般若博士の備忘録

棍棒かたぎ、そろりと語れ

混沌極まる改元前。SCPの世界もまた群雄割拠、高度にかつ複雑さを極めている、そんな時代

そんな時代に、アイディアだけで本当に勝負できないのかッッッ?

今こそストロングスタイルの威力を検証しよう!

注目の対戦カードは、画面の前の貴様と貴様だ!

ようこそSCP-JPの大晦日興行へ!

ここが平成最後の第四次世界大戦棍棒でのどつき合い

SCP-JP BBC 2018

当然、BBC2018は繁華街での騒ぎのような卑罵語の応酬をする機会ではなく、最高なSCPという名誉獲得競争の場です。コンテストでの批評はエレガントに、手にした棍棒は読者の精神に叩きつけ、揺さぶるためだけに使いましょう。

ざっくりとした説明!
「棍棒での殴り合い」コンテストは、いわば「飛び道具」禁止の「SCP報告書」コンテストであり、SCPを主役とするSCP記事をフューチャーしたものです。参加者同士の近距離格闘戦インファイトになるようなルールが設けることで普段よりも「リング」を極端に狭くしています。ThaumielやSCP-001-JPや、フォーマットスクリューが入る余地はありません。Jokeで一位を目指す?これは冗談でもジョークでもない!

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さて、そもそも棍棒コンテストの意義とはなんでしょうか?それを考えるためにまず、SCP記事の「本質」を考えてみましょう。

SCP記事には大まかに分けて2つの本質を有しています。SCP報告書という一面と、怪奇創作としての一面です

SCP報告書はSCP財団の心臓部で、財団に収容される様々な異常なオブジェクト、実体及び現象を記述する技術書類という設定を持ちます。SCP報告書はそれら異常存在についての研究調査結果と、収容違反を始めとする事件が発生した際に安全な収容を維持・再確立するための緊急手続きをまとめたものです。財団はSCP報告書の膨大なデータベースを管理しています。

怪奇創作としての一面においてはSCP記事を通して読者に恐怖をはじめとする何らかの感情を与えることが著者の一つの大きな目標となります。この目標を達成するために、SCP-ENから始まる10年以上の歴史の中であらゆる手法が試されてきました。SCP報告書の構成という枠組みから飛び出る演出は「飛び道具」あるいは「フォーマットスクリュー」として多くのサイトメンバーに認知されています。例えば、scp-2557scp-001-jpは飛び道具です。

また、SCP財団の基本的な設定メインカノンを使用する以外に、要注意団体GoI要注意人物PoIを他者と共有したり、他の記事と組み合わせクロスリンクたりすることで記事に深みを持たせること、さらにはハイソで見目麗しく、カッコいいフォーマット1という装飾を導入することなど、読者を楽しませる試みが数多くなされてきました。

今回のコンテストで書いていただきたいのは最も原始的な、単品で成立している報告書です。読者を楽しませるために開発された飛び道具、ギミック、共有設定、装飾を取り払い、ただ単一のコンパクトな記事で読者に殴り掛かる、今こそそんなストロングスタイルで覇を競おうというのが棍棒コンテストの意義となります。SCPを主役とする記事とは何か?あなたの答えをコンテストに投稿してください。

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繰り返しになりますが今回のコンテストにおいては、報告書単品でのクリーピーさを楽しみ、その作り手の力量を賛辞することを望みます。記事の飾り立てがシンプルであることは設定しますが、SCPのアイディアがシンプル、内容がシンプルということを競うものではないことに留意してください。簡単に言えば「文字数が少なければ少ないほど良い記事」という話ではないということです。また、報告書であるため学術的文章クリニカルトーンの記事をお願いします。正確な学術的記述は報告書としての完成度を高めるのに必要不可欠です。

さて、今までの説明ではたとえ話ばかりでありルールになり得ません。「飛び道具」や、報告書などの不明瞭な言葉を使わないルールを見ていきましょう。