完璧主義
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アイテム番号: SCP-[記述不可]-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-[記述不可]-JPは、完全防音使用の、容積が50㎥以下の密室で、絶えず何らかの「SCP-[記述不可]-JPに関係のない」音楽を聞かせた状態にして収容してください。ただし、一か月に一度の間隔で、部屋に酸素を送る必要があるため、部屋の隅に直径0.1mmの穴を開け、一時間以上の時間をかけてゆっくりと酸素を送ってください。

説明: SCP-[記述不可]-JPは、████県の廃墟で発見された、[記述不可]生物です。SCP-[記述不可]-JPは、不完全もしくは不正な自身の写真、映像、絵画、またはその生物を説明する音声、文章、番号に強い嫌悪を持っています。SCP-[記述不可]-JPが「正しく正確に表現できている」と認めたものしか認めず、仮に誰かがSCP-[記述不可]-JPについての不完全、不正なな情報を上記の方法で表現したことを視覚、聴覚のいずれかで確認した場合、SCP-[記述不可]-JPは[記述不可]体もの細かな[記述不可]に分裂し、その人物を[記述不能]します。今までも14人のDクラス職員がSCP-[記述不可]-JPの不完全、不正な情報を描写あるいは音声にして発言しましたが、全員が[記述不可]されました。言語の種類、流暢な発声かどうか、メロディ・リズムの有無を問わず、あらゆる不完全、不正な情報を消去します。一方で、言語を使ったSCP-[記述不可]-JPとのコミュニケーションが可能であり、この文章はSCP-[記述不可]-JPの確認を得たうえで執筆されています。文中の記述不可とされている部分は、SCP-[記述不可]-JP自身も正確には確認できていない、またはその性質が場合によって違うもの、[記述不可]を表す場合に使用しています。SCP-[記述不可]-JPは、自身の不完全、不正な情報は嫌いますが、「情報の完全、正確性が確認できないため記述できない」あるいは「情報が間違いないかどうか確認してもらえるか」といった趣旨の発言にたいしては好意的な理解を示しています。SCP-[記述不可]-JPは内向的な性格であり、[記述不可]な様子が確認されています。

補遺: SCP-[記述不可]-JPを対象としたテストの記録。SCP-[記述不可]-JPが嫌う語は記述不可とします。

「記録。対象への情報が全て音声であることの影響を確認するため、すべて私の肉声でテストを行います。対象はSCP-[記述不可]-JP、テスト内容は・・・うわっ!やめ、ああっ!(若干のノイズが入ったのち、無音)」
メモ:SCP-[記述不可]-JPを番号で形容したため[記述不可]された。

記録。対象への情報がすべて文章であることの影響を確認するため、すべて私の直筆の文章でテストを行う。対象はSCP-[記述不可]-JP、テスト内容は、SCP-[記述不可]-JPとのコミュニケーション方法及び彼が何を嫌うのか・・・(小さな 声が聞こえたのち、無音)
メモ:SCP-[記述不可]-JPの性別がわからないままに「彼」と形容したため[記述不可]された。

[対象への情報が全て絵画であることの影響を確認するためのテスト]
████博士の計らいにより、適当に集めたDクラス職員のうち一番絵が上手かったものに、SCP-[記述不可]-JPを模写させるという計画が発足した。選ばれたDクラス職員は49時間をかけてSCP-[記述不可]-JPを模写。「完璧だ!」と言った 瞬間に[記述不可]された。

████博士とSCP-[記述不可]-JPの言語によるコミュニケーション

████博士「やぁ、僕とおしゃべりしないか、なんと呼べばいい?」

SCP-[記述不可]-JP「(無言)」

████博士「呼称を気にしすぎることもないさ。たった一単語で全てを表せるわけじゃないよ。」

SCP-[記述不可]-JP「じゃあ、アンと呼んで」(この瞬間がSCP-[記述不可]-JPの発言を確認した最初の場面だった。)

████博士「アンだね。オーケーアン。アンは自分を変な呼び方されるのが嫌いかい?」

SCP-[記述不可]-JP「気にしてないわ。でも・・・」

████博士「でも?」

SCP-[記述不可]-JP「ご主人様が怒るの。『私のアンに知ったような口をきかないで』と。だから・・・」

████博士「じゃあ、君には主人がいる、あるいはいた。あってるかい?」

SCP-[記述不可]-JP「これ以上は話したくない。」

報告は以上です。