hyoroika09の水槽
評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは実験中を除き、適切な記録媒体に保存されサイト-81██の低脅威物品収容ロッカーに保管されます。発生したSCP-XXX-JP-1は個体数を10体程度に調整し、それ以外は終了してください。また、1個体のSCP-XXX-JP-1を長期間延命する必要がある際は、点滴等を用いて活動に必要な栄養素の供給を行ってください。インターネット上のSCP-XXX-JP及びそれに関連する情報は財団のWebクローラによって即時削除され、発信者の特定が行われます。その他メディアにおけるSCP-XXX-JPは、継続的な監視によって一般社会での拡散を防止してください。

説明: SCP-XXX-JPは約2分の映像です。SCP-XXX-JPは各20秒程度からなる一見意味希薄な断片映像がつなぎ合わされたものであり、任意のメディアでの再生や複製が可能です。しかし編集によって内容が改変された場合、その異常性は喪失します。

SCP-XXX-JPの異常性は、それを再生した人物が映像終了まで視聴を継続した際に発現します。再生者が視聴を継続した場合、断片映像群の最後に17秒の映像が挿入されます。挿入された映像は定点から撮影されており、光量の乏しい森林に設営された石積み井戸を映しています。また、動画の再生者が既にSCP-XXX-JPの異常性を発現させた経験がある場合、この映像の挿入およびそれに続く異常性は発現しません。

映像が進行すると、井戸の中から後述する人型実体(SCP-XXX-JP-1に指定)が出現し、撮影地点に接近します。撮影地点に十分接近したSCP-XXX-JP-1は画面手前側に向け腕を伸ばし、SCP-XXX-JPを再生していたメディアの画面から這い出すように実体化して出現します。

SCP-XXX-JP-1は生殖器を欠いた人型実体です。その体長はSCP-XXX-JPが再生されたメディアの画面サイズに依存し、現在まで最大4 mから最小40 mmのものが確認されています。全てのSCP-XXX-JP-1個体は腰まで届く長髪を有しており、眼に該当する器官は強く充血しています。解剖の結果、SCP-XXX-JP-1は大脳や声帯の構造など多少の差異はあるものの、その身体的構造は人間に準拠しており呼吸や代謝を行っていることが判明しています。しかし、SCP-XXX-JP-1は自発的な食物の摂取を行わず、結果として外部からの干渉がない限り衰弱死します。

出現後のSCP-XXX-JP-1は多くの場合動画再生者に接近し、掴みかかる等の行動を示しますが、再生者の身体に危害を加えることはありません。この際、SCP-XXX-JP-1は再生者を睨みながら不明慮な声を発し続けますがその解読は困難です。この干渉の結果、再生者は軽度の心的ストレスを負いますが、その他に生じる精神影響はありません1

補遺1: SCP-XXX-JPは動画投稿サイトである██████に投稿されたSCP-XXX-JPが、その異常性を通じて話題になったことで発見されました。この騒動は財団の介入によって鎮圧され、発生したSCP-XXX-JP-1の回収・処分と各カバーストーリーの流布、元動画の隔離が行われました。該当動画は██県在中の██ █氏によって投稿されたものであり、その後行われた自宅調査の結果、██氏は動画投稿以降行方不明になっていることが判明しました。また、██氏が動画のアップロードを行ったノートパソコンの付近からは割れたコンパクトディスクが発見されており、解析の結果SCP-XXX-JPの動画データが発見されました。ディスク表面には油性ペンで"リング2"と書かれていますが、破片の一部が未だに発見されておらず、その意味は判明していません。

補遺2: SCP-XXX-JP-1が音声を発生する際の口唇や舌の動き、および呼気量の変化からその内容を解読する試みが行われました。多くのSCP-XXX-JP-1個体に共通してみられる単語は以下の通りです。

  • カラダ
  • カエシテ/カエセ
  • ワタシノ/オレノ3

 
 
 
 



SCP案置き場

tale案置き場

trick-star.jpg

実体化中のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 現在、SCP-XXX-JPは未収容です。SCP-XXX-JPおよびそれらによって引き起こされた消失現象の目撃者には記憶処理を施したのち、適切なカバーストーリーの流布が行われます。実体化中のSCP-XXX-JPに直接接触する試みは、接触者の意図しない消失につながる可能性があるため、必ずDクラス職員が行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは自立行動を行う実体の総称です。各個体の形状や体高に一貫性は認められませんが、どの個体も体に無数の孔を有しています。孔の内部からは一切の光線や音波は観測されず、内部の構造は不明です。またSCP-XXX-JPが物理的、化学的な破壊耐性を有していることに加え、蛍光X線分析装置等を用いた非破壊の成分分析においても原因不明のエラーが表示され続けるため、SCP-XXX-JPの組成は明らかになっていません。現在、SCP-XXX-JPはおよそ500 個体確認されています。

SCP-XXX-JPは後述する実体化中を除き、その存在を認識できません。これは反ミーム等による認識の阻害や、霊的存在への変化などが原因と推測されています。しかしながら、非実体化中のSCP-XXX-JPは、現在財団が保有するあらゆる検出手段を用いても観測不能であることから、その正確な存在方法は判明していません。

SCP-XXX-JPは一個体につき、約600日周期で実体化し主に地上で活動を行います。実体化したSCP-XXX-JPは動物が持つ口器に似た構造体を伸ばし、物体に接触させた後、触れている物体を徐々に消失させます。SCP-XXX-JPの動作が比較的緩慢であるため、活動的な物体がSCP-XXX-JPによる活動の影響を受けることは稀ですが、この消失は無機物・有機物、あるいは生物・無生物関係なく発生します。SCP-XXX-JPは一個体につきおよそ500 kgの物体を消失させた後、再び観測不能になります。また、消失した物体の追跡は全て失敗に終わっています。

実体化中のSCP-XXX-JPを捕獲する試みは現在成功していません。