時絡もがなの砂箱
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは生物サイト-81██の低脅威度生物保管ユニット内に収容します。SCP-XXXX-JPへの接触は原則認められず、刺激を与えないよう注意をしてください。一日に二度給餌と目視による状態確認を行ってください。SCP-XXXX-JP-Aが確認できた場合はSCP-XXXX-JP-Aの回収とケース内の清掃を行ってください。回収したSCP-XXXX-JP-Aと清掃に使用した水は密栓可能な容器に移し冷暗所で保管してください。

説明: SCP-XXXX-JPは異常な性質を持つナマコ綱(Holothuroidea)に分類される赤褐色の生物です。現在収容されているSCP-XXXX-JPは1匹のみで他に発見例はありません。

SCP-XXXX-JP-A はSCP-XXXX-JPが外部からの刺激に応じて排出する、揮発性を持つ青色の液体です。ヒトの皮膚にSCP-XXXX-JP-Aが接触すると、接触した箇所にヒトの眼球が生成します。眼球は一度の接触につき1つ生成しますが、接触した面積によっては複数個生成します。これまで観測された眼球が生成した箇所は、上肢、下肢、胸部、腹部、背、臀部、頭頂部、██、██、███などです。
眼球が皮膚に眼球が生成したヒト(以下、曝露者)は、視神経が繋がっていないにもかかわらずこの眼球からの視覚情報を認識することができます。その眼球が昔からあったかのように振る舞い眼球が増えたことに疑問を抱かない認識異常を起こします。眼球は生成して22時間後に充血したかのように赤くなり、その2時間後小規模な爆発を起こして消失します。眼球は外科手術により除去することができますが、生成24時間後の爆発以外では破壊することはできません。また曝露者は自身の眼球を摘出することに強く抵抗します。

発見: XX県XX市XX町では「夜中入子湾で遊ぶとまなこさまに祟られる」という言い伝えがあり、20██/██/██、██氏がまなこさまに祟られたという騒ぎが起きました。██氏は23時泥酔状態で入子湾に侵入したと証言し、左足裏がSCP-XXXX-JP-Aに曝露し眼球が生成していました。証言に基づきエージェント・モルガナが入子湾を捜索したところ、SCP-XXXX-JPと眼球が複数精製したヒトデの複数体を発見し収容に至りました。

事案記録: XXXX-JP-01
20██/██/██に異常性確認のためにD-XXXXの膝窩にSCP-XXXX-JP-Aを曝露させました。24時間後膝窩の眼球は爆発せず右目が爆発し、D-XXXXは脳損傷により即死しました。なお、膝窩の眼球は爆発せず残存していました。曝露者本来の眼球が爆発したのはこの一例のみで、再現を試みましたがいまだ成功はしていません。今後SCP-XXXX-JP-Aを用いた実験を行う際は、曝露者の残り3つの眼球に異常がないか注意してください。