SCP-XXXX-JP
アイテム番号:SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:keter
特別収容プロトコル:現在 SCP-XXXX-JPへ干渉したり破壊を試みることは不可能であり、いかなる理由があろうと禁止されています。SCP-XXXX-JPへ干渉を試みた者がいた場合は即座に終了処理を行ってください。
これは、我々のためであり、
もし干渉した場合SCP-XXXX-JP(正確にはSCP-XXXX-JP-A)によってXKクラスシナリオを迎える可能性があります。(詳しくは下記のSCP-XXXX-JP-A-1のインタビュー記録を参照)
説明:SCP-XXXX-JPは我々の住む世界と非常に酷似した内容の世界です。
SCP-XXXX-JP-Aへインタビューを行った̻████博士は
「SCPが架空の存在であるか実在するかぐらいの差」
と証言しています。
SCP-XXXX-JPは財団の入り口に放置されていた段ボールの中から出てきたSCP-XXXX-JP-A-1を機動部隊が確保し、
インタビューしたところ、その存在が明らかとなりました。SCP-XXXX-JPには我々の世界と共通で存在する書籍やアニメーション等がありそのことを知ったSCP-XXXX-JP-A-1は
「つまりこの世界では別のパターンが見れるのか!」
と言い、興奮した様子でしたが確認したところ、内容はすべて同じだったとのことです。
SCP-XXXX-JP-AはSCP-XXXX-JPに生息している我々と同じ人間です。体の構造の違いなどは一切ありません。
ですが、SCP-XXXX-JP-A-1はSCP-XXXX-JP-Aが
我々の想像をはるかに超える現実改変能力があるとの供述をしています。
対象:SCP-XXXX-JP-A-1
インタビュアー:████博士
付記: 面会室でSCP-XXXX-JP-A-1と████博士は防弾ガラス越しに椅子に座りながら会話をしています
<録音開始>
████博士:さて、まずは君のことについて教えてください?
SCP-XXXX-JP-A-1:人間ですよ人間。あなたたちと同じです。
████博士:普通の人間は段ボールから出てこないはずです。
SCP-XXXX-JP-A-1:まぁあなたたちも同じようなことできる存在をいくつも収容してるでしょ。
████博士:(ひどく動揺して)どこでその事について知りましたか?
SCP-XXXX-JP-A-1:私の住む世界です。セキュリティクリアランスなんて無いに等しいものです。