の出現に備え、財団職員が納屋に駐在しています。 ドッグタグ及び麻紐の山は納屋から回収されサイト-32に移動されました。
Investigation into the identity of SCP-4016's creator, as well as any other existing instances, is underway. Foundation personnel remain stationed at the barn in case of any returning homeowners; the dog tags and twine piles recovered from the barn were moved to Site-32.
補遺-4016-2: 実験及び行動観察
Addendum-4016-2: Testing and Behavioral Observations
SCP-4016はサイト-32に移送された当初、頻繁に動揺したり、身振りで何らかの作業(清掃、番人、その他)を要求する様子が観察されました。研究員によりSCP-4016を構成する麻紐に劣化が見られたことから、SCP-4016に本来の職務であるハツカネズミを駆除する作業を与えることが提案されました。
Upon SCP-4016's initial transfer to Site-32, entity was observed to be frequently agitated, and would compulsively pantomime requests for some form of work to carry out (cleaning, guarding, etc.). After researchers observed the twine composing the entity beginning to deteriorate, it was proposed that SCP-4016 be given its former task of exterminating mice.
SCP-4016の収容房にイエハツカネズミが導入されました。SCP-4016はハツカネズミを発見し認識すると、麻紐の鞭を表しハツカネズミを拘束しました。しかし、SCP-4016は動きを止め、ハツカネズミから後ずさり、研究員の近くに戻りました。SCP-4016に続行の意思を尋ねると、頭を激しく横に振り鞭を部屋の床に置き、両方の手を研究員に伸ばしました。
SCP-4016 was presented with a domestic house mouse in its containment chamber. Upon noticing and identifying the mouse, SCP-4016 manifested a twine whip and restrained the rodent. However, SCP-4016 then paused in its actions and retreated from the mouse. SCP-4016 then returned to stand next to the researcher present. When asked if it wanted to continue, SCP-4016 repeatedly shook its head, placed the twine whip on the floor of the cell, and held both of its hands out towards the researcher.
ハツカネズミは収容房から取り除かれ、研究員はSCP-4016に新しい作業を見つけると保証しました。後に、SCP-4016が最初に発見された納屋に隣接する農家にあった様々な道具が持ち込まれたした。SCP-4016は食料品や小さな装飾用の記念品に強い興味を示し、様々な道具類を出現させて、当該物品を用いて作業する意欲を見せました。
The mouse was removed from the containment chamber, and researchers assured SCP-4016 that they would find new tasks for it to perform. Various items were later brought to SCP-4016's containment, taken from the farmhouse adjacent to the barn SCP-4016 was first discovered in. SCP-4016 seemed most interested in the foodstuffs and small decorative keepsakes, and manifested various tools to indicate its intent to assist with the objects.
2014初頭現在、SCP-4016のサイト移送時に被ったほとんどの損傷は修復されています。胸部の一部には若干のほつれが存在しますが緩やかなペースで回復しているようです。
As of early 2004, most of the deterioration damage SCP-4016 suffered upon initial site transfer has been repaired. A small portion of twine over its chest remains slightly frayed, but appears to be recovering at a steady, if slow, pace.
SCP-3994 - Normal Human People "ただの人間"
アイテム番号: SCP-3994
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-3994は現在サイト-92にて保持されています。SCP-3994の収容房に通じる扉には加圧し、SCP-3994が扉とその枠の隙間に進入できないようにしてください。SCP-3994はカテゴリーごとに収容房を分け、それぞれに最大で15体まで収容します。いずれかのカテゴリーの合計数が800体を超えた場合、最大500体までの終了が許可されます。SCP-3994の終了には、摂氏800度による焼却、pH1.1以下の酸による溶解、または415メガジュール相当のTNT火薬の爆破によるその質量の87%の完全な破壊が必要です。SCP-3994のカテゴリーの再割り当ては隔月で行います。
Item #: SCP-3994
Object Class: Keter
Special Containment Procedures: SCP-3994 is currently being held onsite at Site-92. The doors to SCP-3994's containment chambers must be pressurized as to prevent instances from maneuvering through gaps between the door and its frame. Instances are to be separated by category into their respective containment chambers in groups of no more than 15 per chamber. Should the number of instances in any given category exceed 800, termination of up to 500 instances may be permitted. Termination of an instance of SCP-3994 requires 87% of its mass to be completely destroyed, whether by incineration of 800 degrees Celsius, dissolution by an acid of 1.1 pH or less, or a detonation of 415 megajoules of trinitrotoluene. Recategorization of instances should occur bimonthly.
未収容のSCP-3994を追跡するために、財団のWebクローラにより今後予測されている流星群、及び医療施設のデータベースを一貫して監視する必要があります。機動部隊シータ-991("人間")は、SCP-3994の発見の報告がなされたあらゆる場所へ派遣され、SCP-3994を民間の医療機関への移送に偽装して確保します。
Foundation webcrawlers must consistently monitor upcoming meteor showers and databases of medical facilities in order to track uncontained instances of SCP-3994. Mobile Task Force Theta-991 ("Human Beings") is to be deployed wherever reports of SCP-3994 surface, and instances of SCP-3994 must be apprehended under the guise of relocation to a private medical facility.
SCP-3994には最大で一日につき三回まで、財団製または大きく修整されたメディアを提供します(補遺-03参照)。すべてのメディアはコンテンツの性質にかかわらず、人間の活動及び好ましいとみなされる行動に焦点を当てたものとします。外部のSCP-3994または情報源からの情報流入は、直ちに前述のメディアに置き換えなければなりません。
SCP-3994 is to be provided a maximum of three times daily with Foundation-generated or heavily altered media (see Addendum-03). All media is to be centered around human activity and regarded as acceptable behavior for humans, regardless of the nature of the content. Incoming information from outside instances or sources must be immediately substituted with aforementioned media.
不正な人員の退出を防ぐため、SCP-3994及びそれに関するファイルへ接触するすべての職員は、封じ込め室に出入りする前に血液検査を受けなければなりません。
All personnel who interact with any aspect of SCP-3994 or files regarding it must undergo a blood test prior to entering and exiting the containment chamber as to prevent allowing the incorrect personnel from exiting.
説明: SCP-3994は、現在SCP-3994-A-1からSCP-3994-C-██までで構成される地球外実体の集合体の総称です。 SCP-3994は、シェルの崩壊の程度によりカテゴリA、B、Cに分類され、Aはシェルの崩壊を見せず、Bは部分的にシェルの崩壊がおこっており、Cはシェルを持ちません。
Description: SCP-3994 is the collective designation for a cluster of extraterrestrial entities, currently consisting of SCP-3994-A-1 through SCP-3994-C-██. Instances of SCP-3994 have been grouped into categories A, B, or C based upon degree of shell decay, with A having no signs of shell decay, B having any amount of shell decay but with a retained shell, and C lacking any shell.
SCP-3994は、人間に似た外皮(以下、「シェル」と呼称)を生成し、その中に生息します。 シェルを有さない場合、最寄りの人間に擬態することを好みます。人間がいない場合、シェルの構造は人間と関係無く無秩序に形成されます。これらのシェルはSCP-3994の内部の姿を隠すための偽装として機能しているものと推測されていますが、多くの場合、人体の偽装には役立ちません。 具体的には、SCP-3994が人型シェルを形成する際、68%5は何らかの奇形を有します。いくつかの例では、四肢の捻転、象皮病様の重篤な奇形、過剰あるいは不足した骨格6、██████████を含みます。
SCP-3994 develops and inhabits outer skins (henceforth referred to as 'shells') that resemble human beings. SCP-3994 will favor mimicking the appearance of a preexisting individual in its immediate vicinity if it lacks a shell; if no human is present, shell formation will occur regardless. These shells are assumed to act as disguises to hide the inner form of SCP-3994, but often fail to perform as intended; 68%7 of attempts by SCP-3994 to form humanoid shells have resulted in various deformities, including but not limited to twisted appendages, severe malformation resembling elephantiasis, disproportionate skeletal structure8, and ██████████.
SCP-3994の内部組成は、未知の粘性物質です。シェルがない場合、SCP-3994のボディは一定の形状や構造をもたず、高さは560cm以上に達する場合もあります。この状態では、SCP-3994の移動は、肢9を使用して全体を引きずることによって行なわれます。
The interior composition of SCP-3994 is of an unknown viscous substance. Without a shell, the bodies of SCP-3994 lack any confined form or structure, and may have a height upwards of 560cm. In this state, SCP-3994 maneuvers by dragging itself across a surface using any number of its limbs10.
財団職員とSCP-3994の間の会話の96% 65% 38%では、SCP-3994が接触した人物の発言のパターン、方言、言語を積極的に模倣することが確認されています。しかし、SCP-3994は、文法や構文を繋ぎ合わせることに対し著しい困難を示しており、発言やコミュニケーションに対する障害に合致する症状、特に発話において早口症や失行症を示しています。財団の管理下にある個体は、職員の言語能力に迅速に適応しています。これに対抗するための対策が実施されています(補遺-03参照)。
96% 65% 38% of conversations held between Foundation personnel and instances of SCP-3994 have shown that SCP-3994 will actively copy the speech patterns, dialects, and languages of those whom they are exposed to; however, SCP-3994 demonstrates a great deal of difficulty in stringing together grammar and syntax, and has displayed symptoms in line with those of speech and communication disorders, notably cluttering and apraxia of speech. Instances under Foundation custody have shown to be adapting rapidly to match the language proficiency of personnel; countermeasures have been implemented to combat this (see Addendum-03).
発見: SCP-3994は最初、ボリビアの████、ドイツの████████、マダガスカルの█████の報道局により、大量の野生動物が粥状で一様な色の、粘性のある内臓の固形物の細片にされたと報道されたことから発見されました11。死亡したSCP-3994から採取されたサンプルは、地球上に存在する既知の類縁が存在せず、地球外のものであることが判明しました。
Discovery: Initial discovery of SCP-3994 occurred after news stations in ████, Bolivia, ██ ███████, Germany, and █████, Madagascar reported dozens of wild animals having been shred to pieces with pulpy, viscous innards of a solid, uniform color12. Samples taken from deceased instances proved to be extraterrestrial, with no known relatives existing on Earth.
最初の発見の数日前、3つの都市すべてで小規模な流星群が確認されていました。回収地点の付近で回収された隕石は、SCP-3994のDNAサンプルに対し陽性を示しており、SCP-3994はその起源地からの移動方法として隕石を利用していた可能性があります。
Several days prior to the initial discovery, all three cities had experienced a minor meteor shower. Meteorites retrieved near recovery locations have tested positive for DNA samples of SCP-3994, implying that SCP-3994 has been utilizing meteorites as a method of travel from their location of origin.
補遺-01: ████/1/6、██体のBカテゴリー実体のうち3体のSCP-3994が完全なシェルの崩壊状態に進行し、Cカテゴリーとして認定されました。突き出た手足、脊柱、および他の付属器を有するBカテゴリーのシェルの裂け目は完全にSCP-3994実体の内部組織へと置き換えられ、シェルを問題なく溶解させました。実験により、シェルの崩壊は自然な過程であると推測されています。兆候はシェルが最初に形成されてから1〜4ヶ月後に始まり、1年以内に完全に終息します。シェルの形成過程には最大3日かかります。このプロセスを阻害する方法は現在ありません。
Addendum-01: On 1/6/████, 3 of the ██ total B-category instances of SCP-3994 progressed into a complete state of shell decay, hereby recognized as C-category. Crevices in B-category shells with protruding limbs, spines, and other appendages gave way to the full interior body of these SCP-3994 instances, effectively dissolving the shell. Testing suggests that shell decay is a natural process, with signs beginning 1-4 months after a shell is initially formed, and dissolving entirely within 1 year. The process of shell formation takes a maximum of 3 days. There is no known way to inhibit this process.
インタビュー対象: SCP-3994-A-7
インタビュー者: コフマン博士
前記: SCP-3994-A-7はインタビューの3日前にアイルランドの██████から回収されました。 SCP-3994-A-7は当初、「肘を逆向きに折り畳んでいながら普通に生活を続けていた」ことが発見されるまで、酔っている市民として無視されていたと記録されていました。 治療が行われましたが、病院のスタッフがSCP-3994-A-7には人間の体液がないことを発見し、その後財団が接触しました。
<記録開始>
コフマン博士: おはよう、SCP-3994-A-7。
SCP-3994-A-7: おはよ!病気! 気が悪い!
コフマン博士: 気分でも悪いのかい?
SCP-3994-A-7: それは当然立ちている、立っている不快な一日だ!
コフマン博士: なぜ不快なんだい?
SCP-3994-A-7: 朝食も朝食の時間もない。食べ物は人が食べなければいけない、でしょ13?
コフマン博士:君は……腹が減っているなのかい?
SCP-3994-A-7: キュ、空腹でお腹が空いていろ。そして、あなたのための、朝食は何でしたか?
コフマン博士: 私は……たしかワッフルだったな。
SCP-3994-A-7: ワッフルだったな!ああ、私はワッフルだったなを愛させています彼らは、あなたはどうやって朝食に空腹ですか?
コフマン博士: 君はワッフルとはなにか知っているのかい、A-7?
SCP-3994-A-7: 私は……
SCP-3994-A-7 が短時間静止する。そして、遠くを見つめ、咳払いをする。SCP-3994-A-7の次の発言には、英語に翻訳されたいくつかのアルゼンチンスペイン語が含まれています。
SCP-3994-A-7: ワッフルだったなはたしか、パン生地でできていて…(判別不能)…シロップをかけて朝食に食べます。人間――我々、私達はそれを楽しみます!ここ……アルゼンチンでは一般的です。
コフマン博士: A-7、私達は今アルゼンチンから遠く離れた場所にいるんだよ。
余分な会話は削除されました。
<記録終了>
後記: SCP-3994-A-7に対するコフマン博士のインタビューにより、SCP-3994の実体間に存在するテレパシー通信の発見につながりました。テレパシーの限界と能力を理解するために、さらなる研究が行われています。
Interviewed: SCP-3994-A-7
Interviewer: Dr. Koffman
Foreword: SCP-3994-A-7 was recovered from ██████, Ireland three days prior to the interview. SCP-3994-A-7 was recorded to have been initially disregarded as an intoxicated townsperson until it was seen to have "snapped its elbows back in half and kept going about its business". Once it was administered medical treatment, hospital staff discovered that SCP-3994-A-7 lacked any human bodily fluids, and the Foundation was subsequently involved.
<Begin Log>
Dr. Koffman: Good morning, SCP-3994-A-7.
SCP-3994-A-7: Morning, sick! Sickening!
Dr. Koffman: Do you find something sickening?
SCP-3994-A-7: It's an understandably, stand, standing rotten day!
Dr. Koffman: What's making it rotten?
SCP-3994-A-7: No breakfast, and time for breakfast. Eating is a man must eat, you know14.
Dr. Koffman: Are you… are you hungry?
SCP-3994-A-7: Feh, hunger be hungry. And you, what was breakfast for yourself?
Dr. Koffman: I had… waffles, I believe.
SCP-3994-A-7: Waffles, I believe! Oh, I endear waffles, I believe. They are, how'd you say, hungry for breakfast!
Dr. Koffman: Do you know what a waffle is, A-7?
SCP-3994-A-7: I…
SCP-3994-A-7 pauses briefly. It gazes distantly, then clears its throat. The following lines from SCP-3994-A-7 contained several words of Argentinian Spanish, which have been translated into English.
SCP-3994-A-7: A waffle, I believe, is a bread pastry often eaten with… (unintelligible)… syrup for breakfast. Humans — us, we, enjoy them! Popular here, in… Argentina.
Dr. Koffman: A-7, we are nowhere near Argentina.
Extraneous dialogue has been removed.
<End Log>
Closing Statement: Dr. Koffman's interview with SCP-3994-A-7 has led to the discovery of telepathic communications existing between instances of SCP-3994. Further research is being conducted in order to understand the limits and capabilities of this.
Addendum-02: Following Interview Log-013, SCP-3994 is confirmed to develop language proficiency, cultural understanding, acceptable social behavior, and other essential components of human interaction not only by interacting with humans directly, but also by communicating information between one another in a hive mind complex. Dampening this development by teaching SCP-3994 false information about humanity is necessary to uncover instances of SCP-3994 embedded in human society. Amnestics do not function as intended due to the composition of SCP-3994.
補遺-2: インタビュー記録-013の後、SCP-3994が人間と直接交流するだけでなく、集合精神複合体の中でお互いに情報を交換することで、言語能力、文化的理解、適切な社会的行動、およびその他の人間との交流に重要な要素を、発達させていることが確認されました。人間社会に溶け込んだSCP-3994実体を発見するには、SCP-3994に人類に関する虚偽の情報を教えることによってこの発達を鈍らせることが必要です。 SCP-3994への記憶処理は、組成上の問題のため効果はありません。
Addendum-02: Following Interview Log-013, SCP-3994 is confirmed to develop language proficiency, cultural understanding, acceptable social behavior, and other essential components of human interaction not only by interacting with humans directly, but also by communicating information between one another in a hive mind complex. Dampening this development by teaching SCP-3994 false information about humanity is necessary to uncover instances of SCP-3994 embedded in human society. Amnestics do not function as intended due to the composition of SCP-3994.
インシデントログ-04: 8/12/████、SCP-3994-A-7、-A-24、-A-33、-B-3、-B-78、-C-16、および-C-27による収容違反が試みられました。 -C-16および-C-27は、収容房の扉の隙間と扉枠との間に体をねじ込みドアを強制的に外すことによって、収容違反を補助しました。両実体はその後、SCP-3994の収容房につながる廊下の向こう側から来る警備員の道を塞ぐことで陽動としての役割を果たしました。警備員は-C-16と-C-27の質量を十分に破壊することが出来ず、結果廊下を突破することが出来ませんでした。SCP-3994の残りの実体は、インシデントの以前から現場の職員と警備担当者に似せたシェルを形成していました。Bカテゴリーの実体は、突出した付属器を互いの制服から取った布切れに包むことによって隠していました。 Aカテゴリー実体のグループは負傷した研究員を医務室へ運ぶ職員を装っていた。収容違反は、重火器による攻撃によってSCP-3994のすべての実体が終了されるまでの、合計23分間続きました。
Incident Log-04: On 8/12/████, a security breach was attempted by SCP-3994-A-7, -A-24, -A-33, -B-3, -B-78, -C-16, and -C-27. -C-16 and -C-27 provided aid to the breach by pressing themselves between the crevices of the containment chamber door and the door frame to forcibly unhinge the door. They then functioned as a distraction by blocking off guards from accessing one side of the hallway leading to SCP-3994's containment chamber; guards were unable to destroy enough of -C-16 and -C-27's mass in order to surpass them into the hallway. Remaining instances of SCP-3994 had formed shells resembling onsite staff and security prior to the incident. Both B-category instances were able to conceal any protruding appendages by wrapping them in shreds of cloth taken from each other's uniforms. The group of A-category instances acted in the roles of personnel escorting wounded researchers to the medical bay. The security breach lasted a total of 23 minutes before all violating instances of SCP-3994 were terminated via heavy artillery fire.
補遺-03: 5/9 /████、未知のSCP-3994の人類社会への完全な紛れ込むことを防ぐために、広範な対策が実施されました。これには以下が含まれます:
- 情報伝達に用いられるメディア(映画、書籍)の形態が関わるすべての娯楽活動はスクランブルをかけた文章または発言を含んでいなければなりません
- いかなる状況においても、ノンフィクション媒体はSCP-3994には提供されません
- 職員の個人的な生活に関する情報は、いかなる状況下でも言及してはなりません
Addendum-03: On 5/9/████, extensive countermeasures were implemented to prevent absolute blending of undiscovered instances of SCP-3994 into human societies. This includes:
- All recreational activities relating to forms of media used to convey information (films, books) must have scrambled text or speech
- No non-fiction media may be introduced to SCP-3994 under any circumstances
- No information regarding the personal lives of personnel may be mentioned under any circumstances
インシデントログ-09: 9/16 /████、14体のAカテゴリー実体、37体のBカテゴリー実体、6体のCカテゴリー実体による収容違反が試みられました。 コフマン博士と4名の警備員がSCP-3994の収容房に近づいたことで、前述の実体がドアの周りに集まりました。SCP-3994のこの反応が異常であることは特筆すべき点です。 コフマン博士が扉を開けると、4名の警備員は問題の実体によって即座に踏みつぶされました。しかし、すべての実体は、コフマン博士の周囲を通り過ぎました。彼はその後、収容違反から11分後に捕らえられるまで、集団とは反対の方向に向かっていました。実体はすべての実体が20,000ガロン(約75,700L)のバッテリーグレードの硫酸によって終了される前に、サイト-92の中心に到達しました。
Incident Log-09: On 9/16/████, a breach was attempted by 14 A-category instances, 37 B-category instances, and 6 C-category instances. Dr. Koffman and 4 accompanying security guards approached SCP-3994's containment chamber, which caused the aforementioned instances to swarm around the door; it should be noted that this behavior is abnormal for SCP-3994. Dr. Koffman opened the door, and the 4 security guards were promptly trampled by the offending instances. However, all instances wove around Dr. Koffman, who headed in the opposite direction from the group until he was subsequently apprehended 11 minutes after the breach. The instances managed to reach the center of Site-92 before all were successfully terminated via a contained flood of 20,000 gallons of battery-grade sulfuric acid.
インタビュー対象: コフマン博士
インタビュー者: █████████博士
前記: 以下のインタビューはログ-09: 9/16/████の直後に実施されました。記録当時█████████博士はサイト-92のサイト管理者でした。
<記録開始>
█████████博士: コフマン博士、今日の君の行動は一体どういうことだね?君は警備に警報も出さずに重大な収容違反から歩き去っていったようだが。Dr. Koffman, what reason do you have for your actions today? You were seen walking away from a massive containment breach without alerting security.
コフマン博士: すみません、忘れていたに違いありません。
█████████博士: 忘れていた?コフマン博士、君はSCP-3994に群がられていたんだぞ。意図的に収容違反を意図的に無視したとして君を罰したくはないんだ。まったく、君を扉を開けたことなんてなおさら責めたくない。しかしすべては君のせいだ、コフマン。奴らは警備員を踏み潰しまっすぐ脱走を目指した、そして君は忘れてたいただと?
コフマン博士: 謝りますって。私はできたことをしたまでです。
█████████博士: コフマン、なんだって?
コフマン博士: あんたらに彼らをずっとここに留め続けることはできない。彼らはこの惑星の支配種の姿形をとり、我々の測定手段で見破るのはほぼ不可能だ。私達は彼らをすべて見つけてはいない。どうやって増えるのかも知らない。あんたらはどれだけいるのかも知らない。
█████████博士: コフマン、今はSCP-3994の話をしているのではない、我々は――
コフマン博士: あんたらはこのコンクリートの壁の中に兵を閉じ込めているが思い通りには行かないぞ█████████博士。彼らは学習し、発達し続ける。簡単なことだ。対抗策は効かなくなる。遅かれ早かれ、この神に見捨てられた星に充分なSCP-3994が現れ太陽の下であらゆる言語を彼らに教えるだろう。彼らはゲームを学ぶだろう。彼らは人間が実際には朝食にペーストを食べたり、靴を手にはめたり、あんたらが必死に信じさせようとしていることはしないと知るだろう。すぐに他の人間のように歩き会話をするようになるだろう。そしてそのまま、私達を圧倒するだろう(訳注:million to oneをどう訳せばいいのか分からない)。彼らはどんどんどんどん発達していく。あんたらは宇宙の最大の征服者にべらぼうな掛け金を賭けたんだ、█████████博士、負ける方にな。
<記録終了>
後記: このインタビューの数時間後、コフマン博士が過去2週間に渡り休暇をとっていたことが判明しました。
Interviewed: Dr. Koffman
Interviewer: Dr. █████████
Foreword: The following interview occurred immediately after Incident Log-09: 9/16/████. At the time of recording, Dr. █████████ was the site director for Site-92.
<Begin Log>
Dr. █████████: Dr. Koffman, what reason do you have for your actions today? You were seen walking away from a massive containment breach without alerting security.
Dr. Koffman: I apologize, I must've forgotten.
Dr. █████████: Forgotten? Dr. Koffman, you were being swarmed by SCP-3994. I don't want to punish you for initiation of and deliberate failure to contain a breach. Hell, I don't even want to blame you for what happened, you just opened the door. But they were all over you, Koffman, they trampled the guards and headed straight for escape, and you forgot?
Dr. Koffman: Again, I apologize. I only did what I could.
Dr. █████████: Excuse me, Koffman?
Dr. Koffman: You can't keep them here forever. They've taken the form of the dominant species on the planet, and they're damn near indestructible by our means of measurement. We haven't found them all. We don't know how many there are. You don't even know how they multiply.
Dr. █████████: We're not here to discuss SCP-3994, Koffman, we're here to —
Dr. Koffman: You keep an army trapped inside these concrete walls and it won't do a thing in your favor, Dr. █████████. They learn, and then they keep advancing. It's a simple concept. Buffers on their development will stop working. Sooner or later, there'll be enough instances on this God-forsaken planet to teach them every language under the sun. They'll learn the games. They'll know that humans don't actually eat paste for breakfast, or wear their shoes on their hands, like you so desperately want them to believe. Soon enough, they'll be walking and talking like any other person. And at the rate they're going, they'll outsmart us a million to one. They just keep going, and going, and going. You've wagered a hefty bet against the universe's greatest conquerer, Dr. █████████, and it's a bet you're going to lose.
<End Log>
Closing Statement: Several hours following the interview, it was discovered that Dr. Koffman had been on vacation for the past two weeks.
アイテム番号: SCP-3365
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-3365は研究時以外、サイト-15の真空収容セクター内の大型収容房に収容します。この大型収容房にはエアロック経由で入室できますが、SCP-3365の調査研究時以外は封鎖されています。SCP-3365のいずれかのハッチを開放する場合、収容チェンバー内の空気は完全に排気します。SCP-3365の船殻が損傷した場合、SCP-3365の収容チェンバーに隣接する通路のエアロックを閉鎖します。SCP-3365への接触を希望する研究員はエアロックを使用し、与圧服(Pressurized Environmet Suit, PES)を装備して、収容房へ進入します。SCP-3665内部及び収容チェンバーへのあらゆる着火源の持込は禁じられます。SCP-3365の両ハッチは研究員が収容チェンバー内にいる場合、閉鎖する必要があります。15SCP-3365-1が写り込んだあらゆる衛星写真は編集され、SCP-3365-1を除去します。
SCP-3365及びSCP-3365-1に関するインシデントが発生した場合、機動部隊タウ-95"ムーンウォーカー"16により対処します。
SCP-3365 is to be kept in a large chamber in Vacuum Containment Sector of Site-15 at all times, accessible through an airlock, which is to be sealed when SCP-3365 is not being researched. All air is to be removed from the containment chamber if any hatches on SCP-3365 are to be opened. Additional airlocks are to be sealed in the halls nearby SCP-3365’s chamber, in the event of a hull breach on SCP-3365. All researchers wishing to access SCP-3365 must enter the containment chamber through the airlock and wear a pressurized environment suit (PES). All sources of flames are prohibited from entering SCP-3365, or its containment chamber. Both hatches on SCP-3365 must be closed before any researcher leaves the chamber. All satellite imagery containing SCP-3365-1 are to be visually edited to remove SCP-3365-1.
MTF-Tau-95 "Moonwalkers" are to be used if an incident occurs with the containment of SCP-3365 or SCP-3365-1.
説明: SCP-3365はNASAの月着陸船です。SCP-3365はフロリダ州████████に存在する、放棄された倉庫から発見されました。外観及び大きさは長期間に渡り放置されたことによる若干の損傷以外は、アポロ計画で使用された月着陸船と完全に同一です。"NASA"、"National Aeronautics and Space Administration"、"United States"、"[削除済]"などの文字は人為的、あるいは摩耗により消えています。燃料タンクは常に空で、燃料を補給する試みは失敗に終わりました。着陸船の内装も、出入り用ハッチの反対側にもう一つの出入り用ハッチがあることを除いて、オリジナルの着陸船と同一です。このもう一つのハッチは月面に存在する、外観的に一切の損傷がないことを除いてSCP-3365と同一の外観をした月着陸船に繋がっています。
Description: SCP-3365 is a NASA Lunar Excursion Module, previously located inside an abandoned warehouse in ████████, Florida. The exterior has the exact size and specifications as the lunar modules used during the Apollo program, except having minor damage, due to its long period of abandonment. All instances of the words “NASA”, “National Aeronautics and Space Administration”, “United States”, and “[DATA EXPUNGED]” have been either removed manually, or have worn off. The fuel tanks are constantly empty, and no fuel will be accepted. The interior of the module is also equal in appearance to the original modules, except it has a second exit hatch on the alternate side of the entrance. Travelling through this second hatch leads to the lunar surface, exiting from a lunar module with equal appearance to SCP-3365, without any exterior damage.
この着陸船はSCP-3365-1と呼称されます。月面には地面に突き立てられたアメリカ国旗と、見かけ上無尽蔵の電力を持つかのように動作する月面車が存在します17。衛星写真よりSCP-3365-1は███████████の海(Mare ███████████, Sea of █████████)に位置すると推測されます。月面からは実験器具とともに、3体の人骨が発見されています。その内の2体はアポロ/スカイラブ A7L宇宙服を着用しており、残りの1体は前ポケットにNASAのロゴが刺繍された白衣を着用しています。また、ロゴの下部にはR█████ L███████という名前が縫い付けられています。
This module is to be known as SCP-3365-1. The lunar surface has an American flag planted in the ground and a Lunar Roving Vehicle with seemingly limitless electricity to power it. Satellite imagery suggests that SCP-3365-1 is located in Mare ███████████ or Sea of █████████. Three human skeletons, as well as testing instruments, have been found on the lunar surface.
Two of which were found wearing an Apollo/Skylab A7L spacesuit, while the other was wearing a lab coat with the NASA logo embroidered on the front pocket, as well as the name R█████ L███████ sewn onto a patch underneath the logo.
補遺-3365-1: 現在の収容プロトコルが制定される以前の██/██/██、W██████博士がSCP-3365-1、及び月面の調査研究のためSCP-3365に入りました。W██████博士が誤ってSCP-3365の両方のハッチを開放しましたことにより、サイト-15と真空の月面とが直接接続されました。この結果、サイト-15のD棟の減圧が発生し、D棟入口の緊急封鎖装置により止められるまで継続。与圧服を着用した機動部隊タウ-95がSCP-3365のハッチを閉鎖するため送られました。SCP-3365は速やかに現在の収容地点まで移送され、収容プロトコルが改定されました。
Addendum-3365-1: On ██/██/██, before current containment procedures were enacted, Dr. W██████ entered SCP-3365 for research of the SCP-3365-1 and the lunar surface. Seemingly on accident, Dr. W██████ opened both hatches within SCP-3365. This allowed unblocked passage of air from Site-15 and the lunar vacuum. This caused decompression Site-15's Wing D, until it was stopped by the use of the emergency lockdown, sealing Wing D's entrances. MTF-Tau-95 was sent in, wearing pressurized environment suits, to seal the hatches on SCP-3365. SCP-3365 was promptly relocated to its current location, and had its containment procedures changed.
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[[module Rate]]
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**アイテム番号:** SCP-XXX-JP
**オブジェクトクラス:** Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
**特別収容プロトコル:** [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
**説明:** [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
**補遺:** [SCPオブジェクトに関する補足情報]
**出典:** [[[http://scp-wiki.net/scp-XXXX|SCP-XXXX]]]
**著者:** [[*user xxx]]
**作成日(EN):** YYYY/MM/DD
**画像出典:**
**画像ライセンス:**
**和訳:** [[*user Liber12]]
**査読協力** [[*user xxx]]
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コード実験場
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