Ikkeby-Vの図演装置
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SCP-XXX-JPによって改変された人員輸送用の路線バス車両。SCP-XXX-JP-A-9に指定。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル(工事中です): 各SCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-Aは、短辺が40 m以上の閉鎖型格納庫内に保管される形でそれぞれ別のサイトに収容されます。未収容のSCP-XXX-JPが確認された場合は、機動部隊み-4("新夢想家")および支援機動部隊が急派され、収容作業が行われます。攻撃能力を有するSCP-XXX-JP-Aを有する敵対的集団と交戦する場合は、1950年代以前に開発された装備による遠距離からの攻撃のみを実行してください。

説明: SCP-XXX-JPは、図式化された流星および地球とアラビア数字の「21」を象ったバッジです。外観から何らかの合成樹脂に金属メッキを施したものと推測できますが、各種手段による計測ではSCP-XXX-JPの異常性によって「未知の宇宙金属」という結果のみが出されるため、正確な構成物資は判明していません。後述するSCP-XXX-JP-Cでは、SCP-XXX-JPは「21世紀防衛隊バッジ」と呼称されています。

SCP-XXX-JPの頂部にはロッドアンテナ状の部位が存在し、展開して本体のスイッチを押すと、視認可能な緑色の円形波を放射します。これを受けた機器はその種類に関わらず、大まかな機能を保った状態で1950年代から60年代における日本の若年層向けSF作品で典型的に見られる「レトロフューチャー」な21世紀観に基づく物体へと改変されます。SCP-XXX-JPの異常性の影響下では、この機能のエネルギー源は「超小型原子炉」であると認識されますが、SCP-XXX-JPから放射線が検出されることはありません。

改変後の物体には原子力や真空管などが積極的に利用され、コンピュータなどの電子情報技術のレベルは1960年代程度まで後退する傾向があります。しかし、後述の異常性により、総合的な性能は概ね改変前より大きく向上しており、使用される技術が持つはずの性能の制限や弊害も一貫して確認されていません。SCP-XXX-JPによって改変された物体は、SCP-XXX-JP-Aに指定されています。

SCP-XXX-JPおよび各SCP-XXX-JP-Aを中心とする半径約20 mの球形の空間内では、SCP-XXX-JP自体を含むあらゆる機器が則る科学法則が限定的に無力化・改変されます。この現象の効果は法則性が見られないでたらめなものですが、いずれもSCP-XXX-JP-Aが機能を発揮できるような形の効果であることは共通しています。また、これらを対象にした科学分析においても、実際の科学ではなく「レトロフューチャー」な科学観に基づく結果のみが出されるようになります。反面、最先端の電子装備などといった1960年代以降に開発された技術の中には、この効果範囲内では作動しないものが存在します。SCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-Aが至近に存在する場合は、効果範囲は加速度的に拡大します。

なお、SCP-XXX-JP-Aが使用者の肉体および精神に対して有害な作用を引き起こした事例は、現時点では存在しません。

SCP-XXX-JPは、2006年から日本各地で多発的に確保されるようになりました。SCP-XXX-JPを所有していたのはいずれもそれまで異常存在とは関係を持たなかった一般人であり、『特作科学絵物語 21世紀の暮らし』という非異常性の小冊子(SCP-XXX-JP-C)をきっかけにSCP-XXX-JPを入手したと証言しています。SCP-XXX-JPの入手経緯は統一されていません。

SCP-XXX-JP-Cの体裁は1950〜60年代の日本における少年雑誌の別冊付録に類似していますが、作者や出版社を特定できる記述は存在しません。内容は「レトロフューチャー」と認識される21世紀観に基づく読み切りの絵物語であり、「エアカー」や「移動用チューブ」による通勤通学、あらゆる家事を代行する準人型ロボットの普及、他天体への観光旅行の一般化などといった要素が含まれる、「21世紀」のものとされる日常生活が描かれています。

SCP-XXX-JPの最終ページには「君も21世紀防衛隊の一員になり、この21世紀科学文明を守ろう!」という募集文とともに、SCP-XXX-JP入手のための切り取り式の応募券が用意されています。この応募券を封入された応募条件に則った状態の郵便封筒は、その他の条件に関わらず郵便ポストに投函された時点で消滅することが観測されています。また、応募券の宛先は「地球 世界首都メトロポリス中央区1-1-1 21世紀防衛隊総本部現地隊員連絡班」と指定されていますが、宛先とされる箇所の存在は確認されていません。

インシデント記録XXX-JP-02: 2018年11月16日、北アフリカの[編集済]において、SCP-XXX-JPによる大規模インシデントが発生しました。同地域では、要注意団体「マナによる慈善財団」によって戦争難民に対する人道支援活動が行われており、その際に日本籍の構成員によって未収容のSCP-XXX-JPが用いられたことが判明しています。

財団が事態を把握した時点で、[編集済]には多数の超高層ビルを中心とする近未来的な都市構造物(SCP-XXX-JP-A-49と総称)が現出し、さらに増殖を続けていました。これ以上のSCP-XXX-JPの影響範囲の拡大を防止するため、機動部隊ニュー-7("下される鉄槌")およびシグマ-9("ヴァルキリー")、および世界オカルト連合の3個排撃班からなる合同部隊による破壊作戦が実施されましたが、作動原理不明の多数の異常武器2を用いた抵抗を受けたため、制圧には██日を要しました。その後、広域記憶処理とカバーストーリー「[編集済]紛争」の付与が行われました。

インタビュー記録XXX-JP-06: 以下は、インシデントXXX-JP-02制圧後に確保されたマナによる慈善財団の構成員(PoI-XXXX)と、調査を行った機動部隊み-4("新夢想家")のギブスン博士の間で行われたインタビューの音声記録を文章化したものです。

PoI-XXXX: なぜ、なぜ貴方がたは、私たちの素晴らしい街を、21世紀のメトロポリスをあのように完膚なきまでに破壊し尽くしてしまったのですか! 貴方がたは輝かしい科学文明の進歩を停滞させ、あの非道と抑圧と争いにまみれた、捨て去るべき20世紀以前とさほど変わらぬものにしてしまうつもりなのですか!!

ギブスン博士: 落ち着いてください。あの街は、あなたたちにとって必要なものだったと考えているのですね。

PoI-XXXX: 当たり前のことです! あの街にはあるべき全てのものがありました。飢えていた数多の人々全員を養えるだけの全自動食料生産工場も、一夜にして人々の住処とインフラを造り出せる万能建築ドーザーも、子供たちに満足かつ高度な教育を受けさせられるロボット学校も、新たな生活空間を切り拓くためのロケット宇宙空港も、その他のものもみんなすべて!

(書き途中です)

PoI-XXXX: 我々が築き上げる21世紀は、こんなものになるはずではなかった。なるべきではなかったのです。我々はどこで間違ってしまったのでしょう。誰しもが常に幸福である、科学万能の黄金時代。あれこそが正しい、来るべき今だったはずなのに。

補遺XXX-JP-0X: SCP-XXX-JP-A-49の事後調査を行ったMTF み-4によって、SCP-XXX-JP-A-49内の通信装置より以下の 2018年11月16日付の録音記録が回収されました。この通信の発信源は判明していません。以下は同録音記録を文章化したものです。

作戦本部通達、作戦本部通達、現地隊員による浸透作戦は第1次橋頭堡の確保に成功せり。21世紀防衛隊各員は作戦第2段階の実行に備えよ。21世紀防衛隊各員は作戦第2段階の実行に備えよ。現在、21世紀確定のXデイまで82年と45日。我々が在り得る世界、在り得るべき21世紀を守るために。

同記録の内容および、インシデント1712-JP-01時に観測されたものと同種の移動震源による微弱な地震が、インシデントXXX-JP-02発生前に観測されていることから、SCP-XXX-JPは「21世紀防衛隊」によって意図的に拡散が行われているものと判断されています。SCP-XXX-JPの性質から、同組織は大規模なCK-クラス再構築シナリオを発生させることを目的として活動していると推測されており3、要注意団体への指定が検討されています。


画像はこちらからお借りしました。
提供元: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Citroen_Bus_U55_CH14_cityrama.jpg
作者: TycoonX
画像の作成日付: 2013年4月6日 12:40:18



その名の通り。



表題の通り。


C-takeさんに作っていただいた構文

注釈付きキャプション用構文と同時に使用。

[[module css]]
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