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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト-81██のコマ博士の研究室にて生活しており現在まで収容違反、又はその傾向は観察されていません、しかしコマ博士の研究室を常時2名の警備員によって監視させて下さい。又、SCP-XXX-JPがコマ博士の研究室から出る際には必ず警備員に報告し、警備員は監視について下さい。

説明: SCP-XXX-JPは超高速で移動や飛行ができる白い楕円形の形をした物体です。SCP-XXX-JPには「・」のような目、「ω」のような口のある顔があります。弾力や触感は餅のそれと良く似ています。現在のところ、どのようにして加減速をしているのか、最高速はどのくらいか、衝撃波が発生していない理由などは不明です。又、外見を男性の姿にすることもできます。この際、SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JPの変化前の顔を模した眼帯を左目に着けています。SCP-XXX-JPは高い知能を持ち、その知能は財団のトップクラスに匹敵していることが判明しました。又、日本語、英語、イタリア語によるコミュニケーションをとることができることも判明しています。SCP-XXX-JPはコマ博士が道に落ちていたのを保護したことで発見されました、そのためかSCP-XXX-JPは人間に対して非常に友好的であり、コマ博士に懐いている事から現在の収容プロトコルが確立しています。

実験記録-1 日付-20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

実施方法: 設置したセンサーの前をSCP
-XXX-JPに全速力で通過させる。

結果: 測定不能

分析: 最新のセンサーを使った事から、
恐らく現代の技術では不可能なのだろう。か
なりのスピードだったが、衝撃波などが無か
ったため、恐らくテレポートの類いだろう-ハ
イク博士

インタビュー記録

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー: コマ博士

<記録開始>

コマ博士: やぁ、マッ…SCP-XXX-JP、
気分はどうだい?

SCP-XXX-JP: 気分はいいよ〜、博士

コマ博士: そうか、…早速質問なんだが
君は何処で生まれたか覚えているかい?

SCP-XXX-JP: ごめん、博士、覚えて無
いんだ……地球生まれかどうかもね。

コマ博士: 良いんだ、君の能力について
教えてくれるかい?

SCP-XXX-JP: 博士達が知ってる通りだ
よ、自分でも、最高速がどのくらいか、衝撃
波が無い理由、人型になったり戻ったりでき
るメカニズムとかはわかんないんだ。

[SCP-XXX-JPは落胆しているように見える]

コマ博士: そんな事もあるさ、仕方ない
よ、…好きな食べ物は?

[SCP-XXX-JPの表情が明るくなったように見
える]

SCP-XXX-JP: きな粉餅だよ、博士。

<記録終了>

終了報告書: SCP-XXX-JPは加減速や最
高速と言っている事からテレポートと認識し
ていない事が判明した、テレポートで無い可
能性も視野に入れて、詳しく調査する必要が
ある-ハイク博士

実験記録-2 日付-20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

実施方法: A点とB点の最短距離██m
の直線ABを引き、直線AB上に暑さ10cmの鉄
筋コンクリートの壁(壁ab)を設置、SCP-XXX
-JPをA点からB点まで直線AB上を全速力で通
過させる

結果: A点からSCP-XXX-JPが消えたの
とほぼ同時に壁abが崩壊、同じくほぼ同時に
SCP-XXX-JPが点Bに到着

分析: 壁abが崩壊した事から、SCP-XX
X-JPは直線AB上を通過したという事になる。
又、実験後SCP-XXX-JPが顔を押さえて痛が
っていた事から壁abはSCP-XXX-JPの顔面か
らの衝突によって破壊された事も分かった。
…テレポートなどではなく、ただ単に超高速
で移動しているということか…-ハイク博士、
コマ博士

インタビュー記録-2 日付-20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー: ハイク博士

付記: 実験記録-2の翌日に実施

<記録開始>

ハイク博士: やぁマッハ、じゃなかっ
た、SCP-XXX-JP、顔の痛みは引いたかい?

SCP-XXX-JP: まぁ、まだ少し痛みがあ
るけど、大丈夫だよ。

ハイク博士: そうか、それなら良かっ
た。

SCP-XXX-JP: ねぇ、ハイク博士、1つ
お願いしてもいいかな?

ハイク博士: いいよ、なんだい?

SCP-XXX-JP: 昨日の実験みたいに、何
かにぶつかるやつはあんまりやりたくないん
だ、だってすごく痛かったし。ぶつかったや
つは何でも壊れちゃいそうだし。

ハイク博士: そうか、検討しておこう。
…君は、きな粉餅が好きなんだろ?

SCP-XXX-JP: そうだけど、それがどう
かしたの?

ハイク博士: 共食いかな?

[SCP-XXX-JPがキング博士の背後に一瞬で回
りこむ]

SCP-XXX-JP: こんな僕が餅だと思う?

ハイク博士: ははは、ジョークだよ。相
かわらず、すごいスピードだな。…ところで
何故私とコマにあそこまで懐いているんだ
い?

SCP-XXX-JP: だってコマ博士は命の恩
人だし、ハイク博士はコマ博士の親友だから
だよ。

ハイク博士: そうか…今の環境にストレ
スはあるかい?

SCP-XXX-JP: 特に無いよ〜博士。

<記録終了>

終了報告書: あまり人の事は言えないが
インタビュー中にマッハと呼ぶのは良くない
な、あと、インタビュー中にジョークを挟む
のもほどほどにしてほしいところだ。さて、
衝突実験には危険性がある事はSCP-XXX-JP
自身も危惧しているようだ-コマ博士

現在、SCP-XXX-JPを何かに衝突させる実験は禁止されています。

実験記録2で判明したSCP-XXX-JPの性質か
ら、オブジェクトクラスをKeterにする提案
がされましたが、二人の博士の反対や、現在
収容出来ている事から現在保留されています

コマ博士のメモ: 私やハイクが死んだ後
のマッハの特別収容プロトコルを考えておか
なければならないな

ハイク博士のメモ: コマは、SCP-XXX-
JPに特別な感情を抱いているようだ。まぁ、
保護した日のことを考えれば、飼い猫だった
███を重ねてしまっているんだろうな。だ
が、SCP-XXX-JPの知能ならば、あの可愛ら
しさは裏があるのかもしれないということも
考えなければ、いや、考えすぎか。

事件A

20██/██/██、当時警備員だった██氏が、
SCP-XXX-JPがコマ博士の研究室から許可済
みでコマ博士、██氏、警備員1名と共に外に
出ていた際、██氏がコマ博士に対し持ってい
た拳銃で銃撃、コマ博士に3発命中し、その直
後██氏は警備員に銃撃され即死。コマ博士は
致命傷を負いましたが、その際SCP-XXX-JP
は不明な方法でコマ博士の傷を完治させまし
た。

事件Aに関する報告

調査の結果██氏はコマ博士に対し反感を抱い
ていたことが判明し、それが事件Aに繋がっ
た事が判明しました。また、事件Aでコマ博
士の傷を癒してから、SCP-XXX-JPの最高速
度は時速500km程になり、物に衝突しても
破壊する事は無くなりました。

実験記録-3 日付20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

実施方法: 設置したセンサーの前をSCP
-XXX-JPに全速力で通過させる。

結果: 時速500km

分析: やはり事件A以降速度が落ちてい
たようだ。-ハイク博士

実験記録-4 日付-20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

実施方法: A点とB点の最短距離██m
の直線ABを引き、直線AB上に暑さ10cmの鉄
筋コンクリートの壁(壁ab)を設置、SCP-XXX
-JPをA点からB点まで直線AB上を全速力で通
過させる

結果: SCP-XXX-JPが壁abに衝突し、ド
ンッという衝突音の後にSCP-XXX-JPは「痛
ったぁぁぁ」と言いながら地面に落下。壁ab
にはどのような損傷も見られなかった。

分析: 速度だけでなく、破壊能力も消え
たようだ、消えたというより、ぶつかっても
ぶつかった相手に損傷を与えなくなったよう
だが。-ハイク博士

インタビュー記録-3 日付-20██/██/██

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー:コマ博士

<記録開始>

コマ博士: やぁマッハ…また間違えた、
SCP-XXX-JP、僕が撃たれたあの日、どうや
って僕の傷を癒したんだい?

SCP-XXX-JP: 分かんな…そう言えば、
あの時「君の力を一部犠牲にすれば彼を助け
られるが…どうする?」って聞こえた気がし
たから「もちろん助けたい」って念じたん
だ。そしたらコマ博士の傷が癒えて、僕の最
高速度は落ちて、破壊能力もなんか変わって
た。

コマ博士: そうか、ありがとう。

<記録終了>

終了報告書: 事件Aには他の何者かが絡
らんでいる可能性が出てきた。更なる調査を
提案する。-ハイク博士

補遺: コマ博士やハイク博士はSCP-XXX-JPをマッハと呼んでいます。事件Aに関する調査は続行中です。