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SCP-XXX-JP-3

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

説明: SCP-XXX-JPは同一の異常性を持つ複数の窓の総称です。素材や耐久性に異常は見られません。材質や外見などの詳細な特徴は個体によって異なりますが、共通点として鍵が取り付けられていないことが挙げられます。加えて、開閉不可能な窓やガラス製でない窓、開放時に十分な開口部が生じない窓1の個体はこれまで確認されていません。

SCP-XXX-JPは█████市内に存在する建造物の内部に不定期に出現します。出現する建造物は多岐に渡りますが、より大規模かつ利用者の多い場所に出現する傾向があります。SCP-XXX-JPはその建造物に元々設置されている窓と「入れ替わる」形で現れ、その際に入れ替わった窓の特徴を部分的に模倣します2。この出現は瞬時に行われるため事前予測は不可能ですが、模倣の精度は全体的に十分ではないため、注意して観察すれば判別が可能です。

SCP-XXX-JPは閉鎖されている間、不定期に自身の窓ガラス部分に映像を生成する「投影イベント」を発生させます。イベントで生成される映像は概ねその窓から観測できる通常時の景色を模倣していますが、景色内に本来存在しないはずの物体や動物、現象などの要素が新しく追加されています。イベント中、投影される要素に対応する音や窓ガラスの震動が観測されますが、映像内でどのような事象が発生していた場合でも、SCP-XXX-JPがそれによって損傷を負うことはありません。投影イベントは常に片側からのみ観測が可能であり、イベント中のSCP-XXX-JPの裏側は光を完全に反射します。イベントの発生時間3が経過するか、SCP-XXX-JPが裏側から開放されることで投影イベントは終了し、SCP-XXX-JPは通常時の状態に戻ります。

投影イベント中のSCP-XXX-JPを表側から開放すると、生成された開口部は本来繋がるはずの反対側ではなく、一切の光が存在しない未知の空間に接続されます。この空間の詳細はほとんど判明しておらず、外から光を放射しても完全に吸収してしまうため、観察の試みは現在まで成功していません。接続と同時に、SCP-XXX-JPの周囲3mに存在する固定されていないあらゆる物体は、不明な力によって空間内部へ吸引されます。範囲内の全ての物体が吸引された後にSCP-XXX-JPは自動的に閉まり、空間との接続は消滅します。現在まで、この事象によって消失したあらゆる物体はその後発見されていません。

SCP-XXX-JPは窓ガラスや窓枠を破壊する。設置された壁面から取り外すなどの方法で無力化が可能です。無力化から10秒程でSCP-XXX-JPは瞬時に消滅し、それまで入れ替わっていた本来の窓が元の位置に再配置されます。消滅した個体はそれから数週間後に、市内の別の建造物の内部に再出現します。同じ場所において特定の回数4投影イベントを発生させた個体も、同様のプロセスで消滅、再出現を行います。この性質のため、SCP-XXX-JPの継続的な収容は現時点では不可能と判断されています。