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回収時のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは8m×8mの一般収容室の中央に設置して収容してください。収容室は外部から監視を行い、SCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JP周囲に出現した際は、そのSCP-XXX-JP-1の特徴を記録した後、処分してください。

説明: SCP-XXX-JPは横406mm、縦441mm、奥行き343mmのabee社のSCOOVO®︎X9に類似した熱溶解積層型の3Dプリンターです。既製品との違いは、背面に材料となるPLA樹脂を設置することが不可能であること、電源の接続が不可能であること、接続したデータ転送用の機器が認識をしないことです。

SCP-XXX-JPは不定期的にSCP-XXX-JP-1の造形を開始します。未知の方法によりノズルからPLA樹脂を抽出し、その後は一般のSCOOVO®︎X9と同様にプリント台に造形を行います。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPから製造されるPLA樹脂製の白色の3Dモデルです。SCP-XXX-JPの性質上、全体像を把握することは容易ではありませんが、現存する彫刻作品を模倣しているとされます。

SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1の造形を必ず失敗します。失敗はノズルの不調、座標のずれ、造形中にSCP-XXX-JP-1がプリンタ台から剥離するなど様々です。よってSCP-XXX-JP-1は造形途中で破断するか、モデルと思われる彫刻作品から大きく離れた容姿となります。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1の造形を失敗すると、造形途中であってもSCP-XXX-JP-1の造形を終了します。SCP-XXX-JP-1の造形が終了すると、SCP-XXX-JPはノズルを真上に数cm移動させ、SCP-XXX-JP-1から離します。その後、プリント台上のSCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPから半径3mの空中に転移し、その場で破裂若しくは地面に向かって高速で移動してその衝撃で破裂します。SCP-XXX-JP-1の造形途中のとき、外部からSCP-XXX-JP-1の破壊を行った場合も同様に空中に転移し、破裂します。破裂し飛散したSCP-XXX-JP-1はそのまま放置されます。SCP-XXX-JP-1の飛散後、SCP-XXX-JPはノズルを初期位置に移動させ、数時間後にSCP-XXX-JP-1の造形を開始します。その際造形されるSCP-XXX-JP-1のモデルとなる彫刻は、前回と同じである場合と、別の彫刻をモデルとする場合があります。

SCP-XXX-JPは████氏の自宅マンションに置かれていたところを警察として潜入取材をしていた財団職員に発見されました。当時、長らく████氏と連絡がとれないという████氏の友人の通報により、████氏の自宅を調査していました。████氏の自宅に████氏の姿はなく、稼働中のSCP-XXX-JPと、PLA樹脂製の像と、それを模倣した粘土像数体がありました。以下に記載するのは事情聴取として████氏の友人に行ったインタビューの記録です。


現在も████氏は行方不明であり、財団が捜索にあたっています。