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SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: ロシア政府の協力のもと、SCP-XXX-JP出現区域とその周辺2kmは一般人が立ち入らないように封鎖されます。封鎖地帯の外縁部は監視カメラによって常時監視を行ってください。SCP-XXX-JPが封鎖地帯外縁部へ接近した場合は直ちにDクラス職員1名を派遣しSCP-XXX-JPに接触させてください。

説明: SCP-XXX-JPは物理的性質を有したレベルV霊的人型実体です。SCP-XXX-JPの全身はほぼ黒ずんでおり生前の戸籍は不明ですが、おおよその外見からSCP-XXX-JPは10代前半の女性の霊体と推測されています。

通常、SCP-XXX-JPは時速約2kmで無作為に移動しています。SCP-XXX-JPは壁などの移動の障害となる物質を透過することが可能です。後述する性質のためSCP-XXX-JPは主にヴォルゴグラード州██████内を移動している場合が多いですが、██████外に出ることも可能であり、行動の限界範囲は不明です。

SCP-XXX-JPは人間に対して極めて攻撃的な振る舞いを見せます。人間(以下、対象)の姿を捕捉したSCP-XXX-JPは時速80km以上の速度で対象に接近し、対象の腕を自身の両手を用いて引き千切ります。対象の腕を引き千切ったSCP-XXX-JPは対象の腕と共にその場から消失します。また、複数の人間が対象となっている場合は、対象となっている全ての人間の腕を引き千切った後にその場から消失します。消失後、SCP-XXX-JPは不定期な間隔で██████に出現します。SCP-XXX-JPと共に消失した腕の行方は判明していません。

SCP-XXX-JPが腕を引き千切ること以外に対象に危害を加えた事例は現在まで確認されておらず、消失後の対象に異常性は見受けられません。そのため、適切な医療行為により救護することが可能です。

SCP-XXX-JPは非常に強力な力を有しており、SCP-XXX-JPの行動を阻止する試みはすべて失敗しています。SCP-XXX-JPの確保は機動部隊の壊滅的被害を受けたために無期限に延期され、現在の収容プロトコルが制定されました。

現在、消失後のSCP-XXX-JP、対象の腕の行方を特定するためにDクラス職員を利用した実験が計画されています。

補遺1: D-11111の義手に発信器を埋め込み消失後の座標を特定する試みがなされましたが、SCP-XXX-JPが新たな振る舞いを見せたことにより失敗しました。
SCP-XXX-JPはD-1111が装着する義手を引き剥がすと、義手を見つめ動きを停止させました。数秒後SCP-XXX-JPは義手を粉砕し、直ちにD-1111を撲殺しました。D-1111の絶命後もSCP-XXX-JPはしばらくの間D-1111の肉体を解体し続け、その後消失しました。

補遺2: 無人機による██████内の調査が行われ、消失したSCP-XXX-JPと引き千切られた対象の腕は座標(██,██)の家屋に転移していることが判明しました。家屋内には全身のほとんどが有機金属で構成された2両腕の無い遺体が存在していることが特筆されます。
家屋内に転移したSCP-XXX-JPは引き千切った対象の腕を遺体の肩口付近に配置し、既に配置されていた腕を無造作に投げ捨てます。その後SCP-XXX-JPは遺体を見つめたまま動きを停止させ、不定の時間が経過すると██████内のランダムな位置に転移します。

この家屋の所有者は判明しておらず、遺体とSCP-XXX-JPとの関連は不明です。


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