Hermesの羊皮紙
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在収容されていません。送付されるチラシを元に機動部隊[後で埋めます]を派遣、”祝福”イベント中のオブジェクト群に対象以外の人が直接触れないようにしてください。

説明: SCP-XXX-JPは7体の人型実体、1人の"先導者"と6人の"演者"で構成される楽団です。これらの実体のうち、先導している人型実体(以後SCP-XXX-JP-1と呼称)は仮面1を装着しているため、人相の確認は失敗しています。6人の演者(以後SCP-XXX-JP-2~7と呼称)は14~18歳の少女で、中世欧州における農民や踊り娘の衣装を着用しています。当該オブジェクト群のDNA検査を行ったものの、該当する人物はいませんでした。

SCP-XXX-JP群はそれぞれ楽器を所持しており、単独で演奏することはできますが楽器音を観測することはできません。パレード中に限り奏者の意思により、それぞれの楽器から通常観測される音を捉えることができます。
また、単体の楽器であるにも関わらず複数の楽器で演奏したものと同様の音色と音量を発生させます。

SCP-XXX-JPは不定期的にパレードを行います2。出現地点は世界各地の村、町の東端に限定されています。SCP-XXX-JPがパレードを行う6時間前に、チラシが該当区域3に張り出されます。このチラシを見た、もしくは見た人物からチラシの内容について話を聞いた場合、当該オブジェクトは”El Sin Yo”という楽団として周囲に認識されます。SCP-XXX-JP-1を先頭に-6まで縦に並んでいて、SCP-XXX-JP-7はSCP-XXX-JP-1の肩に乗っています。パレードの内容は出現地域により変化します。1976年のサン・ヴァンサン・トゥルナント(Saint-Vincent Tournante)ではオブジェクト群がバル・ミュゼットを演奏しながらワインを配布していました。当該区域の西端に到達するとパレードが終了し、”祝福”イベントを発生させた後消失します。

もし被験者がSCP-XXX-JPの演奏する音楽を聴きとれた場合、”隣人たちと踊りたい”、”共に歌いたい”という欲求を抱かせ、パレードに加わります。加わった対象は外部からの刺激に反応せず、パレードが終了するまで歌い、踊り続けます。もう一つの異常性はSCP-XXX-JP群が消失する際に行われる”祝福”イベントです。オブジェクト群が演奏を終えると持っている楽器を消失させ、SCP-XXX-JP-1を中心とした半円を描くようにパレードの参加者へ向けて整列します。その後、SCP-XXX-JP-7が参加者の中から無作為に1人選びます。選ばれた参加者は未知の手段によってオブジェクト群の前に膝をつき頭を垂れた体勢で”移動”します。SCP-XXX-JP-1が懐から小瓶を取り出し、オリーブ油を対象にかけ、SCP-XXX-JP-6が着火します。対象はオリーブ油をかけられた量に関わらず全身が炎に包まれます。燃焼は3分続きますが、対象は炎による熱さを感じておらず、熱傷も見られません。燃焼が終わるとSCP-XXX-JP-7が対象に接近し額へ口づけを行います。再び対象が"移動"し、SCP-XXX-JP-1が口上を述べ、一礼をした後オブジェクト群が消失します。

補遺1:
補遺2:

悪意について
祝福された人が一定の期間、あるいは無作為に不可視の重量物で圧死することを悪意としようかと考えています。また、祝福イベント中に対象(=祝福されている人)以外の人間がオブジェクト群に触れると被害が出るようにしよう、と考えています。

  • euclid
  • scp-jp
  • 人間型
  • 変形
  • 強制力
  • 記憶影響
  • 未収容
  • 瞬間移動

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