アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:SCP-XXX-JPは遠州鉄道1の積志駅と遠州西ヶ崎駅の間にあるトンネルです。反ミーム的な異常性を有しておりSCP-XXX-JP-1に1度でも訪れたことがある人間か鬼の末裔とされている人間(以下SCP-XXX-JP-2)以外からは認識されません。SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPを認識可能な人間がSCP-XXX-JP内に入った時、果無山脈2に存在する如月工務店が建設した駅(以下SCP-XXX-JP-1)に転移するというものです。この時、対象が電車に乗車してSCP-XXX-JP内に入った場合、SCP-XXX-JP-3以外の人間は意識を失ってしまいます。運転手や車掌も意識を失いますが電車は問題なく動きます。転移してから24時間経過するとSCP-XXX-JPに転移しますがこの際、24時間前のSCP-XXX-JPに転移します。また、SCP-XXX-JP-1から続く線路上を10分以上歩き続けてもSCP-XXX-JPに転移することが確認されています。
SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPと同じようにSCP-XXX-JPに1度でも訪れたことがある人間かSCP-XXX-JP-2、およびSCP-XXX-JP-3以外からは認識されない反ミーム的な異常性を持った駅です。駅名標は存在しますが自駅名、隣駅名共に書かれていません。SCP-XXX-JP2以外には書かれた文字が認識出来ず、自駅名はきさらぎ、隣駅名はやみ、かたすと書かれていることが確認されました。時刻表や待合室、改札口といった駅に必要な施設は存在しませんがプレハブ小屋が隣接しており、そこにはSCP-XXX-JP-1の管理人を名乗る人型実体(以下SCP-XXX-JP-3)が住んでいます。
SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1に転移することが可能な人間です。現在4名が確認されておりその全てが財団によって収容されています。また、その全員が収容には非協力的です。SCP-XXX-JP-1に転移可能という点以外には異常性は確認されていませんが如月工務店が何らかの目的をもってSCP-XXX-JP-2らを集めた可能性があるため収容は継続されます。
SCP-XXX-JP-2分類 | 収容経緯 | 備考 |
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SCP-XXX-JP-2-a | 2004年1月8日にインターネット掲示板2ちゃんねるでSCP-XXX-JP-1に転移したことを書き込み、それを休暇中のエージェントが確認。収容に至った。 | 愛知県北設楽郡出身の成人男性。 本名は「榊原██」で |
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SCP-XXX-JP-3は70代ほどの単眼症を患っている日本人男性です。左足が欠損しておりSCP-XXX-JP-3は子供の頃に村の風習で切断されたと語っています。戸籍上は存在しませんが自身の名前は「猪笹██」であり、果無山脈に存在する廃村の生まれであると話します。SCP-XXX-JP-3は自身を如月工務店の元構成員と称していますがSCP-XXX-JP-3は如月工務店についての情報を保持していません。財団の収容には協力的でSCP-XXX-JP-1に転移したSCP-XXX-JP-2の保護を任されています。
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]