Kerry Sprite
評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)

特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]

説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]

次世代記憶処理システムの運用モデルについて

記憶とは連続性の塊であるが、酷く主観的で不安定なものだ。それでも記憶処理を財団が手品のようにしてみせるのは記憶の定量化に成功しているからに他ならない。コンピュータを用いて0と1を編纂するように、記憶体を抽出し改編し取り替え尚且つ不可逆的にする術を薬学的手法に落とし込んでいるのだ。しかし、認識災害やミーム汚染に対する切り札である従来の記憶処理だが、弱点もある。その一つとして記憶処理の無効化能力を保有するSCiPの存在だ。例として挙げると、SCP-███-jpによる認識災害では、クラスB記憶処理を受けた機動隊員は数ヶ月後、記憶の完全な再帰が確認されている。これは認識の拡大によるSCiPの成長が主な原因であると思われている。が、それでも認識の局地的拡大でしかなく、未だに成長の限界は観測されていない。この事例から鑑みると、財団の記憶処理はクラスBやそれ以上の強力な手段でも不確実であると同時に、未発見の記憶世界が存在すると推測されている。他には、大規模な記憶処理に掛かるコストの高さがあるだろう。SCP-8900-EXに対して実行されたアンニュイ・プロトコルでは全世界に記憶処理剤である化合物ENUI-5が散布された。仕方のない事ではあるが、このプロトコル実行に際してどれだけの財団の資源が投入されたか考えたことはあるだろうか。薬学的手法に頼らざるを得ない以上、ラボやプラントの整備は必須であるし、全世界に配布する量を製造しなければならない。とてつもなく莫大な費用が掛かるのである。何度もやれば、財団と言えども破産である。
そこで、我々は

記憶処理システムの新たな運用モデルを提案したいと思う。

『次世代記憶処理システムの運用モデルについて』(序論) より

課題
1.この記憶処理カノンは認識災害やミーム汚染のカウンター存在に於けるメアリー・スーになってしまう。万能すぎる。対抗ミームや通常の記憶処理のように不完全でないと面白くない。

2.どうやって記憶の総体化を行うか。脳にケーブルでもぶっこむのか?→そもそも人類の記憶とは総体であったとする。総体から必要な記憶だけ取り出す。人の個性とは取り出された記憶に対する反応や感受の違い 。アイデンティティ。個人一人一人が持っている。

補足
1.記憶の海。イデアの海。海として表現する。深層記憶。海に潜って記憶を掬いだす。

2.記憶世界は様々な解釈をすることができる。補足1やコンピュータ的データベース等々、余地は大きい。補足1は財団の記憶世界に対する解釈。

3.ここでいう記憶処理は記憶を消去するというより、アクセス出来ないようにするといった方が正しい。封印。再発性の強いミーム汚染、認識災害は、アクセス禁止領域に膨大な攻撃を仕掛け、負荷を増大させる。謂わばDOS攻撃。耐えられなくなると再発する。この封印処理にもリソースを使用する。リソース量によって強度レベルが変わる。

財団が用いる記憶処理ではなくてGOCとかにした方がいいかもしれない。