Kinoemonです。初心者death
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは100ml三重密封耐熱・耐圧容器にて保管されます。容器はセーフティーレベル4の生物研究設備内で保管されるものとします。容器の耐熱・耐圧性能は72時間に一度確認され、外殻が交換されます。内部の気圧が規定を上回っていた場合、バイオハザード警報が発令され、レベルA科学防護服を着用した専門職員によって直ちにサイト内全域の消毒、除染が行われます。サイト内職員は全員個別の隔離室へ隔離され、SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の感染の有無を確認されます。SCP-XXXX-JP-1の除去方法は未だ解明されていないため、SCP-XXXX-JP-1感染者は積極的安楽死選択の是非を問われます。感染者の遺体は3500K、120bar以上の高温・高圧によって処分されます。SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の更なる研究は現在のところ凍結されています。SCP-XXXX-JP-1感染時と同様の大規模症例が報告された場合には速やかにカバーストーリー「テロリスト製新型ウイルス性兵器の発見」を用いて機動部隊し-4(放火後掃除当番)による感染者の回収及び周囲の徹底的な洗浄、除染を行います。

説明: SCP-XXXX-JPはT4ファージに構造、遺伝子的に類似したウイルスです。最大の特徴は一般的なT4ファージの有するタンパク質の外殻上にケイ素による第二外殻を保有している点です。これにより、SCP-XXXX-JPは類似するウイルス群と比べて高い耐熱・耐圧性を備えています。SCP-XXXX-JPは20█5年に半導体製造を行う財団フロント企業████社の加工途中のシリコンウェーハの加工精度が予想よりも大きく低下していたことによって発見されました。この事からSCP-XXXX-JPは自然界に存在するケイ素原子を用いて第二外殻を構成していると判断されました。
観察の結果、SCP-XXXX-JPはその脚部を用いてケイ素の結晶構造を変化させ第二外殻に用いていることが分かりました。第二外殻構成後の脚部の硬度はさらに上昇し、コランダムに穴を開けることが可能であることが確認されました。
20█7年からSCP-XXXX-JPの第二外殻中のケイ素原子の結合の差異による頭部、尾部、脚部の電気的抵抗値の差異を用いた新型トランジスタ、ダイオード内蔵CPUの研究の申請が許可され、20█9年には財団保有のスーパーコンピュータの性能を重量比で7.0倍に向上することに成功しました。この成果を受けて財団日本支部は新たに製造・導入する中規模以上の準中枢コンピュータの全てにこの方式で製造されたCPUを搭載する事を決定しました。 事件α-1後の20█0/██/██に決定は撤回され、準備されていた製造設備は除染の後解体されました。また、現時点でSCP-XXXX-JPは人体に対して無害か、とても小さな影響しか及ぼさないと考えられています。1 事件α-1後にSCP-XXXX-JPのSCP-XXXX-JP-1への体内での変異が確認されたためSCP-XXXX-JPの感染は致命的な物であるとされています。

SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPの変異体です。SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JPと異なるのは、第二外殻がケイ素原子の代わりに炭素原子を用いて構成されている点です。SCP-XXXX-JP-1がいつ変異したかは不明ですが、観察の結果現在のところSCP-XXXX-JPの周囲に炭素性化合物、炭素性結晶がある場合、増殖プロセスを経る際にそれぞれ53%、91%がSCP-XXXX-JP-1に変化することが確認されました。SCP-XXXX-JP-1の第二外殻中の炭素原子はダイヤモンドに類似した三次元重ね合わせ網目構造を有しており、ダイヤモンド以上の硬度と耐久性を備えています。
SCP-XXXX-JP-1は炭素性生物に接触すると、速やかに体組織内の炭素を用いて第二外殻を構成しながら増殖を始めます。全身で体組織の壊死に似た症状が発症し、最終的には水を主成分とする液体に変化します。
感染経路は現在のところ空気感染、飛沫感染、接触感染、経口感染が確認されており、感染力は非常に高いものと考えられています。
SCP-XXXX-JP-1に感染した場合の潜伏期間はおよそ一週間とされており、発症後の致死率は人体、動物共に100%となっています。

初期症状: 激しい頭痛、腹痛及び吐き気、中規模の吐血、血便

中期症状: 記憶障害、高熱、酵素分解に伴う栄養吸収阻害による組織の壊死

最終段階: 意識の混濁、呼吸困難、全身からの多量の出血、多臓器不全

初期症状から最終段階までは6~10日ほどを要します。
また、その硬度と耐熱・耐圧性からDNAの抽出は困難であり、現時点で抗ウイルス薬の生成、感染時の治療等は不可能とされています。
SCP-XXXX-JP-1は20█0/██/█3に事件α-1によって初めて確認されました。この事件で職員237名が死亡、アノマリー6体が喪失または修繕不可能とされ廃棄されました。
詳しい事件記録は事件記録α-1を参照してください。
事件後の20█0/██/██にオブジェクトクラスのEuclidへの引き上げが決定されました。