苔生した研究室
評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは発生の予測及び収容が実質的に不可能なため、SCP-XXX-JPの捜索及び隠蔽が最優先で行われます。

SCP-XXX-JP担当職員は██県内日本国内においてSCP-XXX-JPの発生条件を満たすと思われる場所を可能な限り捜索、特定して下さい。SCP-XXX-JP担当職員及び隠蔽部隊り-2("災害ボランティア")にはセキュリティクリアランス5/XXX-JPが与えられています。

SCP-XXX-JPの発生が確認された、又は場所が特定された場合は該当地域に隠蔽部隊り-2(災害ボランティア)を派遣し、適切なカバーストーリーの流布及びSCP-XXX-JP消失までの封鎖を行ってください。SCP-XXX-JPに侵入したと思われる人物がいた場合、直ちに拘束、尋問を行いSCP-XXX-JP-1でない事を確認した後、Bクラス記憶処理を施し解放して下さい。SCP-XXX-JP-1である事が確認された場合は直ちに拘束し、サイト-81██の標準人型収容室に収容して下さい。

追記: 20██/██/16のインシデント/SCP-XXX-JPを受け、プロトコルが一部変更されています。

説明: SCP-XXX-JPはある一定の共通点を持つ空間において不定期に発生する現象です。SCP-XXX-JPの発生条件は以下の通りです。

██県内である。
外開きの扉が存在する。
扉が閉じられた状態での内部の観測が不可能。
密室状態である。
内部に生物が存在しない。

以上の条件を満たす空間の内部に元あった空間と入れ替わる形で発生します。SCP-XXX-JPが発生するとSCP-XXX-JP内部への侵入は外開きの扉一箇所を除いて不可能となります。また、内部に人間が侵入すると侵入した人間(以降、対象と表記)以外の全ての生物の侵入が不可能となり、対象以外はSCP-XXX-JPの消失までSCP-XXX-JPへのあらゆる干渉が不可能となります。

内部には災害発生直後の██県と酷似した空間が広がっており、瓦礫や土砂に埋まった状態の人型実体が存在します(以降、人型実体をSCP-XXX-JP-1と表記)。

SCP-XXX-JPは出現から1~72時間ほどで消失し、SCP-XXX-JPとなっていた空間は元の空間へと戻ります。その際内部にいた人間(以降対象と表記)はSCP-XXX-JPと共に消失し現在まで行方は分かっていません。 ██県で発生した地震の行方不明者リストに加えられ、SCP-XXX-JP-1が海水や泥等で汚れた対象の服と装備品を所持した状態で扉の前に出現します。

また、現在までに出現が確認されたSCP-XXX-JP-1の全てが出現より72時間以内に何らかの要因により死亡しています。

現在までに発見されているSCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JPに関する情報はエージェント・█のものを除いて全て一般人のものであり、その中でも特に重要な情報が含まれるものを掲載しています。全インタビュー記録の閲覧は文書XXX-JPを閲覧して下さい。

SCP-XXX-JPは当初「特定の人物のみが侵入・確認する事が出来る異空間」として超常現象に記録されていましたが、20██/██/01にSCP-XXX-JP-1の出現が確認された事によりオブジェクトとして指定されました。

インシデント/XXX-JP

20██/██/16、サイト-81██でSCP-XXX-JPが発生し、72時間後に当時SCP-XXX-JP担当職員だった水出博士が消失しました。
発生地点となったサイト-81██の資料室は網膜識別によってロックが制御されており、SCP-XXX-JP発生と同時に内部の網膜識別用のデバイス及び非常時用の手動開閉機構がSCP-XXX-JPと置き換わる形で消失し、脱出が不可能となっていました。
SCP-XXX-JP消失後、エージェント・██3と見られるSCP-XXX-JP-1が未知の生物の体液で汚れた水出博士の衣服を着用した状態で出現しました。

出現したSCP-XXX-JP-1はSCP-███のものと思われる致死性の認識災害に曝露しており、出現後まもなく死亡しました。

これ以降、日本各地でSCP-XXX-JPの出現が確認されています。

追記: 20██/██/██、オブジェクトクラスのKeterへの格上げ及び特別収容プロトコルの一部変更と隠蔽部隊り-2("災害ボランティア")が結成されました。