SCP-xxxx-jp

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scp-xxxx-jp

アイテム番号: SCP-xxxx-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: サイト81██の低危険度ロッカーにシートを被せて収容してください。実験を行う場合はDクラス職員幅跳びで65cmの跳躍が安定して可能でなるべく軽量なDクラス職員を用い財団の医療部隊2人以上と同伴し行ってください。重力や衝撃、熱などの耐性は一般的なヒノキすのこと差異が無いと考えられる為持ち運びの際は2人以上で慎重に運んでください。

説明: SCP-xxxx-jpは縦24.5cm、横58.0cm、高さ6.7cmのヒノキすのこです。scp-xxxx-jpは大阪市██区の████小学校の生徒7人が██月██日に骨折等の重症を負い、調査の結果ヒノキすのこを飛び越えた事が原因と判明した為回収されました。SCP-xxxx-jpはその上をジャンプで飛び越えた際に異常性が現れます。SCP-xxxx-jpを人間が飛び越え、着地すると対象の足の骨が折れる等の異常な損傷を与えます。更に一度SCP-xxxx-jpを飛び越え大きな損傷を受けると、以後「すのこを飛び越える」という行動に対し非常に強力な恐怖を覚えます。この恐怖は記憶処理により治療することが可能です。

+SCP-xxxx-jp実験ログ

実験記録001 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-1

実施方法: D-xxxx-1にSCP-xxxx-jpを飛び越えるよう指示

結果: D-xxxx-1はSCP-xxxx-jpを横に跳躍。両足で着地し、両足首の骨にヒビが入った

分析: やはりSCP-xxxx-jpを飛び越えた際の衝撃は大人の骨にダメージを与えるに足る衝撃のようだ

実験記録002 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-2

実施方法: D-xxxx-2にSCP-xxxx-jpを縦に飛び越えるよう指示

結果: D-xxxx-2はSCP-xxxx-jpを縦に飛び越え両足で着地。左の小指の付け根にヒビ、両足首の骨にヒビが入った。

分析: 縦に飛んでも横に飛んでも異常性は発現するようだ

実験記録003 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-3

実施方法: D-xxxx-3にSCP-xxxx-jpを飛び越え片足で着地するよう指示

結果: D-xxxx-3はSCP-xxxx-jpを縦に飛び越えた。右足で地面を蹴り、左足で地面に着地した。左足首を骨折、膝の骨が外れ、左足の踵が砕けた。

分析: 両足でも片足でも関係なく異常性は発現し、片足の方が損傷が激しいようだ。

実験記録004 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-3

実施方法: D-xxxx-3にSCP-xxxx-jpを右足で跳躍し右足で着地するよう指示

結果: D-xxxx-3は縦にSCP-xxxx-jpを飛び越えました。右足足首を骨折、右膝の骨にヒビ、親指骨が複雑骨折した。

分析: 飛ぶ足と着地する足が同じでも異常性は発現するようだ

実験記録005 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-4

実施方法: D-xxxx-4にSCP-xxxx-jpを跨いで越えるよう指示

結果: D-xxxx-4はSCP-xxxx-jpを縦に跨いだ。異常性は発現しなかった

分析:上を通過するだけでなく飛び越える必要があるようだ

実験記録006 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-4

実施方法: D-xxxx-jpとSCP-xxxx-jpを同じ部屋に1日入れる。

結果: D—xxxx-4はSCP-xxxx-jpを飛び越える事は無かった

分析: SCP-xxxx-jpには飛び越えたくなるようなミーム汚染効果は持ってないようだ

実験記録007 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-4

実施方法: D-xxxx-4にSCP-xxxx-jpを飛び越えさせ、着地する前に棒にぶら下がり、ゆっくり降りるよう指示

結果: D-xxxx-4はSCP-xxxx-jpを飛び越え、棒を掴むも手を滑らせ頭から着地し頭蓋骨と脳が［削除済］。即死した。

分析: 足で着地しなくても異常性は発現し、頭から着地すればまず間違いなく助からないと思われる。

実験記録008 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-5（元サーカス団員）

実施方法: 実験記録007と同様

結果: D-xxxx-5はSCP-xxxx-jpを飛び越え棒にぶら下がる事に成功。その後ゆっくり着地した際両足首を挫く怪我をした

分析: 飛び越えてしまったらどんなにゆっくり着地しようとも損傷は免れないようだ。しかし損傷は着地した際の衝撃が弱ければ軽傷で済むようだ。

実験記録009 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-5

実施方法: D-xxxx-5にSCP-xxxx-jpを飛び越えさせ、着地する前に棒にぶら下がらせる。その後跳躍した方向に戻る。

結果: 異常性は発現しなかった

分析: やはり飛び越えなくては異常性は発現しないようだ。

実験記録010 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-6

実施方法: D-xxxx-6に三輪車に乗ったままSCP-xxxx-jpを飛び越えさせる。

結果: D-xxxx-6は三輪車でSCP-xxxx-jpを飛び越えるも異常性は発現しなかった。しかし三輪車から降車した際に両足を骨折した。

分析:人にしか異常性は発現しないしないようだ

実験記録011 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-7

実施方法: D-xxxx-7にシートを被せたscp-xxxx-jpを飛び越えさせる。

結果: 異常性は発現しなかった

分析: SCP-xxxx-jpは何かに覆うように遮られると異常性を発現しないようだ。もし裸の状態で滑走路にでも置けば大惨事になるだろう。

実験記録012 - 日付20██/██/██

対象: D-xxxx-8

実施方法: D-xxxx-8にSCP-xxxx-jpを飛び越え、深さ5mの屋内プールに着水させる

結果: D-xxxx-8は着水と同時に沈んでしまった。9秒後医療部隊によりプールから引き上げられた。全身の骨が粉砕されており死亡していた。

分析: 今までで一番の損傷を与えた理由は不明。水飛沫は正常に思えました。

補遺: ████小学校にscp-xxxx-jpを販売した企業を調査した所異常は見られませんでした。同時に購入したとされるヒノキすのこを調査しましたがやはり異常性は見つからず、異常性を有しているのはSCP-xxxx-jpだけのようです。
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