hyoroika09の水槽
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ビスケットを食べるSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8102の外壁を強化した人型収容室に収容されます。収容室に入る扉は2重にし、SCP-XXX-JPが脱走を行うことを防いでください。SCP-XXX-JPには、通常状態であれば一般的なヒト用の食事をあたえ、実験において通常実態以外の姿になっている際は、変身した生物に適した食事を与えてください。また担当職員はSCP-XXX-JPが実験に参加した際、その報酬としていくつかの事前にチェックされた嗜好食品をあたえることが許可されています。SCP-XXX-JPの変身実験は必ず屋内で行われ、SCP-XXX-JPの予期せぬ脱走を防止してください。SCP-XXX-JPが現在までに確認されていない生物に変身する可能性を鑑みて、SCP-XXX-JPと直接接触する際はDクラス職員を用いるようにしてください。SCP-XXX-JPがSCP-XXX-JP-eおよびSCP-XXX-JP-hの姿に変身中、直接的な接触を行うことは推奨されません。

説明: SCP-XXX-JPは、自身の姿を他の生物に変異させることが出来る男子児童です。SCP-XXX-JPの身長は140cm、体重は35kgであり、その年齢は10歳前後とみられています。SCP-XXX-JPは財団による確保が行われた当初、日本語によるごく簡単な会話が可能でしたが、文字の読み書きが一切できず一般的な知識も明らかに不足していました。現在までに行われている学習活動の結果、SCP-XXX-JPに一般的な小学校入学時程度の学力が身についたことや、SCP-XXX-JPに識字障害等の疾患が見られないことから、これらは単に幼少期の教育不足が原因と考えられています。またSCP-XXX-JPの性格は「非常に内気」と評されていますが、ものを食べることに関しては非常に貪欲で食べられるものは何でも口にする傾向があります。

SCP-XXX-JPの特異性は自身が置かれた環境、あるいはSCP-XXX-JPの任意によって自身の姿を他の生物に変身させることです。SCP-XXX-JPの細胞内には14種類の異なる生物の遺伝子情報が含まれており、これらの発現がどのように調節されているかは不明です。SCP-XXX-JPの変身は「元の生物の体が、内側から捲り上がるように」おこり、これらはどの生物に変身する際も0.5秒以内に完了します。また、SCP-XXX-JPは変身の前後でその重量が大きく異なる場合があり、このとき増加・減少する重量がどのようにやり取りされているのかは判明していません。SCP-XXX-JPが変身を行った場合、その生物学的な特徴は変身後の生物のものに変化します。例として通常状態のSCP-XXX-JPがイタチザメ(Galeocerdo cuvier)に変身した場合、その呼吸方法はエラ呼吸となり、その食性も完全な肉食へと変化します。

SCP-XXX-JPが変身できる生物は、現在まで9種類確認されています。SCP-XXX-JPの通常状態の姿はSCP-XXX-JP-aに、その他の生物の姿はSCP-XXX-JP-bから-iに指定されており、その生物の種類や変身条件は以下のリストにまとめられています。


SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-eの姿で██海岸沿いを遊泳していた際、地元の漁船によって捕獲されたことでその存在が確認されました。捕獲された直後のSCP-XXX-JPはパニック状態にあり、現在未確認の生物を含む様々な姿に変身したことが船員へのインタビューで明らかになっています。船員の一人がSCP-XXX-JPに絡まった網を外そうとした際、SCP-XXX-JPは現在確認されていないヘビの仲間2に変身し船員に咬傷を負わせました。これを受けて漁船の船長は警察、および医療機関に通報を行い、その内容を傍受した財団によってSCP-XXX-JPの確保が行われました。また、該当漁船の乗組員にはクラスB記憶処理に加え、カバーストーリー「新種の毒魚」を施したのち解放しました。

補遺1: 20██/9/27、██県沿岸部に日本生類創研の研究施設が発見されました。施設は民間企業の研究施設に偽装されており、同じ年の9/10に発生した台風に伴う高潮によって施設の一部が破損し、財団による調査が行われる前に施設の遺棄が行われていたと考えられています。施設からはいくつかの実験設備、生物の標本などが発見されましたが、それらに関する資料や情報媒体はすでに撤収済みであり他に目立った発見はありませんでした。同施設からは高潮発生の際に異常な生物が複数脱走しており、その一部が近隣の住民によって発見されたため施設の存在が明らかになりました。

また、付近の海域を調査したところ同研究施設のものとみられる物品が数点発見されました。これらは高潮によって研究施設から流されたものであると考えられています。これらのうち「F-003-S02の観察手記」という表題のノートブックにおいて、SCP-XXX-JPと同様の異常性を持った実験個体に関する情報が記載されていたため、現在調査が行われています。

補遺2: 資料: F-003-S02の観察手記の発見を受けSCP-XXX-JPのDNAを再調査したところ、SCP-XXX-JPに捕食されたDクラス職員のものを含む3種類の遺伝子が新たに発見されました。SCP-XXX-JPのEuclidクラスへのオブジェクトクラス格上げ、および特別収容プロトコルの変更は現在審議中です。