人生の舞台照明
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 撤去したSCP-XXX-JPは8×8×8の閉鎖された空間に収容してください。この空間はSCP-XXX-JPが発する光を上回る光量を持つ照明で常に照射してください。この照明は実験時以外に消灯してはいけません。照明のスイッチは簡易的なストッパーつきのケースで覆い、偶発的にスイッチを押すのを防いでください
実験はレベル2以上のDクラス職員立会いのもと行ってください

説明: SCP-XXX-JPは高さ5mの街灯柱と白熱灯の組み合わせによる街灯です。白熱灯には電線が付属していますが、電源の供給は必要ありません。赤外線センサーなど人を感知する機構はありません。
SCP-XXX-JPは通常、非活性状態です。しかし、以下の条件が一致すると活性状態になります。

・夜間、もしくはSCP-XXX-JPの周囲が夜間と 同程度に暗い状態である。
・自身を平凡か、それ以下だと評価する人物(以下、対象)がSCP-XXX-JPの半径3m圏内に侵入する。

活性状態に移行したSCP-XXX-JPは白熱灯を点灯させ、対象を照射します。発せられる光は一般的な白熱灯と同じ光量と熱量を持ち、その光による対象の身体的な影響はありません。対象を照射した後、再び非活性状態に移行します。その後、対象が後述するSCP-XXX-JP-Aに遭遇したのちに上記条件に一致するか、別個人の対象が上記条件に一致した場合になるまでSCP-XXX-JPは非活性状態のままです。
照射された対象は、1週間以内に大きな事故や事件(以下、SCP-XXX-JP-A)に遭遇します。遭遇する事故や事件は、強盗、火災、車両事故など多岐に渡り明確な区分は現在判明していませんが、これらは全て、後日報道機関が報道しています。
SCP-XXX-JP-Aは、単に目撃者としてではなく、被害者など事故や事件に直接関係する人物として遭遇します。
対象はその事故や事件で怪我人の救出など称賛されるべき勇敢な行動を本人の意思と関係なく行います。対象の性格や自発性も関係ありません。SCP-XXX-JP-Aにより対象は怪我や病気、死亡する可能性があります。

実験記録XXX-1 - 日付20██/09/23

対象: D-1175(事前アンケートにより自身を過小評価していることが判明)
実施方法: 収容室内の照明を点灯した上で、D-1175をSCP-XXX-JPの元へ移動させる
結果: SCP-XXX-JPは白熱灯を点灯させなかった。またD-1175をその後2週間観察したが、SCP-XXX-JP-Aは起きなかった。
分析: SCP-XXX-JPはその周囲が暗い状態でないと発動しない。

実験記録XXX-2 - 日付20██/09/23

対象: D-1175
実施方法: 収容室内の照明を消灯した上で、D-1175をSCP-XXX-JPの元へ移動させる
結果: SCP-XXX-JPは白熱灯を点灯。
5日後、D-1175は訪れたコンビニエンスストアで強盗に遭遇。D-1175は隙をついて強盗を確保。警察から感謝状が贈られた。
このことについてD-1175は「とっさに体が動いた」と話す。

実験記録XXX-3 - 日付20██/10/17

対象: D-1567(事前アンケートにより自身を平凡以下と評価していることが判明)
実施方法: 収容室内の照明を消灯した上で、D-1567をSCP-XXX-JPの元へ移動させる
結果: SCP-XXX-JPは白熱灯を点灯。
7日後、D-1567が調査していた██████社のビルで火災が発生。D-1567は倒れていた氏を屋外へと運び込んだ。数時間後███ ██氏は意識を回復。D-1567は肺のやけどなどを負ったが、███ ██氏及びその家族からはとても感謝された。
D-1567はこのことについて「この人を助けないとと、自然に思った。普段なら自分の避難を優先していたと思う」と話す。

実験記録XXX-4 - 日付20██/10/21

対象: D-1801(事前アンケートにより自身を過小評価していることが判明)
実施方法: 収容室内の照明を消灯した上で、D-1801をSCP-XXX-JPの元へ移動させる
結果: SCP-XXX-JPは白熱灯を点灯。
4日後、D-1801は信号無視の一般車に轢かれ死亡。警察の話によると、D-1801は横断歩道にいた子供を庇うかたちで道路に進入したとのこと。その子供は軽傷で命に別状はないという。