鴻池の砂箱

これはhey_kounoikeのサンドボックスです。
お役立ち:http://ja.scp-wiki.net/how-to-write-an-scp

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

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不活性時のSCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe
**特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは、サイト81██の、低脅威度収容室に保管してください。室内の四隅には小型のスクラントン現実錨を設置してください。監視時、担当職員はカント計数機のヒューム値の増減に注意してください。収容室内の内部には土や砂利の袋、具などを配置し、建設会社の倉庫であるかのように偽装してください。オブジェクトが活性化する兆候を見せた場合は収容室内に配置された砂や土の袋を開け、SCP-XXX-JPの荷台に内容物を注ぎ込んでください。作業に従事するDクラスは、土木作業経験のあるものを配置してください。一連の作業は、SCPXXX-JPが自身に対して抱いている思い込みを否定・抑制する効果を持ちます。

SCP-XXX-JPの収容違反が発生した場合、収容プロトコル「スピード」が実行されます。
警官に偽装した機動部隊が大規模な交通規制を行います。標準的カバーストーリー「暴走族の抗争」「一斉検挙」を流布してください。エージェント及び機動部隊ひ-88(”走り屋たち”)は交通機動隊と暴走族に偽装、SCP-XXX-JPを追尾してください。SCP-XXX-JPが非活性化するまで追尾を続行、非活性化後に確保・収容を実行します。

説明: SCP-XXX-JPは知性と現実改変能力を持つ土木作業用の手押し車です。
コンクリートや土砂の運搬などに使用される手押し車で、土木作業従事者からは「猫車」「ネコ」などの通称で呼ばれています。SCP-XXX-JPは自身をハイエンドモデルのスポーツカーだと思い込んでおり、荷台に土砂などの積載物が搭載されていない状態で放置すると不完全活性化し、車輪を使って走り始めます。速度は時速12kmで、自転車と同じ程度のスピードです。配置された場所を中心に円を描くように走り回り、その状態を30分から1時間程度継続します。円運動を続ける間、SCP-XXX-JPは乗用車の排気音に酷似した音を出します。

1時間経過した時点でSCP-XXX-JPは完全活性化し、現実改変能力を発現します。
周囲のヒューム値を低下させ自らををジャガー・XJ220に変化させます。完全活性化時、SCP-XXX-JP車体内にはドライバー、エンジンタンク内にガソリンを生成します。活性化が完了したSCP-XXX-JPは、至近距離に存在する道路に転移します。転移を終えたSCP-XXX-JPは、ガソリンが切れるまで路上を走り続けます。

SCP-XXX-JPは一般道を走る際は法定速度を遵守し、走行速度は60km/h程度となっています。一般道を抜けて高速道路に入ると、SCP-XXX-JPは速度を上昇させます。速度は時速100〜300km/hであり、0-100km/hの加速は3.9秒です。スペックはジャガー・XJ220のそれと一致します。

SCP-XXX-JPは、高速道路上を走行する車両を追い抜こうとする傾向が見られます。
一般的な乗用車、二輪車、トラック、ワゴン車などについては追い抜こうとする傾向は見られませんでした。対象となる車種はスポーツカーのみです。追い抜かれた車両は、土木作業用の一輪車へと変化します。変化した車両はドライバーを荷台に乗せたまま、高速道路から一般道の路肩に転移します。
ガソリンが切れるとSCP-XXX-JPは不活性化し、元の手押し車に戻ります。

メーカーは東京都███に存在する総合機器メーカー██商事ですが、██商事が製造した手押し車は広く市場に流通しており、SCP-XXX-JPと同じ製品には異常性が認められない事から、███商事がSCP-XXX-JP製造時に異常性を付与した可能性は極めて低いと考えられます、

2009年東京都███市の工事現場で、SCP-XXX-JPの異常性が発現し、財団の目を引きました。
その際に工事現場作業員██名及び付近の高速道路を走行していたドライバー██名の死傷者が出ています。財団はSCP-XXX-JPを追尾し、確保・収容を実施、現在に至ります。

下記のログは、収容プロトコル策定の為に行われた実験記録です。

以下は、事件関係者に対するインタビュー記録です。
事件の生存者に対し、インタビューを行いました。

さらなる調査のため、事件の生存者にインタビューを試みました。
インタビュー対象は現在東京都███区の███病院に、上腕部骨折で入院中です。
███病院は財団フロント企業が経営しており、オブジェクト活性化時に███病院へ救急搬送されています。

調査の結果、オブジェクトについての情報をもつと思しき対象にアクセスする事が可能となりました。
インタビュー対象は事故の発生の連絡を受けた後、自宅に引き篭もっている状態でした。

オブジェクトの作成者の情報を得る事ができました。
調査の結果、作成者に直接関与していたと思しき対象を特定しました。
対象は、現在東京都███区に生活保護を受けながら暮らしています。

以上の調査の結果から、オブジェクトの作成者は現実改変能力者だったと推察されます。
対象の能力者は既に死亡しており、対象が勤務していた建設会社の倉庫内から異常性を持つ物品は確認されませんでした。この事から作成者の現実改変能力は極めて限定的なものであり、社会に対する影響もまた限りなくゼロに近いと言ってよく、これにより現実改変能力による異常現象の拡散は収束したと結論づける事ができます。
残る懸案事項はSCP-XXX-JP本体のみであり、調査結果を元に特別収容プロトコルが策定されました。

下記の記録は、特別収容プロトコル「スピード」実施時の記録です。
[ここに収容ログ]