kai682

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 全てのSCP-XXX-JPはサイト-81██の低脅威物品保管ロッカーに収容されています。実験には成人サイズのSCP-XXX-JPをDクラス職員に着用させることで行ってください。実験によって新たに出現したSCP-XXX-JP-Aは他のDクラス職員と同じように扱ってください現在全てのSCP-XXX-JP-Aは終了され、実験は凍結しています。

集団行動の多い現場に派遣されている潜入エージェントにはSCP-XXX-JPについての知識を持たせ、未収容のSCP-XXX-JPの使用が発見された場合SCP-XXX-JP回収後、着用者に記憶処理を施して解放してください。

説明: SCP-XXX-JPは異常性のある衣服██点です。これまでにボトムスやアクセサリーの形式を取ったSCP-XXX-JPは見つかっておらず、裏地のタグに未知のマークが描かれていることが共通しています。このマークが過去商標に使われていた記録はありません。

SCP-XXX-JPを着用した者(以下着用者)がいる集団を数で割るように班分けをする際、割り切れない場合に異常性が発揮されます。この時、必ず着用者のいる班の班員が不足するように、班が組まれます。その後、不足分を埋めるように着用者の周囲に人型実体(SCP-XXX-JP-A)が地面から出現し、予定されていた活動を開始します。SCP-XXX-JP-Aは集団の中から着用者とすでに存在するSCP-XXX-JP-Aを除いた人物から、無作為に選ばれた者と同じ外見をしています。SCP-XXX-JPに関する知識を持たない人物はSCP-XXX-JP-Aの出現や人数の増加に違和感を持つことがなく、録画した映像を見ることで初めて認知することができます。

活動が終了もしくは中止された時、SCP-XXX-JP-Aの元となった人物が消失し、以降はSCP-XXX-JP-Aが代わりに生活するようになります。SCP-XXX-JPの記憶や遺伝子は元となった人物と同一ですが、出現時に着用していたトップスがSCP-XXX-JPであること、そして着用者と概ね良い関係を築くことが異なります。SCP-XXX-JP-Aは着用者に会話など一般的なコミュニケーションで接触をはかり、元々の関係がどんなに悪かったとしても友好関係を築き上げます。これまでにかかった最長日数は██日間です。

SCP-XXX-JPは20██年█月██日、エージェント██の自宅で発見されました。エージェント██には小学校に通う娘(沙耶氏)がおり、沙耶氏が参加した運動会の映像を見ていた際に記憶のない人型実体が複数出現していることに気が付きました。沙耶氏はSCP-XXX-JPの特異性を認知しており、班活動をすることが決定している授業や行事には積極的に着用していたことがわかっています。「学校のお祭りで、お店のおじさんに友達のできるおまじないをしてもらった」と供述していますが、学校はそのような出し物をしていないことが判明しています。沙耶氏の記憶を頼りにSCP-XXX-JPの再現を試みましたが、失敗しています。沙耶氏にはAクラス記憶処理を施しSCP-XXX-JPを回収、同じ外見の女児服と差し替えました。「お店のおじさん」と称される人物は現在調査中です。

補遺: 元々の人物とほぼ同一であること、特筆すべき異常性を持たないこと、「SCP-XXX-JP-Aとの関わりが多く、全てを記憶から消去するにはCクラス相当の記憶処理が必要だが、娘の精神と人格を考慮してほしい」というエージェント・██の強い嘆願を受け、沙耶氏に関するSCP-XXX-JP-Aは一時的に終了せず、継続的な監視を続けています全個体を終了しました。詳しくは事件記録を参照してください。