HazukiMarch P
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アイテム番号: SCP-1899-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1899-JPはサイト-8141内の専用の標準人型生物収容室に収容されます。SCP-1899-JPは収容に対し協力的かつ温厚な態度を示しており、強制的な収容方法を必要としません。SCP-1899-JPの衣服や生活用品は常に新品の物に交換されます。SCP-1899-JPの精神状態を良好な状態に保つ為に週に1回収容スペシャリスト監修の下カウンセリングが行われます。SCP-1899-JPが要求した物品はレベル4以上の職員の許可が出た場合のみ与えられますが、作成されてから一定時間経過した場合や損傷した物品は速やかに回収、焼却処分してください。SCP-1899-JP及びSCP-1899-JP-Aに対する実験はレベル4以上の職員の承認が必要です。

通常時SCP-1899-JPの収容室から周辺約20m以内からは損傷もしくは経年劣化が見られる物品、また生物の死骸は排除してください。ただし72時間おきに上記条件に合致する物品を設置し、SCP-1899-JP-Aに変化させる必要性があります。出現したSCP-1899-JP-Aは破壊、回収、焼却処分してください。活動状態にあるSCP-1899-JP-AをSCP-1899-JPが目撃することはSCP-1899-JPの精神に負荷を掛ける可能性が高い為、出来るだけ視認させないでください。
常時、機動部隊ほ-5("ちりとり")隊員最低1名が収容室入口に配置されます。SCP-1899-JP-Aが出現した場合は速やかに破壊、焼却処分してください。

説明: SCP-1899-JPは岐阜県██市出身の標準的な1█歳の日本人女性です。SCP-1899-JPはその異常性と本人の希望により最低限の衣服と道具しか与えられません。ただしカウンセリングや実験の際などその都度必要物を与えてください。

SCP-1899-JPの異常性は一般的に「古い」もしくは「ゴミ」と認識される物を一定距離内に設置すると発揮します。変化する対象の数は1個から始まり、変化が完了次第増えていきます。変化した対象物に9g未満の物は確認されておらず、上限も確認されていません。
追記: 生物も効果対象と判明し、特別収容プロトコルが更新されました。詳細は事案記録-1899-JP-2 20██/09/19を参照してください。

一定距離内に置かれた物は上記の条件を満たすとSCP-1899-JP-Aに変化します。SCP-1899-JP-Aは元となる物が如何なる形状や材質、機能を持っていても正体不明な力により自律的に行動する異常存在です。SCP-1899-JP-Aは意思を持っていると推測されており、コミュニケーション可能な物を元に変化した存在であれば意思疎通も可能です。SCP-1899-JP-Aは変化してすぐにSCP-1899-JPの存在を感知し、SCP-1899-JPに接触を図ります。この感知は両者の間に遮蔽物があった場合でも問題なく行われます。SCP-1899-JPに接触したSCP-1899-JP-Aはその特性を用いた暴力行為をSCP-1899-JPに対して行います。この行動を放置するとSCP-1899-JPの身体、生命が損なわれるので阻止してください。この異常性の効果範囲は通常20mですが、発揮されない状態が72時間続くと効果範囲と効果対象数が拡大していきます。効果範囲の最大記録は█km、効果対象数は██個です。なお異常性の効果範囲外へ移動させた場合でもSCP-1899-JP-Aは活動を続けます。

SCP-1899-JPは「ひとりでに道具が動き出した」「ツクモガミ1が現れた」などの異常な110番通報の調査中に財団エージェントにより発見されました。発見当時SCP-1899-JPは異常性が発揮されSCP-1899-JP-Aが出現した状態にあった為、エージェント及び要請を受けた機動部隊によるSCP-1899-JP-A群の破壊後確保されました。確保した際のSCP-1899-JPは四肢、肋骨等の骨折に加え[データ削除済]を負った状態でしたが財団の医療チームにより完全に治癒されました。

その後のインタビューでSCP-1899-JPは13歳で異常性を自覚したが当初は異常性の効果が現在より弱く、また御守りによって被害は免れていたと証言しています。御守り等の真偽は不明ですが財団に発見された時の状況を除けば日常生活を送れていたと調査結果が出ている為、SCP-1899-JPの証言は事実と判断されています。この正体不明の御守り等の調査は現在も継続中です。

補遺1: 実験記録 1899-A

実施方法: 実験室にてSCP-1899-JPから20m離れた距離にSCP-1899-JP-Aに変化する条件に合致する物品を設置する。SCP-1899-JP-Aが移動を開始したことを確認次第機動部隊により破壊する。SCP-1899-JPから出現したSCP-1899-JP-Aが視認出来ないように両者の間は強化障壁で遮断されます。

実験記録 1899-A-1
担当者: 鳥山研究員
対象: 伝統的な唐傘(制作から██年経過)
付記: SCP-1899-JPから20m離れた距離に床に倒れた状態で配置。
結果: 設置後1分39秒でSCP-1899-JP-Aに変化。傘を開いた状態で柄を接地し直立し、SCP-1899-JPに向かって跳ねるように移動を開始。
メモ: 柄が足になったり目が生えたりはしないようです。

実験記録 1899-A-2
担当者: 鳥山研究員
対象: 破れたビニール傘(作成から5ヶ月経過)
付記: SCP-1899-JPから20m離れた距離に床に倒れた状態で設置。
結果: 設置後3分18秒でSCP-1899-JP-Aに変化。傘を開いた状態で柄を接地し直立し、SCP-1899-JPに向かって跳ねるように移動を開始。
メモ: 現代的な素材であったり制作から短期間しか経っていなくとも変化するようです。次回からは特別古い物を用意しなくても良さそうです。

実験記録 1899-A-4
担当者: 鳥山研究員
対象: 壊れた自転車(作成から█年経過)
付記: SCP-1899-JPから20m離れた距離でスタンドを用いて設置。
結果: 設置後2分50秒でSCP-1899-JP-Aに変化。スタンドが外れ、ペダルが回転。SCP-1899-JPに向かって車輪を用いた走行を開始。
メモ: 乗り物でも効果対象のようです。また、変化前の物品の特性を用いた行動をするのだと考えられます。

実験記録 1899-A-5
担当者: 鳥山研究員
対象: 画面が割れた携帯電話(制作から1年経過)
付記: SCP-1899-JPから20m離れた距離に画面を消灯した状態で設置。
結果: 設置後3分27秒でSCP-1899-JP-Aに変化。画面が点灯し、その場に浮かび上がる。SCP-1899-JPに向かって投擲されたように移動を開始。破壊の際、機動部隊に放電した。
メモ: 精密機械でも変化するようです。しかし、明らかに通常の携帯電話ではあり得ない電気を放ったことに驚きでした。SCP-1899-JPの異常性はSCP-1899-JP-Aに更なる能力を追加する可能性が考えられます。
追記: この携帯電話は[編集済]の際に使用されていた物でした。この事がSCP-1899-JP-Aの行動に変化を及ぼしたかは現在不明です。

実験記録 1899-A-8
担当者: 鳥山研究員
対象: 主に金属からなる廃材10kg
方法: SCP-1899-JPから20m離れた距離に山盛りの状態で設置。
結果: 変化なし。
メモ: 物体として確立していなければ変化しないのでしょうか。なんらかの判断基準があるようです。

実験記録 1899-A-12
担当者: 鳥山研究員
対象: 鶏の死骸(死後1日未満)
付記: SCP-1899-JPから20m離れた距離に床に倒れた状態で配置。
結果: 変化なし。
メモ: 予想通りです。

補遺2:
補遺3:

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