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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: サイト81██に定着しているSCP-XXXX-JPに対し、それを視認可能な職員(以降、観照群かんしょうぐんと呼称)によって、対象の所在確認と定時報告が最優先で義務付けられています。またSCP-XXXX-JPの影響によるサイト81██の収容強度の試験実験の申請は全て受け付けられていません。

観照群に属する職員の転属は1名まで許可されています。また、最低でも1名がサイト81██に待機することが義務付けられています。人員転換の際は注意が必要です。サイト81██に所属する観照群は現在、調査課に所属する今淵郁と主任研究員である柳田邦雄、サイト81██管理官、そしてD█████の計4名が確認されています。

██県██村にある役場と██区██町にあるホテルの離れ家にSCP-XXXX-JPと同種の存在(以降██県の村役場に定着している対象をSCP-XXXX-JP-1、ホテルの離れ家に定着している対象をSCP-XXXX-JP-2と呼称)が確認されています。対象の性質上、住人に対し危害を加えることは効果的ではなく、エージェントによる周辺警戒を行い、要注意団体からの干渉の妨害に務めます。また調査および聴取を行う際は、住人との友好関係を維持する必要があります。SCP-XXXX-JP-2およびSCP-XXXX-JP-3から住人に危害を及ぼす存在と認定されると、調査続行が困難になります。

説明: SCP-XXXX-JPは建造物に定着するクラスⅡ非実体性霊的存在であることが判明しており、現在対象はサイト81██内に定着していることが確認されています。観照群の共通の報告としては、対象は半襦袢を着用した8歳から12歳とみられる双子(小柄な霊体をSCP-XXXX-JP-A。背丈の高い霊体をSCP-XXXX-JP-Bと指定)の少女で、髪型と着装姿から南北朝時代後期(1450年代前後)の物かと推察されています。観照群からの問いかけに応答はなく、意思疎通の手段は確立されていません。対象は建造物内にて身を潜めていたり、職員に対し悪戯等を行いますが、対象の悪戯に関連したサイト内の事故は1件も報告されていません。

SCP-XXXX-JPはサイト81██に所属する職員に対し、危険予知に繋がる兆しを示します。兆しの中には死亡事故の他、収容違反に繋がるインシデントも含まれており、サイト内で生じるあらゆる事故を未然に防ぐことが、対象の性質の1つではないかと推察されています。

またSCP-XXXX-JPは、危険予知の兆しを示したにも関わらずサイト81██にて事故が発生した場合、その脅威を無効化することが確認されています。無効化できる脅威の規模は解明されていませんが、この特異性に関する追加調査はサイト管理官により凍結されています。

SCP-XXXX-JPの調査中に行われた報告によると、対象は改良版カーデック計数機1による霊素検出に反応を示すことはなく、またメトカーフ非実体反射力場発生装置2による科学的封じ込めも効果がありませんでした。民俗学および霊的事象専門家の佐々木博士いわく、習合呪術による人工的な和魂3作成法に土着信仰、神道の技術の他、大陸由来の風水または陰陽道のエッセンスが加えられており、SCP-XXXX-JPが定着する建物には伊勢神宮や日光東照宮等で観測されているcc粒子が異常なほど噴出している。その為cc粒子4に覆われたSCP-XXXX-JPの検出は阻害され、力場の展開も妨害されている。と対象が持つ対霊兵器の無効化の特性を説明しています。

また、観照群に関して判明していることは僅かで、SCP-XXXX-JPならびにSCP-XXXX-JP-2、SCP-XXXX-JP-3で観照群化した対象は、23名中19名が女性であるということだけです。