KE65

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[[tab SCP-415-JP-J-R]]

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アイテム番号: SCP-415-JP-J-R

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:
該当SCPは自らの意思で行動が困難である事及び■■■■■鉄道の要請、また保護の観点から、発見場所である■■■■■鉄道■■支社■■運転所管轄の■■mほどの鉄道車輌用車庫で基本的に保管それ以外は■■■線及び■■線の通常の旅客鉄道車輌として運行させる。該当SCPの入線する運行管理システムの監視職員及び該当SCPの運転・保守職員を■■■■■鉄道の従業員としてエージェント■■名が専属で監視している。

説明:
全長は20mほど高さは3mの鉄道車輌が3つ連なった■■■■■鉄道■■支社に現存する交流電気集電の鉄道車輌で主に■■線を中心に運転士操作のもと行動する
主な材質は普通鋼及びポリウレタン樹脂・FRP等、通常の鉄道車輌と何ら変わらない材質である事が後々の定期検査であきらかとなった。
SCPとして発見されたきっかけは該当SCPが■■■■■鉄道会社内の規定された経年廃車時に同社内でこの車輌に関連する全て書類を抹消し(いわゆる廃車処理)、SCPを解体する為の準備作業に関わった同社の下請け作業員が、部品の撤去を開始しようとしたところ泣きながら「廃車にしないで廃車に解体しないでしたら恐ろしいことを起こす」など発言。これを聞いた解体作業員が恐怖のあまり即日退職したことから、■■■■■鉄道の本社の車輌担当に潜入中だったエージェント■■■が発見。SCPが人語を介すことから、エージェント■■がインタビューを行い本人(本車?)の意見を聴取、本人の希望により現状廃車処理をせず、運行を続けさせれば問題を起こさないということから現在もSCPであることを隠匿して運行扱いをさせている。(その為エージェントを数名同社の■■支社に派遣してSCPの行動を逐次監視している)

補遺:
以下該当SCPの基本的な来歴

1991年に■■線が特急電車の直通運転による速度向上と普通列車の電車化・フリークエンシー向上のため電化することとなったが■■線は直流電化、たいして直通先の■■■線は交流電化となっており普通列車用交直流電車が必要となった。

これに対し■■■■■鉄道ではコスト削減の観点から特急電車■■■運転所所属の■■■系が直流区間のみの運用であったことから交流機器を抜き取る一方で、抜き取られた交流機器を車体がほぼ同一の■■■系に搭載して充当を計画。その結果、該当SCPの系列への編入改造を施工した
1990年から1991年にかけて■■(大阪)・■■(兵庫)・■■(石川)の各工場で以下の改造工事が行われた。
車体外板は塗装の全面剥離と鋼板張替のほか、ポリウレタン樹脂塗屋根化および雨樋のFRP化を施工。
2000年から半自動扉をボタン操作式へ順次改造。2004年以降は通年で半自動扱いを実施。

事案SCPJ- -P:
20■■年■月■■日
保守担当エージェント■■の確認ミスにより該当SCPの収用違反防止を兼ねた車輪止めを装着忘れ及び強風により該当SCPも不本意な収用違反が発生しました。
この直後該当SCPが不本意な収用違反からの恐怖心から号泣したことから周辺住民に近隣警察署等に電話が殺到。周辺住民及び対応にあたった警察官らに「乳児による夜泣き」として流布。収用違反の原因となった担当エージェントは鉄道会社側から減給処分。鉄道会社側がまた財団へ設備修理弁償と再発防止の厳重注意が行われた。

事故防止ビデオ制作費まで請求されたのです…
■■■博士