kou-1
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは4×4×3mの特別収容室に設置された裸の球体関節人形の手に装着してください。対となる球体関節人形には豪華な被服、装飾を施して下さい。人形の品質状態確認の為、1月に1度収容室への入室が許可されています。人形の劣化が確認された場合、直ちに報告がなされるよう徹底されています。現在、SCP-XXX-JPを用いたあらゆる実験は永久に凍結とされています。

説明: SCP-XXX-JPの形状は全長30cmの護拳の付いた金属製ので、意匠から判断するに、明治初期に採用された旧日本帝国軍の軍刀、指揮刀の柄ではないかと推察されています。SCP-XXX-JPは██区███町の会員制クラブの見世物として披露されていた所を、別件で潜入していた調査員により発見されました。

SCP-XXX-JPは5指のある人型が装着することで、長さ110cmの緑色の光刃を発します。この光刃は所持者と後述する敵対者以外の物質に触れると、異常なエネルギーが発生し溶断されます。

人型がSCP-XXX-JPを装着した際、欲求する存在を所持している対象に対して紙や布、または電子通信を用い、果たし状を送付します。果たし状を送付された対象は、その文言をに認識することで、利き手にSCP-XXX-JP-1を出現させます。SCP-XXX-JP-1の外見はSCP-XXX-JPと変わりありませんが、発する光刃は赤色です。SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1の所持者はこれにより、敵対状態となります。

オブジェクトを所持した2人が移動可能状態であると、果たし状に指定された屋外に移動し、戦闘を開始します。格闘術や武器術の経験の有無に限らず、SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1の所持者は類稀な運動能力を発揮します。両者の戦闘は15分~72時間行われることも確認されています。

SCP-XXX-JPの所持者側が勝利した場合、果たし状に明記した要求物の所有権がSCP-XXX-JP所持者側に移動します。いくつかの実験結果から、移譲の際に生じる強制力に現実改変能力が含まれているのではないかと推察されています。

SCP-XXX-JPならびにSCP-XXX-JP-1の影響下にいる対象は、光刃による攻撃で損傷を受けることはありません。勝敗に関してはどちらかの光刃が相手の頸部、心臓に接触することで決します。その後オブジェクトは人型から離れ、異常を停止させます。


補遺: 実験の凍結にも関わらず、SCP-XXX-JPの実験申請が後を絶つことがありませんでした。SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1の戦闘に、何かしらの精神汚染影響があるのではないかと他サイトからの実験申請まで発生した為、事態受けてサイト管理官および理事会から、実験の永久凍結が宣言されました。

あのチャンバラが観たいが為に申請がなされていることは、各員の調査によって判明しています。一度確認しておきますが、SCP-XXX-JPを外部の人間に奪取され、果たし状の要求が財団の所有する全てのオブジェクトと想定した場合、どういった手段をとられるつもりだろうか? 外部組織の主義主張によっては、多数のオブジェクトが放流される可能性もあるでしょう。 この最悪の想定が起きない為のプロトコルであり、実験の永久凍結である訳です。今後、SCP-XXX-JPへの実験申請者は厳しく罰していきますので、そのつもりで。-サイト管理官-