・暴走する悪意 ワルコン候補?
・釣り堀
・バールのようなもののようなもの
・ラストペンギン
・絶滅動物園
・飛地 提言化?
・おつかいできた
・死噛
・ころしや
・めしてろーる
・湯守
・ルート1
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの周囲に高さ15mのフェンスを設置し、一般人の立ち入りを禁止するとともに視覚的遮断を行います。担当職員は毎日、内部の状況を報告してください。
説明: SCP-XXX-JPは埼玉県██市にある一区画です。市の住民基本台帳によると、当該区画には8世帯25人が居住していると記録されています。しかし、財団が現地にて確認した結果、9世帯29人が居住していることが判明しました。[編集中]
・偶然サイクリングで通りかかった男性が異常現象を目撃
・住民および訪問者の証言と異なる
・内部の住民へのインタビューでそこが「東京都██区」であることが判明
・その後、「向こう側」の財団エージェントと接触に成功
・SCP-XXX-JPは並行世界の「飛地」であるという推測が立つ
・では、基底世界の埼玉県██市の一部はどこへ「飛んだ」のか…?
シャッターが軋みながら開く音で、僕は目を覚ました。白衣を身に纏った女性のシルエットが、第9ガレージの中に浮かび上がる。その隣には、もう一人。見知らぬ背格好、髪はボサボサで――男性だ。
おはようございます、博士。今日はどちらへ?
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: 無力化前のSCP-XXX-JPはサイト-81██の異常性メディアアーカイブに収容されています。SCP-XXX-JPを使用した実験は、防音対策を施した実験室にて実施してください。
現在、機動部隊め-4("グルメブロガー")およびWeb走査Bot-73("アンテナ")がSCP-XXX-JPの発見、回収、削除を行っています。曝露者にはクラスA記憶処理が施されます。
説明: SCP-XXX-JPは『めして☆ろーる』というタイトルのテレビアニメ番組です。SCP-XXX-JPは201█年5月に製作が発表され、翌201█年4月から全12話の予定で、独立局系を中心に放送されました。各話は第1話から第12話の順にSCP-XXX-JP-1~12と指定されています。原作は漫画家█████による同名の4コマ漫画作品です。テレビアニメ版の登場人物やストーリーはほぼ原作に準拠していますが、「原作者の出身地である岡山県██市を舞台としており、実在の学校や店舗がモデルとなっている」等いくつかの相違点があります。「アニメ『めして☆ろーる』公式サイト」に記載されている作品のあらすじは以下の通りです。
イントロダクション: 「三度の飯よりメシテロが好き」な縁ヶ丘高校の1年生・めぐりが入部したのは《食文化研究部》。同じクラスの静流、照葉とともに部室でまったり……してられない!? 3人娘が今日も街へ繰り出し、美味いメシを求め、食らい、拡散する!
SCP-XXX-JPは本編と60秒間のミニコーナーで構成されます。ミニコーナーは主要声優陣が週替りで、本編に登場した店のモデルとなった実店舗を訪問し、本編と同じメニューを食するというレポート映像です。SCP-XXX-JPの異常性は、本編を1話通して視聴した本編内の特定のシーン(SCP-XXX-JP-Aと指定)とミニコーナーを続けて視聴した人間(以下、被害者)に発現します。[編集中]
アニメーション制作を担当したスタジオ████の……
・██湖の底にあるポータル。向こう側は並行世界と思われる。
・並行世界は基底世界より現実強度が非常に高い。
・放置しておくと現実性が流入し、ほぼ全ての異常存在は希釈され異常性を失う。
・これは「確保収容保護」を基本理念とする財団の存在意義にかかわるため、封じ込めなければならない。
・湖底にSRAを██基配置。さらに蒐集院より伝わる術式をもって存在を隠蔽している。
というのが表向きの報告書で。
・██湖の底にあるポータル。向こう側は並行世界と思われる。
・並行世界は基底世界より現実強度が非常に低い。
・放置しておくと現実性が流出し、未知の異常性が多数顕現する。
・これはUNCAAの処理能力を超えることが見込まれ、人類の存亡にかかわるため、封じ込めなければならない。
・特命チーム"O"を並行世界に派遣。向こう側からポータルを塞ぐことを試みる。
これはUNCAA(国連異常存在対策局)の異常存在ファイルの一つである。UNCAAは(財団世界から見た)並行世界の機関。
そして派遣された"O"の一人がSRAの原型を開発し、封じ込めに成功する。その隠蔽・管理は蒐集院に委託し、"O"は「The Foundation」を設立。初代"O"――のちの"O5評議会"の前身となる。
ちなみに"O"構成員はO-1〜O-14の14人だが、設立の際にO-14が意見の相違から脱退。現在もO5-14は欠番となっている。
記事の最後は"O-7"から"O-14"、こと"Hitomi Saiga"への手紙で締める。
つまり、このオブジェクトは「財団設立の切っ掛け」かつ「財団最初のオブジェクト」かつ「財団の存在意義にかかわるもの」であり、その真の目的とは「故郷たる並行世界を守る為」である。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは未だ収容されていません。現在、機動部隊み-0("幽霊猫")が派遣され、SCP-XXX-JP確保任務にあたっています。確保でき次第、サイト-8139の霊的実体収容室に収容します。
SCP-XXX-JP-1はサイト-8181の低脅威物品保管ロッカーに収容されています。富裕層が出入りする店舗を中心に捜索し、SCP-XXX-JP-1が配置されていた場合は回収します。SCP-XXX-JP-1所持者には利用有無を尋問したのち、クラスA記憶処理を施してください。SCP-XXX-JP-Aが発見された場合、身柄を確保し、セキュリティクリアランスレベル3/XXX-JPを有する職員がインタビューおよび異常性検査を行います。
SCP-XXX-JP-A化前の記憶 |
異常性検査結果 |
措置内容 |
無し |
無し |
クラスA記憶処理を施し解放 |
有り |
無し |
最低2週間の経過観察後、問題無ければ適切なクラスの記憶処理を施し解放 |
- |
有り |
サイト-8141あるいは適切なサイトにて隔離、必要に応じて個別にオブジェクト指定を行う |
説明: SCP-XXX-JPは電話番号+81-██-███-████に発信した際に応対する、成人男性と推測される声の主です。少なくとも10ヶ国語を話すことが可能であると判明していますが、これまで個人や国籍を特定する試みは成功していません。また、電話番号は実際には登録されておらず(市外局番自体実在しない)、各電気通信事業者の通信記録にも残っていません。ただし、国際電話番号が81であることから、日本と関わりの深い存在である可能性が指摘されています。唯一、SCP-XXX-JPとの接触に成功した人物(補遺3参照)によれば、SCP-XXX-JPは身長170cm前後で中肉中背、40歳代のモンゴロイド男性の姿をしているとのことです。
SCP-XXX-JPの存在は、SCP-███-JPの調査にあたっていた財団エージェントが、20██/██/██に上記の電話番号が記載された名刺を東京都内で発見、回収したことにより、財団の知るところとなりました。名刺(SCP-XXX-JP-1と指定)は91 x 55mm、黒色の上質紙製で、それ自体に異常性はみられません。SCP-XXX-JP-1はこれまでに日本の他アジア、欧米の██の国と地域で発見され、その枚数は████枚に上ります。SCP-XXX-JP-1発見事例は、いずれも高級料亭や会員制クラブ等、主に富裕層が利用する店舗において、当該店舗の名刺に混入する形で配置されていたというものです。防犯カメラの映像に不審な点は確認されておらず、混入の経緯は不明です。SCP-XXX-JP-1には上記の番号の他、発見された国または地域の言語で以下の文言が記載されています。
蘇ころし屋 秘密厳守
上記の番号に電話すると、SCP-XXX-JPが応対、または留守番電話応答メッセージが再生されます。SCP-XXX-JPは「依頼を受けて死者を蘇生させる」旨を説明し、電話を掛けた人物(以下、依頼人)に対し利用の意志を尋ねます。依頼人が利用の意志を表示した場合、蘇生させたい人物(以下、対象者)の名前と簡潔な人物像を尋ね、報酬額を提示します。報酬額は対象者により変化するとみられていますが、どのような基準で決定しているかは不明です。依頼人が以下の条件を満たすことで契約が成立します。
- SCP-XXX-JP-1に対象者の氏名を記入する
- SCP-XXX-JP-1に対象者の顔が明確に写った写真をステープラー等で添付する
- ███銀行█████支店の実在しない口座番号███████に提示された額の報酬を振り込む
契約が成立した時点で、SCP-XXX-JP-1は写真とともに消失します。SCP-XXX-JP-1の転移先、および振り込まれた報酬の行方は不明です。数日〜数週間後、依頼人の近辺に対象者が蘇生した状態で出現します(SCP-XXX-JP-Aと指定)。同時に、対象者が「死亡」しているという公的記録は、全て「行方不明」になっていたように改ざんされます。SCP-XXX-JP-Aの身体的特徴は死亡前のものが再現され、DNA解析の結果も死亡前の対象者と同一であることが判明しています。また、記憶は死亡前の状態を完全に保持していますが、死後の記憶は一切ありません。死後の記憶を有しているケースが確認されました。
SCP-XXX-JPへの最初の通話実験記録 日付20██年██月██日
<記録開始>
発信者: D-32960
[D-32960がSCP-XXX-JPの電話番号に発信する。呼び出し音1回の後応答]
SCP-XXX-JP: Hello.
D-32960: は……もしもし。
SCP-XXX-JP: もしもし。
D-32960: ええと、あんたが「ころし屋」か?
SCP-XXX-JP: そうだ。
D-32960: でも、この名刺に書いてあるこの漢字って、これ、蘇る、だろ?
SCP-XXX-JP: そうだ。
D-32960: あん? 殺すのか蘇らすのか、どっちなんだよ。
SCP-XXX-JP: あぁ、お前らの立場で言うなら、後者だ。おれは死者を蘇らせられる。金さえ払えばな。どうする?
D-32960: 死者を?[数秒間沈黙]ええと、じゃあ、そうだ! 信長を……織田信長を頼む!
SCP-XXX-JP: 駄目だ。
D-32960: なんで!?
SCP-XXX-JP: そんな昔の奴は駄目だ。せいぜい死んで3、40年が限度だ。
D-32960: なんだよ、ちぇっ。じゃあ、……
SCP-XXX-JP: 冷やかしなら切るぞ。おれも暇じゃない。
D-32960: あっ、おい待て! もしもし!
[話中音]
<記録終了>
霊的存在が関与する、または関与する疑いが強い一部の未収容オブジェクトについて、SCP-XXX-JPを利用して蘇生させることにより無力化し収容する提案が出され、現在O5評議会にて審議中です。事案XXX-JP-1を受け、提案は却下されました。SCP-XXX-JPの収容が最優先事項です。
財団が確認したSCP-XXX-JP-A一覧
分類番号 依頼人 特記事項
SCP-XXX-JP-A-1
<記録開始>
[編集中]
<記録終了>
終了報告書: 団体幹部およびエージェント・██の証言により、当該SCP-XXX-JP-AがSCP-███-JPであったことが判明しました。SCP-███-JPは元Keterクラスオブジェクトで、収容中の19██年に死亡したためNeutralizedに分類変更されていましたが、本事案を受け、SCP-███-JPをKeterに再分類することが決定しました。詳細はSCP-███-JP報告書を参照してください。また、以後同様の事案が発生する可能性を考慮し、SCP-XXX-JPについてもKeterへの分類変更がなされました。本人死亡によりNeutralized分類されている人間型オブジェクトの完全なリストはこちらを参照してください(要セキュリティクリアランスレベル4)。
補遺3: [編集中。担当職員のみ閲覧可能。以下の内容を閲覧した職員に士気の低下がみられたため。SCP-XXX-JP対象者選定→O5の許可→依頼→蘇生→インタビュー→終了報告書)]
██元隊長: 頼む、俺を……もう一度、殺してくれ。奴を知っているのは、俺しかいない。奴は、俺が確保する。確保、収容、保護……どうやら俺は、死んでもその運命から逃れられないようだな、クソ。
終了報告書: ██元隊長を隊長とする機動部隊み-0("幽霊猫")の結成がO5評議会によって承認されました。██元隊長はDクラス職員から選抜した隊員とともに再終了されました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは移動が不可能なため、その境界付近に防護柵を張り巡らせて収容します。これは外部からの一般人の立ち入りを禁止とともに、内部の被影響者が不用意に領域外へ出るのを防ぐ役割を持ちます。SCP-XXX-JP-1は施錠され、セキュリティクリアランスレベル3/XXX-JPを有する管理官のみ立ち入りが可能です。実験を行う際は管理官立ち会いのもと、Dクラス職員を被験者として実施してください。被験者は実験終了後、適切に終了してください。なお、被験者の選定はSCP-XXX-JP-1の異常性に鑑みて管理官が行い、その実験記録は管理官のみ閲覧可能です。
説明: SCP-XXX-JPは██県███郡██村の旧███地区にあたる土地です。███地区については、19██年代には30人前後が居住していたという公的記録がありますが、財団の発見当時は90歳代の男性が1人居住するのみでした。現在は廃村となっており住人は居ません。SCP-XXX-JPの集落中心部にはSCP-XXX-JP-1と指定される木造建造物が存在します。入口には「████」「███地区住民専用 部外者の立ち入りを禁ずる」と掲示されています。内部は[編集済]。
SCP-XXX-JPは2つの異常性を有していますが、第1の異常性に関する情報は第2の異常性に抵触するため、本報告書に記述できません。ここでは第2の異常性についてのみ記述します。
第2の異常性は、第1の異常性に関する情報がSCP-XXX-JPの外部に「漏洩」した時に発現します。漏洩に関わった人間には、外傷、骨折、内蔵破裂、臓器不全等、多数の致命的な傷病が同時に現れます。これにより対象は即死します。漏洩の条件は以下の1〜3のいずれかです。
No. |
条件 |
記憶処理 |
備考 |
1 |
SCP-XXX-JP内の情報保持者が外部に出た場合 |
有効 |
|
2 |
同内の情報保持者が外部の人間に情報を伝達した場合 |
無効 |
情報を伝達された側のみ死亡 |
3 |
第1の異常性の被曝者が外部に出た場合 |
無効 |
情報を保持しているかどうかは不問 |
なお、情報を記録した媒体が外部に出た、あるいは通信により外部の記録媒体に情報が機械的に記録されただけでは漏洩と見なされず、広範にわたる致命的な情報災害を引き起こす恐れがある点に留意してください。
SCP-XXX-JP発見の契機は、19██/██/██に当該地区の入口付近で発生した変死事件です。検死結果の不可解な点が財団の注意を引き、現地警察に潜伏したエージェントが地区内を捜索していたところ、廃墟と化した集落と90歳代の男性を発見しました。男性は身元不明で、自らを「██」と名乗っていました。男性へのインタビューによりSCP-XXX-JPの存在が発覚しましたが、同時にエージェントが第2の異常性に曝露したため、一時的に外部へ出ることが不可能となりました。その後、Dクラス職員を用いた実験により、異常性の詳細が明らかになりました。エージェントは記憶処理を受け、後任の管理官に後を託しSCP-XXX-JPから生還しました。
インタビュー記録XXX-JP-01 - 19██/██/██
対象: ███地区在住男性(90歳代)
インタビュアー: エージェント・██
<録音開始>
<録音終了>
認証されました。ようこそ YUMORI さん。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは移動が不可能なため、その境界付近に防護柵を張り巡らせて収容します。これは外部からの一般人の立ち入りを禁止とともに、内部の被影響者が不用意に領域外へ出るのを防ぐ役割を持ちます。SCP-XXX-JP-1は施錠され、セキュリティクリアランスレベル3/XXX-JPを有する管理官のみ立ち入りが可能です。実験を行う際は管理官立ち会いのもと、Dクラス職員を被験者として実施してください。被験者は実験終了後、適切に終了してください。なお、被験者の選定はSCP-XXX-JP-1の異常性に鑑みて管理官が行い、その実験記録は管理官のみ閲覧可能です。
説明: SCP-XXX-JPは██県███郡██村の旧███地区にあたる土地です。███地区については、19██年代には30人前後が居住していたという公的記録がありますが、財団の発見当時は90歳代の男性が1人居住するのみでした。現在は既に廃村となっており住人は居ません。SCP-XXX-JPの集落中心部にはSCP-XXX-JP-1と指定される木造建造物が存在します。入口には「██温泉」「███地区住民専用 部外者の立ち入りを禁ずる」と掲示されています。内部は男女別となっており、それぞれ10人程度が入れる大きさの浴槽を有する浴室と脱衣場があります。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉に分類されます。詳細は「別紙_SCP-XXX-JP-1温泉分析書」を参照してください。
SCP-XXX-JPは2つの異常性を有していますが、第1の異常性に関する情報は第2の異常性に抵触するため、本報告書に記述できません。ここでは第2の異常性についてのみ記述します。第1の異常性はSCP-XXX-JP-1内にて入浴を行った人間に発現します。対象が傷病、障害等、身体や精神の異常を抱えている場合、30分程度の入浴によりこれらは完治します。
第2の異常性は、第1の異常性に関する情報がSCP-XXX-JPの外部に「漏洩」した時に発現します。漏洩に関わった人間には、外傷、骨折、内蔵破裂、臓器不全等、多数の致命的な傷病が同時に現れます。これにより対象は即死します。漏洩の条件は以下の1〜3のいずれかです。
No. |
条件 |
記憶処理 |
備考 |
1 |
SCP-XXX-JP内の情報保持者が外部に出た場合 |
有効無効 |
|
2 |
同内の情報保持者が外部の人間に情報を伝達した場合 |
無効 |
情報を伝達された側のみ死亡 |
3 |
第1の異常性の被曝者が外部に出た場合 |
無効 |
情報を保持しているかどうかは不問 |
なお、情報を記録した媒体が外部に出た、あるいは通信により外部の記録媒体に情報が機械的に記録されただけでは漏洩と見なされず、広範にわたる致命的な情報災害を引き起こす恐れがある点に留意してください。
SCP-XXX-JP発見の契機は、19██/██/██に当該地区の入口付近で発生した変死事件です。検死結果の不可解な点が財団の注意を引き、現地警察に潜伏したエージェントが地区内を捜索していたところ、廃墟と化した集落と90歳代の男性を発見しました。男性は身元不明で、自らを「湯守」と名乗っていました。男性へのインタビューによりSCP-XXX-JPの存在が発覚しましたが、同時にエージェントが第2の異常性に曝露したため、一時的に外部へ出ることが不可能となりました。その後、Dクラス職員を用いた実験により、異常性の詳細が明らかになりました。エージェントは記憶処理を受け、後任の管理官に後を託しSCP-XXX-JPから生還しましたそのまま"湯守"に着任しました。
インタビュー記録XXX-JP-01 - 19██/██/██
対象: ███地区在住男性(90歳代)
インタビュアー: エージェント・██
<録音開始>
<録音終了>