izhaya
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

おめでとう.jpg

SCP-XXX-JP-プレゼントイベントで送付されたメッセージ

特別収容プロトコル: 財団のWebクローラによりSCP-XXX-JPが出現したWebページを検索し、該当のページをネット上から隔離します。SCP-XXX-JP-1の疑いがある人物は直近の機動部隊によって拘束され、危険の無い実験及びデータ取得を行った上で記憶処理を行って解放します。SCP-XXX-JP-Aの入り口付近は機動部隊に-8("収集家")によって封鎖され、定期的に捜索が行われます。SCP-XXX-JP-A内でのケースへの接触及びカメラ等の録画、撮影可能な機器の使用は原則的に禁じられています。ケース内の新規死体の特徴は無線によってサイト本部へと伝えられます。既知の行方不明者の特徴と一致する人物をSCP-XXX-JP-A内において発見した場合は検証データ-XXX-JPへの追記を行います。

財団職員への注意
全ての財団職員がSCP-XXX-JP-1に指定される可能性があるため、当報告書はセキュリティクリアランスレベル1以上の職員に公開されています。財団職員がSCP-XXX-JP-1に指定された場合、該当の職員は速やかにSCP-XXX-JP担当研究員へ連絡を取り、その場で待機してください。捜索中だったKeterクラスのオブジェクトがSCP-XXX-JP-2として出現した事で、過去に1名の財団職員がSCP-XXX-JP-プレゼントイベントにおいてランキング1位を取得しようと試み、結果的に死亡しました1。ランキング1位の人物が生き残っていた事例は現在まで確認されておらず、同様にSCP-XXX-JP-2が消滅しなかった事例も確認されていないことを特に注意してください。

説明: SCP-XXX-JPはランダムなWebページ上に現れる異常なWeb広告です。これをクリックした人物はSCP-XXX-JP-1に指定されます。毎日22:00にSCP-XXX-JP-プレゼントイベントが発生し、23:00に終了します。このイベント中に各SCP-XXX-JP-1の前に出現するアイテムをSCP-XXX-JP-2に指定します。SCP-XXX-JP-プレゼントイベント期間中に死亡したSCP-XXX-JP-1はアラスカ州北緯67°12'38、西経145°20'09付近に存在する地下施設(入口地点をSCP-XXX-JP-Aに指定、詳細は補遺XXX-JP-01を参照)される地点へ移動します。収集癖のある人物がSCP-XXX-JPに遭遇しやすいという仮説が███研究員から提唱されており、現在検証中です。

SCP-XXX-JP-プレゼントイベント:

  1. SCP-XXX-JP-2の出現
    毎日22:00になると、SCP-XXX-JP-1の目の前に、SCP-XXX-JP-1が現在最も欲しがっている物が透明のケースに入った状態で現れます。このアイテムはSCP-XXX-JP-2に指定されます。この透明のケースは破壊できず、また移動も不可能と考えられています。目の前にSCP-XXX-JP-2が出現するスペースが無い場合は、数分以内に訪れることが可能な場所を指し示したメッセージカードが現れ、その場所にSCP-XXX-JP-2が現れます。SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1が事前に「最も欲しい物」として証言していた物と相違することがありますが、この場合SCP-XXX-JP-2を確認したSCP-XXX-JP-1は「思いつかなかったが、考えてみればこれが最も欲しいものだった」旨を証言します。SCP-XXX-JP-2は一般的に高価でかつSCP-XXX-JP-1の入手が不可能と思われるものである傾向があります。SCP-XXX-JP-2の出現と同時にSCP-XXX-JP-1の身近な情報端末に「他の人には秘密です。1時間以内に1番欲しがってくれた人にプレゼントを差し上げます。」と記載されたメッセージが未知の方法で送付されます。
  2. SCP-XXX-JP-1の反応
    SCP-XXX-JP-1がメッセージに従わず他人にSCP-XXX-JP-1を見せようとした場合、または意図的でなくとも他人がSCP-XXX-JP-1を目撃した場合、SCP-XXX-JP-2及びこれまでの送付されたメッセージは未知の方法で消滅し、以後のイベントは発生しません。SCP-XXX-JP-1は大抵の場合、各々の方法で欲求を表現します。SCP-XXX-JP-1が何らかの方法で欲求を表現した場合、「審査中です。」と記載されたメッセージがSCP-XXX-JP-1に送付されます。
  3. 審査結果とイベントの終了
    同日23:00に、「審査結果一覧」と記載され、各SCP-XXX-JP-1が取った行動がランキング形式で記載されたたメッセージがSCP-XXX-JP-1に送付されます。この時点で、ランキングの1位以外のSCP-XXX-JP-1の元に出現していたSCP-XXX-JP-2は消滅します。イベントの終了までにSCP-XXX-JP-1が死亡した場合はSCP-XXX-JP-2と同様にSCP-XXX-JP-1も消滅します。財団が観測を開始してから、SCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JP-2を受け取った記録は存在しません。ランキングが2位以下だったSCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP-2の消滅に際し絶望感、焦燥感を覚え、多くのSCP-XXX-JP-1は翌日以降のSCP-XXX-JP-プレゼントイベントに際し実行する行為を過激化させます。

SCP-XXX-JP-プレゼントイベントで送付されるランキングは一定の評価基準を示唆しており、一般的な危険行為を上位に記載する傾向があります。学習の結果としてSCP-XXX-JP-1は欲求に伴いより過激な行為を実施するようになり、多くの場合はその過程で死亡または重大な怪我を負います。また通常はSCP-XXX-JP-1同士は交流できずランキングの一覧を見る事しか出来ない為、イベント中に死亡した場合もSCP-XXX-JP-2が消滅する事に気付かず、貴重な物品の保護の為に自発的に死亡するパターンが存在します。Dクラスを用いた実験の結果、財団が入手したランキングの一部を以下に示します。入手済の全ランキング一覧については別資料を参照して下さい。

順位 行動 賞品 補遺
1位 高速道路で大型トラックとキス! フェルメールの「合奏」2 被害者は恐らく死亡している。該当すると思われる事故記録については別紙参照。
2位 一世一代の大ジャンプ! 大事な契約書一式3 D-XXX-JP-4。ランキングの傾向を伝え40メートルの高さからの飛び降りを了承し、結果として死亡した。
3位 大ジャンプ! ランボルギーニ・アヴェンタドール 恐らく死亡したと思われる。順位が下だったことから、40メートル以下の高さからの飛び降りと推測される。
4位 芳香剤一気飲み!4 ████の観劇チケット 同様の行動でこれ以前に数回ランキングに記載されていた。以降ランキングに記載されていない事から死亡、またはSCP-XXX-JP-1の指定を解除されたと思われる。
重要度が低いため省略
9位 2回のロシアンルーレット5 α版BlackLotus6 前日のランキングに同賞品に対して1回のロシアンルーレットがあったことから同一人物だと思われる。順位が低いことから生存していると考えられる。
重要度が低いため省略
226位7 欲しい!と大声で叫ぶ。 一眼レフカメラ 該当者を捜索中。

実験記録XXX-JP-2 ランキング1位時の結果確認の再実施、及びGPSテスト - 日付20██/██/██

対象: D-XXX-JP-4

前提: Dクラス数名にデータの送付が不可能な状態でWebページを監視の元自由に閲覧させ、該当の広告を発見次第クリックするように命令。D-XXX-JP-4、及びD-XXX-JP-12が新たに発見しクリックした為実験を開始した。

実験内容: D-XXX-JP-4にGPS装置を装着させ、SCP-XXX-JPの性質及びランキングの傾向、及び40メートルの落下での死亡率の低さを伝えた。実験日の21時から、40メートルの高さからの落下が可能な実験施設にD-XXX-JP-4を入れ、SCP-XXX-JP-2の内容を記載するよう命令し、鍵をかけた状態で通信及び監視を切り、23時以降に実験施設を確認した。

補遺: 前回実験において自殺の強制はランキングを低くする要因と判明した為、自発的な自殺未遂を行いやすい環境を作成した。

結果: D-XXX-JP-4の姿は無かった為、死亡したと考えられる。D-XXX-JP-12の端末に送付されたランキングから、D-XXX-JP-4はランキング2位を取得したと思われる。GPSは数千キロ近く離れた場所で反応があった。

分析: 1位の結果が確認出来なかったのは残念だが、GPSの反応は予想外だった。該当箇所の捜索を実施する。

補遺XXX-JP-01: 実験記録XXX-JP-2の結果を受け、機動部隊に-8("収集家")によるGPSの反応位置(アラスカ州北緯67°12'38、西経145°20'09付近)の探査が行われました。該当位置周辺には地下施設への入り口が存在し(SCP-XXX-JP-Aに指定)、SCP-XXX-JP-2と同様と思われる透明のケースに入った人間の死体が███体以上配置されていました。また、空の透明のケースは内部空間の推測される広さと配置の規則性から██████個以上あると考えられています。それぞれのケースには死者の名前と死亡時の状況が記載され、何らかの法則によって番号が記載されていました。機動部隊はNo.085442としてD-XXX-JP-4の死体が配置されたケースを発見しました。以下はD-XXX-JP-4発見後数分以内に機動部隊隊長のSNSアプリに未知の方法で送付されたメッセージの内容です。

機動部隊が未知の存在による監視を受けている恐れがあるため、当日のD-XXX-JP-4の奪還及び施設の探査の試みは中止されました。その後数回のSCP-XXX-JP-A内の探索においてメッセージの送付状況を鑑みて現在の特別収容プロトコルが策定されました。SCP-XXX-JPの発信元の特定に向けて調査が進められています。