萩埜学芸員の研究室

取り組んでる下書き「人魚の夢」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]

説明: SCP-XXX-JPは、器官の全てが人工的な擬似器官に置換されている人型存在です。外見は20代程度と見られる日本人女性のもので、現在全ての器官が機能を停止しています。全ての器官において、構成する物質に未知のものが含まれていることが確認されており、これらの器官の再現は現状不可能であると考えられています。またこれらの器官が、対応するヒトの器官と同レベルで機能するかについては不明です。

脳に当たる部分にはコンピュータと思われる擬似器官が存在しています。情報部による解析の結果、記録媒体は現在のコンピュータで主流となっているハードディスクドライブやソリッドステートドライブと全く異なる媒体であることが確認されている他、現在確認されている最大容量を大幅に超える容量を有していることが判明しています。また、およそ87,631時間に及ぶ映像データが保存されていることが確認されていますが、未知のファイルタイプであるため、再生及び既知のファイルタイプへの変換は不可能であると見られています。

オペレーティングシステムと見られる部分の起動には、コンピュータ側から厳重なロックがかかっており、起動は不可能であると考えられています。しかし、前述の映像データを主とした、起動していた形跡の存在が確認されているため、SCP-XXX-JPは過去に起動しており、SCP-XXX-JPに搭載されている擬似器官は対応するヒトの器官と同レベルで機能していた可能性がある、という仮説が立てられています。

収容経緯: SCP-XXX-JPは、2017年5月14日に、京都府京丹後市網野町掛津付近の一般市民による、「空き家に若い女性の死体が遺棄されている」という通報によって出動した京丹後警察署の署員によって発見されました。

当初は通常の死体遺棄事件として捜査が進められていましたが、司法解剖の段階で異常性が露呈したため、内部に潜伏していた財団エージェントによって通報が行われ、オブジェクトの回収作業が行われました。その後、京丹後警察署員及び、警察への通報を行った一般市民とその周辺住民に対してクラスA記憶処理が施されています。


製作途中orバックアップ
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君は、それでも守り続ける?
Musashi_24_Oct_1944.jpg

沈没直前の戦艦武蔵

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの異常性喪失の阻止を目的とし、現在

説明: SCP-XXXX-JPは、太平洋戦争当時大日本帝国海軍が運用していた戦艦「武蔵」1です。SCP-XXXX-JPには、シブヤン海に存在する高現実濃度領域F-23の封じ込め計画2に基づいた特殊な術式と塗装が施されています。現在、SCP-XXXX-JPは一番砲塔の後方で切断され大きく2分割となった状態で沈んでいますが、現時点でSCP-XXXX-JPはF-23による現実改変の封じ込めに成功しています。

Sibuyan_Island.JPG

F-23付近のシブヤン島。

高現実濃度領域(High Reality Strength Area)F-23は、シブヤン海上の特定地点を中心とした異常な現実強度を持つ領域です。F-23の現実強度は1945年に蒐集院から財団へと管轄が引き継がれた際に行われた観測以降不定期に上昇を続けていますが、現在の現実強度は2011年に観測された193Hm/cm3の値から変動していません。しかしF-23の現実強度は限りなく過飽和状態に近く、これ以上の上昇が発生した場合歯止めの利かない周辺地域への大規模現実改変が発生しCKクラス-再構築シナリオに繋がる可能性が高いと予測されています。F-23の発生時期は明らかになっていませんが、日米開戦以前にはその存在が全く確認できていないことから、少なくとも1941年以降に発生したと考えられています。

現在SCP-XXXX-JPは自身の周辺で発生する現実改変の対象を全て自身へと向ける作用を保持していると考えられており、これによってF-23の高い現実強度によるシブヤン海近辺への現実改変は発生前に抑制されています。しかしこれは同時にSCP-XXXX-JPに対する砲塔の消失や船体の分断を発生させており、SCP-XXXX-JPの効力減衰が懸念されています。

高現実濃度領域F-23における10年毎の現実強度推移
現実強度
1945年 43Hm/cm3
1955年 70Hm/cm3
1965年 118Hm/cm3
1975年 144Hm/cm3
1985年 159Hm/cm3
1995年 185Hm/cm3
2005年 191Hm/cm3
2015年 193Hm/cm3

収容経緯: 1945年に財団が蒐集院を吸収する形で合併した際、蒐集院が管轄していた当時は異常領域二十三号と呼称されていたF-23の封じ込め作戦に関する資料を財団が入手しました。封じ込め作戦に携わった人物へのインタビューとF-23の現地調査により、シブヤン海に沈んでいるであろう戦艦武蔵に施された術式によってF-23の抑え込みに成功しているという仮説が建てられ、戦艦武蔵の捜索が開始されました。この捜索は難航しましたが、1945年11月1日に財団は戦艦武蔵を発見、SCP-XXXX-JPと指定し収容状態に移行しました。

警告


以下の資料の閲覧は、記録情報セキュリティ管理室(RAISA)による特別情報公開許可及び日本支部理事”鳳林”の認可によってのみ付与されるレベル5/XXXX-JPクリアランスを保持する職員のみに限定されています。上記に違反し閲覧を試みた職員にはミーム抹殺エージェントを含んだ画像提示による即時終了措置が実施されます。職員コード及びパスワードを入力し認証を行ってください。
職員コード
パスワード

武蔵オブジェクト周辺設定
・サンベルナルジノ計画
1944年10月18日立案、承認(蒐集院)
同年9月末に発見された、過去にSCP-████-JPとして指定されていたオブジェクトの封じ込めを目的とした作戦。10月18日に海軍が捷一号作戦を発令、戦艦大和及び武蔵を擁する栗田艦隊がシブヤン海を通過する予定であることを察知した蒐集院によって立案、承認された。この2隻に対し封じ込めの為の術式とその効果増幅を目的とした特殊な塗装を施し、シブヤン海を通過する段階で術式を起動、結界を生成し封じ込める。
大和及び武蔵でなければならない理由→
・元SCP-████-JP
・比島協定(比島→フィリピン諸島を指す)
1944年10月20日締結
大日本帝国海軍と蒐集院の間で結ばれた極秘協定。
海軍側から
封じ込めの主となる戦艦大和及び武蔵について、改装に関する主導権を一時的に蒐集院へ貸与
封じ込めの主作戦となる縁号作戦について、最大限の協力
上記条件を含む、サンベルナルジノ計画への費用協力
蒐集院側から
太平洋戦争に関する、主に海軍への大規模な費用協力
蒐集院が保有する、主に鋼材の資源供出
1944年10月22

・武蔵の現状(リアルの話)
武蔵は沈没時に爆発を起こした為に、船体は大きな破損を受けた。船体は1番主砲の後方で切断され、大きく2分割した状態で沈んでおり、両者の距離は100m程度離れている。(Wikipediaより引用)

F-23の現実強度遷移
1944年発見当時:43Hm
1945年:51Hm
1946年:55Hm
1947年:57Hm
1948年:58Hm
1949年:59Hm
1950年:60Hm
1955年:76Hm
1956年:80Hm
1957年:82Hm
1960年:99Hm
1961年:104Hm
1962年:110Hm
1963年:112Hm
1964年:115Hm
1965年:118Hm
1966年:122Hm
1967年:123Hm
1968年:126Hm
1970年:127Hm
1971年:132Hm
1973年:135Hm
1974年:138Hm
1975年:144Hm
1976年:147Hm
1977年:149Hm
1978年:151Hm
1979年:152Hm
1980年:154Hm
1981年:157Hm
1983年:158Hm
1984年:159Hm
1991年:166Hm
1992年:179Hm
1993年:184Hm
1994年:185Hm
1999年:188Hm
2000年:189Hm
2002年:191Hm
2006年:192Hm
2011年:193Hm
国際連盟及び国際連合の加盟国数と同期。
F-23が発生した理由は「戦争のない、争いのない世界に改変するため」。
世界平和を目指す国連に加盟した国の数だけHm値が増大する。
なぜシブヤン海にあるのか?→もはや形骸化していた国際連盟、それがフィリピン南方レイテ島沖でおそらく世界最大規模となるであろう海戦の発生を察知。もはや国連軍すら編成することも出来なくなっていたその組織は、最終手段として「現実改変を以って無理矢理にでも海戦を、戦争そのものをなかったコトにする」機構を開発。シブヤン海で起動させた。しかし国連の予想を大きく裏切り、脱退していた日本による封じ込め作戦などが行われ、そもそもそれだけ大規模な改変を行えるだけのヒューム値がシステムの関係上確保できなかったことから完全に失敗。システムだけが残っている非常に危険な状態となっている。当時の資料はほぼ全てが廃棄または焼却されており、これ以上の詳細を掴むことは出来ていない。現在の国際連合と密接な関係がある世界オカルト連合も詳細を察知できていない。

・本記事構成:SCP-XXXX-JPについての報告書+1944年10月24日、シブヤン開会戦闘時のSCP-Foundationの動きと収容経緯を記述
・別ページの参考資料として蒐集院によるサンベルナルジノ計画と縁号作戦の資料を作る