アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、窓がない人型生物収容室に収容されています。SCP-XXX-JPは常にアイマスクを装着した状態にしておきます。日常生活に支障が出る際には職員の援助が必要となります。
説明: SCP-XXX-JPは若い人間男性です。記録によるとSCP-XXX-JPは、発見された時点では██歳でした。外見的に際立った特徴はなく、普遍的かつ健康な人間であると観察されます。この国における標準的な教育を受けており、内面的にもやや自己顕示欲が強い傾向があることを除けば異常は見られません。
SCP-XXX-JPが片眼を閉じ、手を対象物に重ねて掴んだ場合、それを取得することができます。これは対象物が実際にSCP-XXX-JPの手が届かない範囲にあるものに関しても同様です。このとき、対象物の大きさは見かけ上の大きさになります。また重量に関しては大きさに比例しているものと考えられ、密度は変化しません。温度についてもSCP-XXX-JPが感じる温度が適用されます。また、SCP-XXX-JPは対象物を取得することができますが、存在していた場所に戻したり、他の場所に移しても、対象物は元の大きさには戻りません。
████年██月██日、SCP-XXX-JPは自身のSNSに「星を手に入れた」とのコメントとともに、白色に強く光る直径1mm程の粒の画像を投稿しました。この投稿の後、████座β星が確認されなくなったことからSCP-XXX-JPの異常性が発覚しました。████座β星については、超新星爆発のため存在しなくなったことがNASAより発表されました。