木栓の砂箱
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Neutralized

特別収容プロトコル: 現在は、腐敗を防ぐ為に、サイト-8109のSCIP保管用冷凍コンテナの07-15-111の、標準的な大きさの段ボール箱の中で保管され、月に一度、特異性の喪失の原因を調べる為、検査が行われています。


説明: SCP-XXXX-JPは、死後約2時間ほどのアジア系のヒトの胎児の状態と酷似した形の全長約23.9㎝の生物の死体です。
SCP-XXXX-JPは収容から████日以上経過し、尚且つその特異性を有しているにも関わらず、全く腐敗が進んでいない様に見えます。見えていました。
SCP-XXXX-JPは発見当時から、左足の膝から下の存在が確認されていなかったので、SCP-XXXX-JPは、奇形児であった可能性があります。
SCP-XXXX-JPは、常に恒温生物の死体特有の腐敗臭(以後、SCP-XXXX-JP-1と呼称)を、その時の環境に関係なく発しており、収容から3日目に行われた収容室内の空気の臭度計によるCIAQの測定で380を記録しました。SCP-XXXX-JP-1を数秒でも生物が感じ取るとその特異性が発生します。
この時、SCP-XXXX-JP-1を感知した生物は、SCP-XXXX-JP-2に指定され、例外なく、全ての200g以上の質量を有する生物がSCP-XXXX-JP-1を感知すると、SCP-XXXX-JP-2に指定されます。
SCP-XXXX-JP-2は、SCP-XXXX-JPから離れたにもかかわらず、断続的な強い悪臭がする事を他の生物へ訴え始めます。
SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JP-2の訴えを書かれた文字、手話、ジェスチャーなどの視覚的、或いは、言語などの聴覚的な観点で、悪臭を訴えている事を認識する、または、SCP-XXXX-JP-2との約30秒以上の接触により、他の生物へと伝染します。この時、生物の質量が200g以上出なければ、SCP-XXXX-JP-1は対象への伝染は不可能な様です。この事からSCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JP-2を通じてなんらかのミーム的影響を及ぼす物と推測されています。
また、SCP-XXXX-JP-1は感染を拡大すると同時に、時間と共に徐々に、SCP-XXXX-JP-2の精神をSCP-XXXX-JP-2の種類、年齢、質量に関係なく汚染、破壊していく事が判明しています。(下記、表を参照。)
SCP-XXXX-JP-1に感染してからの経過時間 6時間後(軽度) 12時間後 18時間後 24時間後(重度)
精神汚染・汚染による症状 異常な血圧の上昇・ コリン性蕁麻疹3 神経衰弱による不安神経症 発狂・会話の不成立 理性の完全な喪失

現在まで、SCP-XXXX-JP-2の記憶処理等での治療の目処はたっておらず、麻酔銃などの遠距離からの大量の麻酔により昏睡状態にする、或いは射殺し、その後標準的焼却処分をする事がSCP-XXXX-JP-1の他の生物への伝染を防ぐ為の最善策として考えられています。
SCP-XXXX-JP-1は現代の空気浄化技術では、完全な浄化は難しく、また、SCP-████によるSCP-XXXX-JP-1の消臭に成功しても特異性が消失しなかった事により、現在、SCP-XXXX-JPの収容室は一切の換気が行われていません。その為、SCP-XXXX-JPの収容室内には高濃度のSCP-XXXX-JP-1が充満しており、要注意団体の襲撃や、非常に大規模な災害により収容室の一部、もしくは、その大半が破壊された場合、約15分以内に、エリア-8169内の約50〜70%以上の大気がSCP-XXXX-JP-1によって汚染される危険性があります。ありました。

補遺1: SCP-XXXX-JPは、日本国の██県██市に在る███森林で、当時、飼い犬と散歩をしていた女性により発見され、その後、██県警に通報され██県警に潜入していた、財団エージェント・杉山により発見、回収されました。
しかし、SCP-XXXX-JPは、収容されるまでに、第一発見者の女性とその家族、そしてその飼い犬、██県警の警官とその家族と警官の息子の友人とその家族、そしてエージェント・杉山と他数名の財団職員とそれらの家族を含む、███人の人間と██匹のネコ(学名:Felis catus)、イヌ(学名Canis lupus familiaris)などの小動物をSCP-XXXX-JP-1によりSCP-XXXX-JP-2に変化させていた事が判明しました。
比較的短期間の内に全てのSCP-XXXX-JP-2を発見、処理出来たため、財団は、死者を最終的に████人と█████匹(頭、羽も含む)にまで抑える事が出来ました。

補遺2: 20██/08/01にSCP-XXXX-JPの停止していたはずの腐敗が急速に進み始めた事が収容室の監視カメラの記録によって判明しました。O5協議会により直様収容室のロックが解除され、遠隔操作型の医療ロボットを用いたSCP-XXXX-JPの解剖が行われました。
解剖の結果、 死後約3日程しか経っていない事が解りました。また、その時の収容室内の、ICAQは25であり、これは、████日以上、3日目で収容室のICAQが380を記録する物体が密閉された空間であった事を踏まえると、驚異的であると言えました。
その後、3年にわたるDクラスの投入実験を経て、SCP-XXXX-JP、SCP-XXXX-JP-1の特異性が完全に消滅している事が確認されました。
この結果によって、O5協議会より、SCP-XXXX-JPは、オブジェクトクラスをKeterから、Neutralizedに指定されました。

元同僚や元仕事仲間たちを狂気に追い込み、数十万の生命を地獄に陥れた脅威が消え去った事を何故か分からないが、もう素直に喜ぶ事が出来ない。どうせならいっそ、すべて幻だったと言う事になってはくれないか… ー エージェント・平野

今の所付けられそうなタグ
scp-jp neutralized keter ミーム 人間型 伝染性 死体