SCP-XXX-JP
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 上空からの視認を防ぐため、SCP-XXX-JP-1の全域にブルーシートを被せて下さい。SCP-XXX-JP-1の周辺区域を封鎖し、一般人の周囲200メートル以内への接近を阻止して下さい。 10人以上のエージェントをSCP-XXX-JP-1の上で待機させ、出現したSCP-XXX-JP-2を落下時に手で触れてから回収して下さい。

説明: SCP-XXX-JP-1はおよそ東経136度、北緯27度の公海に浮遊する白色の物体です。形状はおよそ半径50メートル、厚さ100メートルほどの円柱状で、時計回りに緩やかに回転しています。周囲の海流や風の影響を受けず、その場に留まっています。サンプルの検査では、一般的な紙とよく似た性質を示し、強い疎水性を示しました。
SCP-XXX-JP-2は5分ごとにSCP-XXX-JP-1の周囲100メートルの上空に出現する物体です。外見は通常のA6〜3の規格の書籍と同じですが、出現時点では表紙がない、文字が書かれていないという違いがあります。出現したSCP-XXX-JP-2はページを鳥が羽ばたくように動かしながら、SCP-XXX-JP-1の中心部のある点に正確に向かって、およそ時速20キロメートルで接近します。出現地点から100メートルから150メートル進んだところで動作を止め、落下します。このとき、SCP-XXX-JP-1に接触すると、急速に接触部が強く癒着し、SCP-XXX-JP-1の一部としての振る舞いを始めます。SCP-XXX-JP-1に接触する前に人が触れると、全てのページに文章や図を出現させ、表紙を生成したあと、一切の異常性を失います。このとき、外見上は通常の書籍と見分けがつかなくなります。他の物で触れると、ページを激しく動かしながら、抵抗するような動きをします。

補遺: SCP-XXX-JP-2が変化した書籍の内容は、日本の中学校程度の地理知識について説明するものです。唯一の特殊な点は、記載されている日本地図や文章の中に、本来存在しない島とその説明が含まれていることです。以下は、それらの文章のうちの一つの抜粋です。
紙ノ鳥島は、2███年█月██日に四国海盆海域に出現し、同日付に発見されました。発見から██日後に、正式に日本の国土として認められました。現在、沖ノ鳥島と同様に保護設備が設置されています。