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アイテム番号: SCP-(不死鶏)-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 現在SCP-(不死鶏)-JPは生物サイト-8102の生物収容セルに自主的に収容されています。SCP-(不死鶏)-JPを肉体的にも精神的にも良好な状態を保つため、望んだ時に食事や娯楽を与えます。但し何らかの知識を与える場合には最低2名のレベル3管理職員の承認が必要です。

SCP-(不死鶏)-JPが死亡した場合、財団フィールドエージェントは可能な限り市場に出回る有精卵に異常な兆候が見られないか調査します。異常な兆候が見られたオブジェクトは即座に購入され収容されます。また異常な有精卵が発見出来なかった場合、(SNSを監視する財団職員)はインターネット上で「ひよこの絵を描くひよこ」の情報を収集し投稿者を特定し周囲にいるこのオブジェクトを保護し関係者に記憶処理を施し、カバーストーリー「デマニュース」を流布します。

説明: 要するに死ぬと別の卵に転生する鶏。死ぬ以前の記憶を保持していて日本語と少しの英語を理解している。発話能力はないが趾を器用に使って文字を書くことが出来る。
自らを常世長鳴鶏と名乗っているが真偽は不明。しかしインタビュー記録から少なくとも平安時代前後から存在していたと思われる。
もう一つの異常特性として、この鶏は一度与えられた知識を決して忘れないという特性がある。記憶処理も無駄。そのため将来的にこの鶏がKクラス世界終焉シナリオの引き金になる可能性を考慮してなるべく知識を与えないという配慮がなされている。

補遺: このオブジェクトは卵の状態で食されることを「最悪」と評しており、食用に殺害されることやペンキで色を付けられることを好みません。そのため財団の保護に対して非常に協力的であり、ひよこの絵を描くことで財団に自分の現在地をアピールする現在の方法がとられました。