IitukaPのペンケース

ひとまず作成…と

・ ・ ・

アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:機動部隊す-8(“銭座”)が、未回収のSCP-XXX-JP-1を収容する任務に割り当てられています。SCP-XXX-JPは、サイト-81██の低危険度物品収容エリアに収容されます。実験時を除き、SCP-XXX-JPに電源を供給しないでください。SCP-XXX-JPを用いた実験を行うにはレベル3クリアランス職員1名の許可が必要です。実験の際、SCP-XXX-JPに補充する10円硬貨が全て非異常性のものであり、また1959年以降1に発行されたものであることを確認してください。実験の結果としてSCP-XXX-JP-1が出現した場合、SCP-XXX-JP-AにAクラス記憶処理を施し、SCP-XXX-JP-1を低危険度物品収容エリア内の金庫に収容してください。

追記:(201█/██/██)SCP-XXX-JP-1が出現することを確認するために、最低でも1ヶ月に1度、SCP-XXX-JPを用いた実験を行なってください。

説明:SCP-XXX-JPは、19██年に製造された████████社製の両替機です。同社が製造した同型機と比較して、構造に異常な点は見つかりませんでした。100Vの電源を供給することで稼働し、100円硬貨および50円硬貨を10円硬貨に両替することができます。SCP-XXX-JPで硬貨を両替すると、約0.4%の確率でSCP-XXX-JP-1が生成されます。この確率は財団による収容以降徐々に低下を続けています。
SCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JPによって生成される10円硬貨によく似た物体です。現行の10円硬貨との違いとして以下の特徴が挙げられます。

・銅を主成分とすることは10円硬貨と共通ですが、現行の10円硬貨には含まれない銀や白金などの希少金属が含まれ、結果として通常の10円硬貨よりも高い質量を示します。
・現行の10円硬貨では発行年が彫られている部分に発行年ではなく6桁のナンバーが存在します。
・側面に溝が存在します。

SCP-XXX-JPを利用してSCP-XXX-JP-1を出現させた人物はSCP-XXX-JP-Aに指定されます。
SCP-XXX-JP-Aは、SCP-XXX-JP-1を「非常に貴重なものである」と認識するようになりますが、クラスA記憶処理で認識を除去することができます。SCP-XXX-JP-1を直接視認した人物にも同様の影響が生じますが、SCP-XXX-JP-Aに対するものよりも効力が弱く、他者からの制止で容易に効果を除去することができます。この性質上、SCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JP-Aから他者に渡ることがほとんどなかったため、SCP-XXX-JPの発見が遅れたと考えられています。

補遺1:200█/██/██、SCP-XXX-JPは、███県███市に存在する█████商店から回収されました。当時偶然帰省していたエージェント███が、友人と共に█████商店を訪れ、友人から「特別な小銭がもらえる両替機」との説明を受け、また友人がSCP-XXX-JP-Aとなったことで異常性を察知し、収容に至りました。
以下は█████商店の関係者である█████ 和久氏へのインタビューログです。

対象:█████ 和久 34歳男性

インタビュアー:エージェント███

付記:和久氏は█████ 権蔵氏の息子です。
権蔵氏は█████商店の元店主ですが、SCP-XXX-JPが収容される2年前に死亡しています。

[重要度が低い内容のため省略]

エージェント███:では、あの両替機についてお伺いします。あれはいつからこのお店に置かれるようになったのですか。

和久氏:さあ、いつから置いてあることやら…。なにしろ、親父の代からずっと置いてありますからね。それに、俺は店にはほとんど関わってなかったし。

エージェント███:あの両替機が通常より多い小銭を払い出すことがあることは知っていましたか。

和久氏:店に戻ってからしばらくは知りませんでした。けど、店のゲーム2をやるわけでもないのに両替はしに来る子供たちがちらほら来てて、で、その子たちに見せてもらったんですよ。例の「ギザ十」を。

エージェント███:その硬貨を見たときどのように思いましたか。

和久氏:うまく言えないけど、なんだか大事な物だな、って思いました。手に入れた子もむちゃくちゃ喜んでましたし。

エージェント███:なぜこのような現象が起こるようになったか、心当たりはありますか。

和久氏:さあ…。でも、やはり親父が死んだのと無関係ではないんじゃないですかね…。
生前の親父は子供たちによく10円20円オマケしてたし。両替機を置いてからも、両替した子に10円オマケで渡してやるってこともよくありましたから。

[記録終了]

補遺2:21██/██/██、███から███への改元に伴い、1枚10万円の記念硬貨が発行されました。この記念硬貨の外見・組成はSCP-XXX-JP-1とほぼ完全に一致します。また、この記念硬貨には発行順にナンバーが刻印されることになっていましたが、一部欠番となっているナンバーがあり、その欠番のナンバーと財団で保管しているSCP-XXX-JP-1に刻印されているナンバーが一致しました。
現在、SCP-XXX-JPとの関連性が調査されています。

・ ・ ・

アイテム番号:SCP-XXX

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP-XXXの周辺には常に2名の警備員を配備してください。立ち入ろうとした民間人にはカバーストーリー「改修工事」を適用しSCP-XXX-aへの進入を防いでください。SCP-XXX-aの調査はDクラス職員に行なわせてください。

説明:SCP-XXXは、██県██市に位置する2階建ての建物です。SCP-XXXは、19██年までは県内随一の規模を誇る図書館でしたが、20██年に閉館し、オーナーである蔵山██氏が死亡した20██年以降は空き家となっていました。
SCP-XXXの正面玄関から内部に進入すると、SCP-XXX-1に指定される異空間に転送します。裏口や窓など、正面玄関以外の入り口から進入した場合はSCP-XXX-1には転送せず、SCP-XXXの内部に通常通り進入するのみとなります。
SCP-XXX-1の内部は、図書館の閲覧室のような場所であり、多数の本棚およびいくつかの机、椅子があります。これらの物品は木製のようですが、異常な破壊耐性を持つため詳細は分かっていません。SCP-XXX-1には扉が一枚存在し、その扉を通ることでSCP-XXXの正面玄関に転送されます。
SCP-XXX-1の構造は、SCP-XXXのどの閲覧室とも一致しません。SCP-XXX-1には小窓がいくつか存在し、開けることができますが、深い針葉樹林が見えるばかりでありSCP-XXX-1について情報が得られる可能性は低いです。小型ラジコンやロボットアームを用いた窓の外の調査はそれぞれの機器の原因不明の故障という結果に終わりました。
SCP-XXX-1内の本棚には、全てに五十音のいずれか1つが割り振られており、それぞれを頭文字にもつ語句が表紙・裏表紙・背表紙に記載されている本が多数存在します。(以下これらの本をSCP-XXX-2とする)
SCP-XXX-2の表紙は「ひらがな(漢字・カタカナ)」[例:「ざいだん(財団)」]の形式で記載されています。SCP-XXX-2に記載されている語は、一般的に使用される日本語の名詞・動詞・形容詞・副詞などで、日常的に使われる外国語および和製英語もカタカナ表記で存在します。結果としてSCP-XXX-2の総数は膨大な量となっています。
SCP-XXX-1に進入した人間がSCP-XXX-2を本棚から取り出して開くと、SCP-XXX-2の異常性が発揮されます。SCP-XXX-2はひとりでにページがめくれ始め、数秒で所持者の手を離れて宙に浮かび、消滅します。映像解析などで消滅プロセスを解明することは失敗しています。SCP-XXX-2が消滅した時点で、対象者はそのSCP-XXX-2に記載されていた単語に関する知識を全て失い、またその語やそれが表す物品を認識できなくなります。

補遺1:SCP-XXXは、SCP-XXXの周辺地域で「先日まで健康だった数名の若者が重度の若年性アルツハイマー症候群で入院した」という情報を入手したエージェントの調査によって、異常性を持つと疑われる物件として報告されました。その後Dクラス職員を用いた調査によって異常性が特定され、現在の収容プロトコルが制定されました。