KAZUMIKKUSUのアイデアポケット
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SCP-XXX-JP-3

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの活動を抑制するため、機動部隊い-5("口封じ")が対処に割り当てられています。全ての個体は最後の消失からの経過日数を記録し、次回の出現地点の予測と該当地域の継続的な監視を行ってください。発見されたSCP-XXX-JPは両面から遮光カバーを取り付けることで無力化してください。公共施設などの人目につきやすい場所に出現した際はより強行的な手段による無力化が許可されます。

収容外においてSCP-XXX-JPの活性化が発生した場合は目撃者にAクラス記憶処理を施し、必要に応じてカバーストーリーの流布を行ってください。活性化によって消失した人物は全て失踪者として処理します。

財団施設内にSCP-XXX-JPが出現した場合は標準的な隔離措置を実施します。実験にはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可が必要です。SCP-XXX-JPの移動を阻止する方法は未だ確立されていないため、現時点では長期的な研究、実験は計画されていません。

説明: SCP-XXX-JPはガラス製の窓と一致した外見を持つ実体です。現在までに2█体が発見、記録されていますが、未発見の個体が存在する可能性があるため正確な総数は不明です。各個体は異なる形状や材質を持ち、異常性以外に明確な共通点は確認されていません。

SCP-XXX-JPは主に市街地などに存在する建造物において、その壁面に設置されている窓が変化する形で出現します。出現の瞬間を撮影、記録する試みは成功していません。出現する場所は路地裏などの外部から目立ちにくい場所が大半を占めますが、逆に衆目を集めるような場所に積極的に出現する個体も確認されています1。SCP-XXX-JPの材質や構造に直接の異常は見られず、通常の手段では非異常の窓と区別することはできません。

SCP-XXX-JPは閉鎖されている間、不定期に自身の窓ガラス部分に映像を生成する「投影イベント」を発生させます。生成される映像は概ねその窓から観測できる通常時の景色を模倣していますが、景色内に本来存在しないはずの物体や動物、現象などの要素が新しく追加されています。イベント中、投影される要素に対応する音や窓ガラスの震動が観測されますが、映像内でどのような事象が発生していた場合でも、SCP-XXX-JPがそれによって損傷を負うことはありません。投影イベントは常に片側からのみ観測が可能であり、イベント中のSCP-XXX-JPの裏側は光を完全に反射します。イベントの発生時間2が経過するか、SCP-XXX-JPが裏側から開放されることで投影イベントは終了し、SCP-XXX-JPは通常時の状態に戻ります。

投影イベント中のSCP-XXX-JPを表側から開放すると、生成された開口部は本来繋がるはずの反対側ではなく、一切の光が存在しない未知の空間に接続されます。この空間の詳細はほとんど判明しておらず、外から光を放射しても完全に吸収してしまうため、観察の試みは現在まで成功していません。接続と同時に、SCP-XXX-JPの周囲3mに存在する固定されていないあらゆる物体は、不明な力によって空間内部へ吸引されます。範囲内の全ての物体が吸引された後にSCP-XXX-JPは自動的に閉まり、空間との接続は消滅します。現在まで、この事象によって消失したあらゆる物体はその後発見されていません。

SCP-XXX-JPは窓ガラスや窓枠の破壊、壁面からの撤去、投影イベントの長期的な妨害3などの手段で無力化が可能です。無力化されたSCP-XXX-JPは不定の期間が経過した後に消滅し、それまで入れ替わっていた本来の窓が元の位置に再配置されます。