雑煮置き場
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8181の中脅威度生物収容施設にて、標準的な昆虫型オブジェクト用ケージを使って収容されます。不意の収容違反を防ぐため、常に高倍率ビデオカメラと2名以上の担当職員による監視体制を敷いてください。特に必要のない場合、SCP-XXX-JPに直接触れる、または極端に接近することは避けてください。

給餌は1日に2回、有事の際の安全確保のため、必ず配置してあるピンセットを用いて行ってください。SCP-XXX-JPが異常性を発揮し始めた時には即座に追加の餌を与え、活性化状態が収束するまで給餌を継続してください。

説明: SCP-XXX-JPは淡いグレーの体色を持つイエユウレイグモ(Pholcus phalangioides)の個体です。体長はおよそ12㎜で、この種類のクモにしてはかなり大型といえますが、毒は持っていません。長細く華奢な体格で、形の整っていない目の不規則な網を張り、虫の死骸や自分より小さい虫を捕らえて摂食するなど、通常のイエユウレイグモとほぼ同様の特徴と習性を有しています。網から採取したクモ糸のDNA検査の結果には、一般的な同種のクモとの差異は見受けられませんでした。SCP-XXX-JPの繁殖に関する試みは、個体数の増加に伴って収容違反の恐れが大きくなることと、交尾によって起こる影響が予測できないことから、現在のところ許可されていません。

SCP-XXX-JPは空腹ないし飢餓に陥った時、自身の周囲にある物体1を消失させ、代わりに消失した物体と同じ質量分の土2を出現させます。この「土への置換現象」はSCP-XXX-JPのおよそ半径5㎝、高さ2㎝以内をドーム状に覆う形で発生しますが、長崎県██市での最初の発見時には民家の一室にて約██cm2の床を置換させていたことが確認されており、最大射程は依然として不明です。射程距離内に複数の物体がある場合、よりSCP-XXX-JPに近い位置の物体から土に置換されていく傾向にあります。また、この現象はSCP-XXX-JP自身と、放出したクモ糸などSCP-XXX-JP由来の物質、SCP-XXX-JPが直接触れている物体及びSCP-XXX-JPが接地している場所、そしてSCP-XXX-JPが自分の餌になると判断したもの(非常に不規則的かつ曖昧な基準なので特定はできません)には作用しないようです。

SCP-XXX-JPの活性化は飢餓状態でしか起こらないため、充分な食事を得ている間には異常性が発現することはありません。ただし、基本的に臆病な平時とは異なり、活性化中は周囲の生物に対してとても攻撃的になることから、SCP-XXX-JPは自身の異常性について本能的に周知していると推測されています。

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感染初期 軽度の頭痛と刺激過敏症、わずかな呼吸の閉塞感。感染者の体質によっては吐き気や寒気を訴えることもある。SCP-XXX-JPウィルスはこの時点では呼吸器系に留まっていると考えられている。自然に回復した例も確認されているが、ほとんどの場合、およそ3ヶ月以内に感染中期段階へと移行する。SCP-XXX-JPウィルスに対する完全なワクチン並びに抗ウィルス薬は開発されていないが、この段階であれば前述した「█████ウィルス」用の抗ウィルス薬によって高い確率で治療できることが判明している。
感染中期 散発的な重い頭痛、軽度の刺激過敏症、暗所での瞳孔の収縮。ちょっとした物音やモノとぶつかることに対して敏感に、また暗闇に対する恐怖が増大し、精神的に不安定化する。感染者へのインタビューでは「ずっと誰かに見られているような気がする」、「よく物陰に何か隠れているのではないかと考えるようになった」などという妄想を抱いている例が多かった。この状態に陥ると、およそ1週間以内にほぼ100%の確率で感染末期段階へと移行する。この時点でSCP-XXX-JPウィルスはリンパ系を通って脳へと到達、緩やかながらもその増殖に伴って頭頂葉を攻撃し、視覚、体性感覚、聴覚に障害をもたらす。また、これ以降は█████ウイルス用の抗ウイルス薬は効果を示さなくなる。現在、SCP-500を用いた臨床試験が計画されている。
感染末期 非常に強い幻覚症状と、それから来る極度の不安感及び恐怖、狂気。また幻覚症状に隠れがちだが、感染中期よりも深刻な頭痛を覚えたと証言する感染者も確認されている。この段階では、感染者は個人もしくは同じ感染者同士と複数人で常軌を逸した行動6を取り、自身の行動の結果引き起こされた事態について「自分たちを襲った怪物が行ったことだ」、「恐ろしい化け物に行動を強制された」といった旨を主張し、幻覚症状によって見た架空の存在があたかもその場に実在していたかのように振舞う。SCP-500を用いた臨床試験が計画されている。現在までにこの段階まで進行した感染者が回復・根治したり、症状が弱まったりした例はなく、極端な緊張状態が続いたのが原因で自律神経を失調し、ほとんどの場合そのまま衰弱死する。長期に渡って生存できた場合においても、永続的な強い幻覚症状のために感染者の社会復帰は絶望的とされる。