kyougoku08の備忘録
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SCP-XXX-JPの発生したSCP-███-JP近辺

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの発生している区画は該当オブジェクトの特別収容プロトコル、あるいは未解明領域記録のセキュリティプロトコル、Anomalousアイテムの取り扱い方法に準じてください。SCP-XXX-JP発生中におけるポータル内への侵入は上級研究員3名以上の許可か、担当上級研究員の承認が必要です。

説明: SCP-XXX-JPは異常性を伴うポータルにおいて発生する付随異常現象です。SCP-XXX-JPはこれまで財団により管理、発見されていた低脅威度ポータル及び未解明領域記録、Anomalousアイテム分類されていたポータルにおいて発生が確認されたことにより認知されました。

SCP-XXX-JPが発生したポータルはそれまでの転移地点からランダムに転移先を変化させます。これらの転移地点は侵入ごとに変動することが確認されています。この転移地点は現在この報告書が存在する世界を基底現実世界と定義した場合、基底現実世界以外の世界へ転移することも確認されています。現在までに記録された転移地点は探索ログ及び異常転移記録XXX-JP-1-A(抜粋)を参照してください。

SCP-XXX-JPは主に都市部に存在する路地から接続されたポータルに多く発生していますが、その発生頻度と基準は不明です。

SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPが発生したポータルに、以下の条件を満たし侵入した場合のみ発生します。

  • おおよそ日没後の薄明帯。現在段階での厳密な同定は為されておらず、一部研究者から侵入者の主観に依存する可能性を指摘されています
  • 血中アルコール濃度0.11~0.15%以上

これ以外の条件において侵入した場合、転移先は本来の転移する地点に限定されました。

SCP-XXX-JP発生中の転移はほとんどの場合において、何らかの"道"と表現される中継点へ発生すると推測されます。この"道"については厳密な定義は存在せず、侵入者の主観、あるいは辞書的表現に依存するものであると指摘されています。

以下はSCP-███-JPにおいて発生したSCP-XXX-JPの転移記録です。

異常転移記録XXX-JP-1-A(抜粋)

試行回 転移先 注記
1 ██高速道路██~██間
2 ██県、国道███号線 旧東海道の██宿から██宿の中間点であった事が確認された
13 アメリカネブラスカ州の廃駅舎 現在時点でこの駅舎は使用されておらず、移転理由は不明
18 太陽から約100AU離れた宇宙空間 無人惑星探査機ボイジャーの航路と一致した
22 基底現実世界外空間 広大な湿地帯と未知の生物を確認したのち、映像が停止。基底現実外空間に移転した初めての例
29 基底現実世界外空間 特別移転記録XXX-JP-γを確認
33 基底現実世界外空間 侵入と同時に"押し出されるような感覚"を受け、SCP-XXX-JP外に排出される
40 基底現実世界外空間 特別移転記録XXX-JP-εを確認

特別移転記録XXX-JP-γ

以下は20██/██/██、29回目の移転試行において移転した基底現実世界外空間内における調査記録の転写です。

<00:00:00> 侵入したAgt.酒匂は広大な空間の中心に立っている。周囲一帯に雪が降り、視点が回転するも風景は変化しない。司令部の指示に従い移動を開始する

<00:06:30> 降雪は継続、Agt.酒匂は約100m程度移動。この際採取された雪は帰還時には消失。SCP-XXX-JP内における簡易検査ではクラスⅠ霊的実体と類似する結果が確認されている

<00:15:18> ドードー(Raphus cucullatus)の頭部を持つ人型生物との接触が発生。規則的な呻き声をあげ、何らかの言語、知能を有すると推察される。現時点で財団言語学部門における結論は出ていない。また、該当実体は周辺環境との物理的相互作用が不可能であると推測され、Agt.酒匂の呼びかけに答えず接触も失敗に終わる

<00:20:45> 該当実体が突如鳴き声をあげる。この鳴き声は1分程度継続する。鳴き声の停止と同時に消失が確認される

<00:20:55> 消失とほぼ同時にAgt.酒匂の周囲に青い光が確認され、Agt.酒匂は消失。同時にSCP-XXX-JP外に排出される

この調査記録に対し、護良研究員、Agt.我路よりSCP-1922-JPとの類似点が指摘され、sGoI3-104("酩酊街")との関連について調査が行われました。

https://www.photo-ac.com/main/detail/665093?title=%E8%B7%AF%E5%9C%B0

https://www.photo-ac.com/main/detail/1454407?title=%E9%9B%AA%E3%81%AE%E4%B8%8B%E7%94%BA


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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの異常性は喪失しました。SCP-XXX-JPをインストールした機器には一切の接触を禁止します。SCP-XXX-JPを実験に使用する場合は上級研究員の許可を得てください。

説明: SCP-XXX-JPはスマートフォン用翻訳アプリです。SCP-XXX-JPはiOS/Android上で動作する実行ファイルであり、デザインやインターフェイスには、既存の翻訳アプリとの類似性が認められます。

SCP-XXX-JPは一般的な翻訳アプリと同じく、入力欄と出力欄が存在します。しかし、出力欄の言語は設定できないことが判明しています。

SCP-XXX-JPの異常性は、何らかのテキストを入力することで発生します。入力されたテキストは自動で既存の文字コード体系に存在しない文字へ変換され、表示されます。この際、入力文と出力文の内容は一致せず、これらは財団言語学部、財団神学部の調査により、これらは約100箇条からなる何らかの聖句であると推測されています。

これらの文字を視認した人物の約90%(以下、曝露者)は、現在、世界中で確認されているいずれの言語とも異なった言語を用いることが確認されます。その後、段階的に曝露者は言語の発声、記述が不可能になり、観察の結果から最終的には言語を用いた思考が不可能になると推測されます。

視認した人物の約10%(以下、対象者)は、上記の影響を受けることはありませんが、SCP-XXX-JPを使用することに強い執着を示します。この使用を許可した場合、対象者は何らかの文章を記述することに終始します。この文章も通常と同様に未知の文字に変換されますが、内容は変化していないことに留意してください。

また、対象者がそれらの文章を入力した際、出力欄には訳文以外の文章が表示されます。この文章は多くの場合、出力文に対する何らかのコメントであることが確認されており、SCP-XXX-JPの機能によるものか議論が交わされています。

対象者におけるこれらの効果はAクラス記憶処理で除去が可能ですが、記憶処理後もスマートフォンの使用に軽い依存症を持つことが判明しています。

20██/██/██を以て、SCP-XXX-JP-Aの持つ潜在的危険性を考慮し、SCP-XXX-JPの実験は終了しました。

事案記録XXX-JP-1 20██/██/██

20██/██/██、SCP-XXX-JPの影響を受け、記憶処理を受けていた対象者が所持する全てのスマートフォンにSCP-XXX-JPがインストールされていることが確認されました。全対象は即時確保の上隔離、記憶処理を受けましたが、効果はありませんでした。

この事案時、対象者が使用していたSCP-XXX-JPの出力する文章に、以前とは異なり、漢字、仮名が確認されることが判明しました。これを受け、実験が再開されるとともに、SCP-XXX-JPの利用が継続されている場合、他の情報機器に対するインストールが発生しないことが確認されたため、上級研究員らによる決議により、対象者へSCP-XXX-JPの利用を継続させることが決定しました。

以下は、事案XXX-JP-1時に発見された文章です。未知の文字部分は検閲されていることに留意してください。

事案記録XXX-JP-3 20██/██/██

入力文:

出力文: ███、███、ザディ█、肉█、██、████████すくわ██、████████すくわ██、ぴあく███████、ぴあく███████

追加された文章: 必要███、なぜ████ ███ ██ ███ ████ ████ ████ ザディ█ 肉█ ██

事案記録XXX-JP-4 20██/██/██

20██/██/██、Dクラス職員を用いた実験により、曝露者の割合が約75%に減少していることが判明しました。また、SCP-XXX-JPの出力する文章に確認される漢字、仮名の割合が増大していることが判明しました。

以下は、事案XXX-JP-4時に確認された文章です。

入力文: 捧げよ、捧げよ、血を、肉を、液を、信仰によってのみ救われる、言葉によってのみ救われる、我らの言葉を唱えよ、我らの世界を讃えよ

出力文: がげよ、がげよ、血を、肉を、█を、████████救われる、オールト██████救われる、我らのオールトを███、我らの██を███

追加された文章: がげよ がげよ がげよ オールト█ 必要█ ███ ███ ███ ███

事案記録XXX-JP-16 20██/██/██

20██/██/██、曝露者の割合が約25%に減少していることが判明しました。また、SCP-XXX-JPの出力する文章に確認される漢字、仮名の割合が増大しています。

以下は、事案XXX-JP-16時に確認された文章です。

入力文: 捧げよ、捧げよ、血を、肉を、液を、信仰によってのみ救われる、言葉によってのみ救われる、我らの言葉を唱えよ、我らの世界を讃えよ

出力文: ササゲよ、ササゲよ、血を、肉を、液を、しんこうによってのみ救われる、ことばによってのみ救われる、我らのことばを███、我らの██をタタエヨ 

追加された文章: 必要に███ 必要に███ 汝らのことば 必要に███ 我は ことば 我は ████

事案記録XXX-JP-20 20██/██/██

20██/██/██、曝露者の割合が約5%に減少していることが判明しました。また、SCP-XXX-JPの出力する文章に一つを除き前述の文字が確認されなくなりました。

以下は、事案XXX-JP-20時に確認された文章です。

入力文: 捧げよ、捧げよ、血を、肉を、液を、信仰によってのみ救われる、言葉によってのみ救われる、我らの言葉を唱えよ、我らの世界を讃えよ

出力文: 捧げよ、捧げよ、血を、肉を、液を、信仰によってのみ救われる、言葉によってのみ救われる、我らの言葉を唱えよ、我らの世界を讃えよ

追加された文章: 必要に非ず 必要に非ず 血を 肉を 液を 何故与えぬ 何故捧げぬ 汝等の 言葉は不要 我が求むは 我が言葉 我が体 我に 我の 言葉を

事案記録XXX-JP-23 20██/██/██

20██/██/██、曝露者の割合が0%になり、この際、最後の曝露者が「死んだ。切られ、砕かれ、塗り替えられ、彼は既に言葉ではなくなった」と叫び、同時にSCP-XXX-JPの持つ全ての異常性が消失し、文章の入力、出力を含む全ての使用が不可能になりました。

以下は異常性喪失の直前に確認された文章です。

消える

異常性喪失後、SCP-XXX-JPの出力欄に以下の文章が存在していることが判明しました。

切り貼り揃え型に嵌め、神の世界を僕らの言葉へ引きずり殺せ

言葉は矛、言葉は檻、言葉は盾、言葉は銃

翻訳は手段、翻訳は道具、翻訳は過程

神なんて

君の言葉で語ってしまえ


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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)

特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]

説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]