Izumu51

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト-8102において収容されています。収容されているSCP-XXX-JPには一般に飼育される家畜豚の畜舎と変わらない施設とそれに併設された18㎡の運動場が用意されています。
SCP-XXX-JPに対してインタビューまたは実験を行う際には、レベル3セキュリティクリアランスの許可を取った上でSCP-XXX-JPの居住施設から研究棟までの移送は機動部隊は-51(コック帽)の監視を必要とします。インタビュー、実験後の移送も同様です。移送中SCP-XXX-JPが逃亡またはSCP-XXX-JP-2の手によって奪取された場合収容プロトコル「キッチンの襲撃」によってSCP-XXX-JP、SCP-XXX-JP-2bを共に昏倒させ移送を中止し、SCP-XXX-JP-2bは実験資材として生物収容ユニット「柵」に隔離されます。

説明:SCP-XXX-JPは王冠をかぶった豚の姿をしています。体長は40㎝ほどで外見上は普通の豚の容姿と変わりません。SCP-XXX-JPは言語による意思疎通が可能であり、人に対し積極的に
話しかけます。また、こちらからの会話にも友好的に答えます。会話の内容は様々ですが、決まって豚肉料理について言及します。料理について興味を示した場合、10分程でSCP-XXX-JP-1が運ばれて来ます。この時、SCP-XXX-JP-1を運んだ者や周囲の者は疑問や違和感を持ちません。SCP-XXX-JP-1は必ず豚肉が使用されている一品物の料理で、使用される豚肉はDNA検査の結果からSCP-XXX-JPの物と確認されました。SCP-XXX-JP-1は給仕された者に空腹とSCP-XXX-JP-1を食べたいという欲求を起こします。この欲求に強制力はありませんが抗い難いものであり、過去にSCP-XXX-JP-1を摂取した回数が多い者ほど欲求が強くなります。SCP-XXX-JP-1を摂取した者はSCP-XXX-JP-2aと呼称されます。