アイテム番号: SCP-XXX-JP
リアリティー (realytea)
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
SCPを24時間体制で警備員や監視カメラが見張る、サイト『データ削除済み』の安全な部屋に保管してください。
SCPは施錠された頑丈な箱の中に保存されてなければならず、鍵は警備担当者にのみアクセスが可能な安全な場所に保存してください。
SCPaへの接触は緊急事態を除いて禁止されており、取り扱う際は念のため中に一滴も入れない状態でAIが動かすアームか、信頼のおける財団職員に限定してください。
発見:要注意団体の物とみられていた施設で大規模な暴動→鎮圧に来た機動部隊が唯一の生存者と見られる当該scpを持った研究員を発見→戦闘に発展→終了&SCPを回収
説明:
SCPaはありふれたマグカップの形をした容器型の物体です。
装飾、メーカー名、といった点に特筆することはなく、非活性状態のSCPを他のマグカップと見分けることは困難です。
非活性状態のSCPは通常のマグカップと同様に230ml程度の物を入れる事が可能です。
SCPの異常性が活性化する条件は内部に紅茶等の茶葉をもとに作る飲み物を容器に入れ、それをカップに触れた状態で思考能力が可能な生命体が飲んだ際に発現します。
SCPは対象が内容物を飲んでいる間、対象の考えていることを現実にします
この現実改変には条件があり、対象者が現実味のある話、確率論的に可能性が十分に認められる話と認識しないと実現しません。
このことから、このSCPの能力はあくまで限定的な現実改変を実現させる能力である事が分かり、実験によりその条件は成功率が概ね『データ削除済み』を超えれば良い様です。
また、対象がありえると思いさせすれば例え現実では理論的にあり得なかったとしても成立することから、当該SCPの有する現実改変能力はかなり広範囲に及ぶようです。
補遺:
後述する事件の影響で現在は当該SCPに対するあらゆる実験は凍結されています。
現在、財団はこのオブジェクトの完全な収容に成功していますが、万が一の事を考え研究員並びに警備員の割り当ては厳正に行ってください。
現在、このSCPはsafeクラスが割り与えられていますが、事案『データ削除済み』が再び発動した場合は直ちにketerクラスへ再分類され、高い優先度の元捜索が行われます。
以下は過去に行われた実験のまとめです
実験:
対象: AIが動かすアーム
→発生しなかった
=生き物であることが条件
対象: カップを把持出来ない動物(犬)
→発生しなかった
→マグカップに触れる、把持出来ることが条件
対象: カップを把持出来る動物
発生→経年劣化で脆くなっていた窓ガラスが突如割れ、脱走が可能になりかける
→鎮圧に出向き、対象に発砲した警備員一名の頭部が『データ削除済み』
→動物でも発生
→思考が短絡的な分、人間よりも突拍子の無い現実改変が可能?
職員に反感を抱きやすいDクラスはやめ、急遽エージェントの出動を要請
→奇跡的に唯一出動可能だったエージェント『データ削除済み』が被験者になる異例の事態に
オブジェクトの暫定的な危険性を踏まえ、博士クラスの職員を一名責任者とすることに
対象: エージェント『データ削除済み』
-水を入れた状態で被験者にSCPxxxの異常性を発生させる
→発生しなかった
茶であることが条件
対象:エージェント『データ削除済み』 担当者:xxx博士
被験者に被験者自身があり得ないと思うこと考えさせ、茶葉を入れた状態のSCPを飲ませる
→身体検査
→異常なし
茶の成分にも異常は見られなかった
→害なし
→ありえないと思うことは発生しない(
対象:
被験者に事前に何も伝えずに、くじ引きで紅茶を飲みながら数字を一つ指定させ、結果を観測
箱には数字がない紙しかなかったにもかかわらず、被験者は予想した数字を出した
事前にこの中には数字の書かれた紙は存在しないと伝えた上で、9番を指定させる
→中には九と書かれた紙しかなかったのに、白紙の紙を引いた
→確率はあくまで使用者の思っている確率に準拠するようで、たとえ無くても被験者がありえると認識すれば発動するようです
どうやら対象にありえると思わせれば、矛盾のあることでも実現できるようだ。しかしそれでは危険な思い込みも実現できてしまう可能性があるなー赤谷博士
対象:エージェント『データ削除済み』
銃口を突き付けた状態でマウスを二体立たせる
→これから左のほうを撃つ、右は撃たないと宣言
→右の方しか撃つなと命令したのにも関わらず、引き金が勝手に引かれ左側重症、右のほうは引き金がひかれたのにもかかわらず発砲せず無傷
同様の実験→両方とも銃弾を入れない
→存在しないはずの銃弾を発砲した
→あくまで使用者の辻褄に合えばいいようで、使用者の認識に関係する要素以外、つまり第三者の認識が納得するかどうかは現実改変の対象外
これではなんでもありではないか。使いようによっては危険なオブジェクトだな…ー赤谷博士
次に対象者が意図的に思ったことは現実になるのかという実験をすることに
→事件
被験者のエージェントという立場に油断した財団職員が、SCPを手に持たせた状態で目を離してしまった
仕組みを理解していたエージェントは収容サイトで暴動をおこし、結果xxx名の職員が被害を受けた
SCPの脱走、SCPの出現
→鎮圧
エージェントではなく
→カップの近くにいると、もっとxxx(名前)のもとに届けなきゃという気持ちが強くなった
ミーム感染、暴露した
茶葉を飲んでいくうちにだんだんと『持ち主へ返さなくては』という感情が強くなっていった
それがサイトの人間をサイトごと消すのにちょうどいいと思ったからと供述
scpの存在を知った者を消すつもりだった
全ては○○様のため→再び暴露
実験3 : Dクラス→職員に不満→財団が化け物にぶっ壊されればいいと思った
→結果: 電気にトラブルが発生→収容されていたSCP『データ削除済みが脱走
SCPを脱走させ、当該Dクラスが過去に別のサイトでかかわったと思われるSCPを複数体生成→周囲の職員を抹殺
→サイトで大脱走が発生→被害&鎮圧に相当な手間&SCPデータ削除済みのメンテナンスに参加していたDクラスが一名脱走
→鎮圧
願いをかなえてくれるものだと思った&内心成功するとは思わなかったと尋問で語る&職員が逃げてきたSCPに抹殺されることを思っただけで、SCPの製造は考えていなかった→使用者の思惑に反して動く可能性がある危険性が浮上:
事後調査でサイトxxxの設備には問題がなく、危険クラスのSCPは一体も収容されていなかったことが記録されている→使用者が心の底でありえると思いさえすれば、例えあり得ないこと(危険SCPの製造等)でも自由に可能に出来る可能性→専用保管室へ移動
財団が信頼するエージェントを用いた実験に変更
被験者 : エージェント『データ削除済み』 担当者:xxx博士
被験者 : エージェント『データ削除済み』 担当者:xxx博士
次の実験に取り掛かろうとしたときに
本部から連絡→エージェントの正体が判明
事件2: エージェントはスパイだった
実験の最中、支部本部からエージェント『データ削除済み』が要注意団体『データ削除済み』のメンバーであり、『データ削除済み』は財団所属のエージェントではないことが判明
太字 -> 太字
斜体 -> 斜体
下線 -> 下線
打ち消し線 -> 打ち消し線
サイト内リンク -> サイト内リンク
外部サイトへのリンク -> 外部サイトへのリンク
██████ or (U+2588, FULL BLOCK) -> 黒塗り(コピー&ペーストして使ってください)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー: [インタビュアーの名前。必要に応じて█で隠しても良い]
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
テキスト
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