超加速空間
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アイテム番号: SCP-173-JP-J

オブジェクトクラス: Safe Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-173-JP-Jは既に無力化済みです。SCP-173-JP-Jは高さ1メートル×横幅1メートル×縦幅2メートルの空間が確保できる低危険物収容棚に保管して下さい。


説明: SCP-173-JP-Jは、高さ約170センチメートルの人型石像です。おおまかな見た目は一般的なマネキンに酷似していますが、関節部分は固定されており、可動しない仕組みに見えます。SCP-173-JP-Jは人の視線がある場合には一切動かず静止しており、常に何らかのポーズをとっていますが、外見上不可動であるにも関わらず人の視線が無い場合に瞬間的に可動し、ポーズを変更します。この際の動作は瞬間的に行われ、ポーズの変更の際に何らかの障害物が存在していた場合は高確率で破壊されます。また、その動作を重ねた場合に偶発的に位置が移動する場合があります。SCP-173-JP-Jは基本的に人間の形に準じていますが、ポーズによっては人体としては明らかに不自然な形状になる場合や、一時的にSCP-173-JP-Jの数が増える場合が存在します。
SCP-173-JP-Jが自我を持っているかは不明です。
 
SCP-173-JP-Jが行ったポーズ(別紙資料より一部抜粋)
ポーズ 備考
両脇を締め、両人差し指を前に突き出す 発見時、このポーズをとっていた。
両腕を胸の前で交差し、手首から上を反らす SCP-173-JP-Jの前方に、酷似したポーズのSCP-173-JP-Jがもう1体現れた。2体目のSCP-173-JP-Jは、1体目よりも小柄であった
何かに耳を傾けるように、左手を左耳に添える 左耳が約2倍の大きさに肥大化していた
両手を広げガニ股になり、腰を前に突き出す この後暫く、ポーズ変更の際に腰の位置が前後するのみであった
2体のSCP-173-JP-Jが直立姿勢の状態で仰向けに寝て重なっている この次のポーズは上のSCP-173-JP-Jが上半身を起こしこちらを見るポーズだった
1体目のSCP-173-JP-Jが2体目のSCP-173-JP-Jにアッパーを行う 2体目のSCP-173-JP-Jは空中で静止していた。また、この際実験用シャッターが破損した

SCP-173-JP-Jは203█年██月█日に、██県███市のショッピングモールの衣服店にて発見されました。この衣服店以前のSCP-173-JP-Jの所在と動向は一切不明です。

補遺1: SCP-173-JP-Jのポーズの法則性は、「2000年代にブレイクしたお笑い芸人のモノマネ」であると判明しました。この事実が判明するまでに5ヶ月を要し、何らかのミーム的異常が存在するものと思われます。SCP-173-JP-Jの収容お及び実験に関わった職員の年齢が全員30代以下であったことが██博士(42)により判明しました。これによりこのオブジェクトに何らかのミーム的効果は無いと見られています。

補遺2: SCP-173-JP-Jが無力化されました。██博士(42)が実験中に、「懐かしいが、見たことのあるポーズばかりだな。このオブジェクト独自のポーズは無いのか?」と研究員に問いかけました。この後暫くSCP-173-JP-Jは頭を抱えるポーズを取り続けましたが、翌日、床にうつ伏せに倒れたポーズで発見されました。以降█年間SCP-173-JP-Jは静止し続けたままであり、SCP-173-JP-Jは無力化されたと見なされオブジェクトクラスをNeutralizedに再分類されました。

立ち直れなかったんだろう。 - ██博士(4█)