Ikkeby-Vの図演装置
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宿主に寄生する前のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、指定の内部状態を保った標準微生物封じ込めカプセルに封入された状態で、BSL-3以上の設備を有する生物サイト内の収容区画で保管されます。収容室および実験区画でSCP-XXX-JPを取り扱う職員は、SCP-XXX-JPの研究主任による許諾がある場合を除き、クラスIII生物学的安全キャビネットもしくは精密作業用遠隔操作マニピュレータの使用が義務づけられます。現在、SCP-XXX-JP-AおよびBは太陽系 - TRAPPIST-1間にありますが、接触可能な財団の設備の使用は情報保全のためなされていません。

SCP-XXX-JPの追加感染実験および被験者を用いた研究探査計画の実施は無期限に延期されています。

説明: SCP-XXX-JPは、宿主に不可逆な身体変化を発生させる、地球外を起源とするアメーバ様の寄生生物です。SCP-XXX-JPの寄生形態は一種の捕食寄生と見做せるものですが、地球上の動物で見られる捕食寄生とは、捕食部位が宿主の肉体の一部に限られる点、宿主の生命機能を短期間で喪失させる点、宿主の体内に長期間留まり肉体そのものを利用する点などの差異が見られます。

SCP-XXX-JPは、ある程度複雑な身体構造を持つあらゆる動物様の炭素系生物を宿主とすることが可能であり、また、地球のアメーバ類と同様に寿命を生じさせる細胞の分裂限界が存在せず、理論上は無期限に生命活動を行うことができます。反面、その感染力は非常に弱く、炭素系生物の体外においては、適切な環境を保たれた閉鎖空間に置かれない限り、1分から2分の間に死滅することが確認されています。SCP-XXX-JPの寄生行動は、何らかの手段によって宿主の細胞外液に侵入した場合にのみ行われます。

宿主が地球型の脊椎動物である場合、宿主の血管内に侵入したSCP-XXX-JPは、血流を通じてその脳に達した後、脳を捕食するとともにその体積を捕食した脳の体積に合わせて増大させ、最終的には脳が存在した空間を自身で満たします。その際、ヒトの人格や記憶を含む宿主の脳の機能は、不明なメカニズムによって一切の欠損がないままその母体をSCP-XXX-JPへと移行されます1

脳の置換を完了させたSCP-XXX-JPは、宿主の体の全域に渡って無数の分化した長大な仮足を張り巡らせるとともに、仮足を通じて全ての宿主の体細胞に制御された細胞死を引き起こさせます。細胞死後は仮足が筋組織や神経系などの機能を代替するものと見られており、宿主の活動能力は維持されます。この段階において全ての細胞が死滅した時点で、宿主本来の生命活動は完全に停止します。

その後、SCP-XXX-JPは仮足から[編集済]および[編集済]を含む粘液を分泌し、死滅した後の細胞をコーティングします。このコーティングは死滅後の細胞の劣化を防ぐとともに、極端な高低温や放射線被曝に対する強力な耐性を発揮するもので、SCP-XXX-JPはそれらから本体を保護するためにコーティングされた宿主の肉体を利用していると考えられています。また、体表を始めとする宿主の肉体の色は、コーティングにより青白いものへと変化します。

このプロセスは、SCP-XXX-JPが体内へ侵入してから約1ヶ月で終了します。宿主がヒトである場合、この間に生じる症状としては、初期段階での発熱、細胞死による運動能力の一時的の喪失があるほか、不要となった血液が毛細血管を通じて体外へと放出され、その際に宿主へ強烈な痛みをもたらします。

SCP-XXX-JPは、20██年に太陽系外縁部を通過した、地球外文明の大型宇宙船(SCP-XXX-JP-A)から射出されたカプセルより、厳重に封印された状態で回収されました。SCP-XXX-JP-Aは主流科学に基づく、熱核ロケットを主推進器とする恒星間宇宙船であり、その最大速度は光速の█パーセントに止まるため、恒星系から他の恒星系へ移動する際には少なくとも数百年単位の期間を必要とすると見られています。

SCP-XXX-JPには、数種の炭素系地球外知的生命体(SCP-XXX-JP-B)が計██体乗船していますが、これらはいずれもSCP-XXX-JPに罹患しています。SCP-XXX-JP-Aに対するコンタクト計画時に行われたインタビューによって、SCP-XXX-JP-B群は互いに隔絶した複数の恒星系の文明を起源としていることが判明しています。


画像はこちらからお借りしたものを加工しました。
提供元: https://www.flickr.com/photos/ptc24/34668214794/
作者: Peter Corbett
画像の作成日付: 2017年4月16日
画像のライセンス: CC-BY 2.0



その名の通り。



表題の通り。


C-takeさんに作っていただいた構文

注釈付きキャプション用構文と同時に使用。

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