katakurikoのサンドボックス

職員にするにはアノマリークロスの可能性が大きく無理が過ぎると考えたため、現在はSCiPとして記事にする方向で考えています

有明研究員の職員記録
Bクラス職員、SC2

認識災害に関する基礎研究をしている。

とある大学で、認識学の研究をしていたところを財団によって雇用。

姉も研究者であり、彼女と同じ研究をしていた。同様に財団によって雇用されている。

生来の精神的不安定さから週に2度のカウンセリングを受けている。少し表現がきついというだけで研究能力が下がるため注意。話は基本的に姉を通してするように。
研究能力が著しく下がったときはクラスAの記憶処理を行うことを許可する場合がある。

[ここからSC要求:3]
研究員の姉は本当は実在せず、研究員の想像上の人物である。

つまり彼女の姉は物理的現実には存在しないにもかかわらず彼女以外からも認識される、いわばAOなのである。

カント計数機による検査の結果"姉"の周囲では現実強度が変化しておらず、また研究員が現実改変者であるという仮説も事前検査により否定された。

現在、この"壮大な認識災害"は認識災害研究においてかなり注目すべき対象として注目されている。
そのため研究員の精神的健康不良は彼女の研究というよりは"姉"を研究する上で避けるべき事態となり一定の理由が認められた場合記憶処理などの対処を行うことが許可される。

また上記の理由のため研究員にはカバーストーリーを適用している。他の研究員と同様、財団の研究資源及びアノマリーの研究成果などは通常通りクリアランスに応じて支給される。

ちなみに"姉"が生まれた原因、過程は財団の調査によっても不明であるが、生来の精神的な不安定性によるものとの説が有力である。