アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト‐81XXに保管されています。職員が日に一度清掃と点検を行ってください。SCP-XXX-JP-Aを発見した場合けして口にせず研究員に提出しデータを取った後破棄してください。SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-Aの使用に付いてはレベル4以上のクリアランスの職員の指示に従ってください。
説明: SCP-XXX-JPは古びた大型のコンビネーション遊具です。1月某日早朝XX県XX市の寂れた公園にてこの遊具で9人のホームレスの死体が発見された事件が発生し、調査に向かった財団のフィールドエージェントが野良猫にSCP-XXX-JP-Aが『給餌』されたのを目撃し直ちに公園ごと隔離処置を取りました。その後調査の結果公園ではなくこの遊具のみがオブジェクトと確認され、破損しないように撤去の後サイト‐81XXに収容されました。尚、念の為公園もエージェントによる監視が継続中です。
SCP-XXX-JPは『帰る場所がない』『家族がいない』という考えの持つ生物が強い生命の危機感を持った状態で接近するとSCP-XXX-JP-Aと呼ばれる対称の嗜好にあった飲食物を出現させます。対称がSCP-XXX-JP-Aを摂取すると恐怖感不安感場合によっては身体的苦痛が消え、多幸感幻覚幻聴幼児退行SCP-XXX-JPに対する依存といった症状が発症し15〜30分程度で死亡します。
実験記録01 - 日付20YY/01/17
対象: 健康及び精神に特に問題のないDクラス職員
実施方法: 小型カメラを携帯させSCP-XXX-JPに接近させる
結果: オブジェクトは反応せずSCP-XXX-JP-Aも出現しませんでした。
分析:三佐鷺博士「とりあえず当面は健康状態の良い職員に清掃を担当してもらおう。」
この後2回ほど、Dクラス職員を変更しオブジェクトに接近させましたがSCP-XXX-JPは反応はありませんでした。
三佐鷺博士の音声データより
補遺: