Korometsuのサンドボックス
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: はサイト-8155内にあるホール03-Aの中央に保管されています。ホールは施錠し、ホールの入り口には常に1人の警備員を配置してください。サイト-8155の担当職員の許可がない限り、ホールの鍵を解錠することは認められていません。

説明: SCP-XXX-JPは0.39m×0.36m×0.45mの標準的な生徒用椅子で、██県にあった██████中学校の解体作業中に起きた解体作業員の不審死が財団のフィールドエージェントの耳に入り収容に至りました。

SCP-XXX-JPの異常性は人がそれに座る、または持つことによって発現します。SCP-XXX-JPの影響を受けた人(以下SCP-XXX-JP-01と呼称)はSCP-XXX-JPを持ったまま一番近い█████㎡の広さのある平らな土地に向かって歩き始め、到着後その中心にSCP-XXX-JPを置き自らそれに座ります。そうした場合、SCP-XXX-JPの正面にはステージが出現し、その上に教壇とスーツを着た中年男性(以下SCP-XXX-JP-02と呼称)が発生します。SCP-XXX-JP-02は大人数に話すかのようにスピーチを始め、その最中にSCP-XXX-JPから離席する事は不可能です。スピーチの内容は以下のものが確認されています。

██████中学校で行われていた学校行事について
社会情勢について
SCP-XXX-JP-02の過去と思われる話
進路について
[データ削除]について

なおこのスピーチはSCP-XXX-JP-01が死亡するまで続けられます。これまでに、SCP-XXX-JP-01が異常性に曝されてから死亡するまでの過程を妨害しようとするいかなる試みは失敗に終わっています。スピーチの終了次第、SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-02の手によって元の位置に戻されます。このスピーチはSCP-XXX-JP-02に対し体調不良を訴えることで終了することが判明しました。以下の実験記録XXX-06を参照して下さい。

実験記録XXX-06 - 日付20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP、D-56987

実施方法: 早くに具合が悪くなるよう、[データ削除]を注射したD-56987をホール03-Aに入室させる。D-56987には入室後中央にある椅子に座り、体調が優れないと感じたタイミングで目前にいる男性に体調不良を訴えるように伝えてある。ホールには全体を観察することが可能な中継可能なカメラを設置した。なお、この実験は成都研究員の要望によるもの。

<映像記録> D-59987がSCP-XXX-JPに着席後、SCP-XXX-JP-02が出現する

D-56987: よし先生、おっさんが出てきたぞ。にしてもこれはまるでいつかの朝礼みたいだな

成都研究員: こちらでも確認できている。その先の指示は忘れていないだろうな。

D-56987: 分かってるよ。にしてもこんなクソみたいな話、まさかこんな形でまた聞くことになるなんてな。

[5分後、ふらつくD‐56987が映し出される]

D-56987: …ったく、何を注射したのかわからねぇがめちゃクチャ気持ちわりぃ。[D-56879が手を挙げながらSCP-XXX-JP-02に対して体調不良を訴える。]

SCP-XXX-JP-02: [SCP-XXX-JP-02は心配そうにD-56987を見つめる]確かに顔色が真っ青だ。誰かこの子を運んであげて

[SCP-XXX-JP-02が発言を終了するとともにSCP-XXX-JP-02と、同時に出現した物品が消滅する。この段階で立ち上がることが可能となっているD-56987が映し出される。SCP-XXX-JPはそのまま。]

成都研究員: 予想は的中した。これにて実験を終了する。

<映像終了>

結果: D-56987(SCP-XXX-JP-01)が死亡するより前にスピーチを終わらせられる方法が判明した。

成都研究員のコメント: あいつの話はいつだって退屈でその上長くて、喜んで聞く奴なんていなかった。でも、腹痛とか貧血とかを起こした生徒はその空間から抜け出すことができたんだよな。