kareya1310

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの完全な収容方法は確立されていません。
SCP-XXXX-JPを中心に半径200mを封鎖し監視します。

説明: SCP-XXXX-JPは三重県の山中にある研究施設だったと思われる建造物です。
SCP-XXXX-JPは「不自然なほど綺麗な廃墟」の噂について調査していたエージェントによって発見されました。
SCP-XXXX-JPの内部には埃が一切なく、初期調査を行った部隊がSCP-XXXX-JPについて言及されていると思われる紙片を発見、回収しました。紙片の記述を参考にミーム対策を施した対現実改変部隊を用いてSCP-XXXX-JPの特性について調査したところ、記された内容に虚偽がない事が確認されました。

SCP-XXXX-JPはGPSを用いた人間を対象とし、あらゆる手段でGPSに対する印象を貶めようとします。影響を受けた人間がGPSに対して抱く印象は概ね「肝心な時には役に立たない」と考える程度です。
SCP-XXXX-JPの正確な効果範囲は不明ですが、SCP-XXXX-JPはGPSの役割が重要になる局面を狙って標的にする傾向が強く、特にGPSの有無が生死を分ける状況を好みます。この特性により転移能力を有するオブジェクトの実験などに干渉する可能性が高く、破壊を含めた早急な対抗策が求められていますが、SCP-XXXX-JPへの干渉がどのような変化をもたらすか未知数であり実行は見送られています。