あなたの作った二次創作物を適正なものとするには、以下の2つに従ってください。
1. 利用した作品がこのWikiとその著作者に帰属することを示す。つまり、利用した作品のタイトル、Wikiにあるその作品へのリンク、その作者名をクレジットとして明記する。
例:
「SCP-682のステキなお茶会」 は"Dr Gears"作「SCP-682」に基づきます。 http://scp-wiki.wikidot.com/scp-682
2. クリエイティブコモンズ 表示-継承3.0ライセンス(CC-BY-SA)をその二次著作物に加える。これを行うことでその作品はCC-BY-SAライセンスの下で公開されます。
CC-BY-SAライセンスの下で作品を公開するということは、元と同じライセンスに従い適切に公開することを条件とすれば、誰もがあなたの作品をいくらでもコピーすることができ、さらには販売することもできるということです。
また、SCP-173が関わるものは一切販売しないこと。どうかお願いします。これは、すべての関係者にとって大いに頭痛の種であります。場合によっては訴訟に巻き込まれるかもしれません。絶対にやめてください。
クリエイティブ・コモンズは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。
CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。
CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。
クリエイティブ・コモンズとは、2001年にアメリカで発足した非営利団体であり、その団体が推し進める活動です。著作権においてコピーライト(全権保持)とパブリックドメイン(全権放棄)の中間として権利を持ち続けた上で作品の流用や二次利用等を認める意思表示の手段です。
財団のコンテンツは表示(作品を複製、頒布、展示、実演を行うにあたり、著作権者の表示を要求する)・継承(クリエイティブ・コモンズのライセンスが付与された作品を改変・変形・加工してできた作品についても、元になった作品のライセンスを継承させた上で頒布を認める)を行えば営利・非営利問わずに二次利用が行えます。
簡単に言えば、権利者へ直接話をしなくても二次利用が可能になるためのシステムです。クリエイティブ・コモンズのライセンスには表示・改変禁止・継承・非営利の4つがあります。
SCP FoundationおよびSCP財団が採用しているのはクリエイティブ・コモンズ 表示・継承-3.0(CC BY-SA)です。必要なのは以下の通りになります。
表示 — あなたは 適切なクレジットを表示し、ライセンスへのリンクを提供し、変更があったらその旨を示さなければなりません。あなたはこれらを合理的などのような方法で行っても構いませんが、許諾者があなたやあなたの利用行為を支持していると示唆するような方法は除きます。
継承 — もしあなたがこの資料をリミックスしたり、改変したり、加工した場合には、あなたはあなたの貢献部分を元の作品と同じライセンスの下に頒布しなければなりません
わかりにくいですか? ではかなり大雑把ですが簡単なたとえを出しましょう。
ここに美味しい秘伝の餃子のレシピを公開します。
あなたはこれを作って自分で売ってもいいし、魔改造して餃子ピザのレシピとして再発表してもいい。
ただし、元のレシピがあることを表記して(表示)、他の人も餃子ピザを売ってもいいようしましょう。 (継承)
つまり、「利用する作品の題名およびURLそして記事の製作者名を表示すれば基本的に二次利用は自由です。ただしあなたの作品も同様の手段で二次利用を認めてください。」ということになります。この例えは大雑把で正確ではありませんが、”クリエイティブ・コモンズ 表示-継承3.0”をわかりやすく理解できると思います。
具体的な方法は以下の通りです。例えば、SCP-682を利用した作品を公開する場合、以下の表記を行います。
SCP-682 不死身の爬虫類 http://ja.scp-wiki.net/scp-682 作者:Dr Gears
SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/
非公式日本語訳wiki http://scpjapan.wiki.fc2.com/
この作品は上記作品に基づく二次作品です。この作品は表示 継承3.0ライセンスの元で利用可能です。
これは一例です。基本的には元記事の題名及び作者名を表記し、リンクを行えば基本的には問題ありません。
日本支部で作成された記事の作者名は、ページ下の「履歴」をクリックし、『すべて』または『ソースの変更』にチェックを入れて表示、一番古い変更を行ったユーザーが作成者になります。また、SCP-JPに関してはSCP-JPカレンダーからも確認が行えます。作成者が[account deleted]になっている場合は作者不詳としてください。
翻訳記事の製作者は翻訳記事の著作者一覧から確認できます。翻訳者に関しては、非公式日本語訳wikiを表示することでクレジットとなります。これは不特定多数の匿名の人物が翻訳に関わるためです。
また、amamielがこちらのフォーラムにてSCP-JP著者一覧を独自に作成されています。SCP財団ではなく外部での作成であるため、利用の際はその点に注意してください。
財団はクリエイティブ・コモンズを採用していますが、その例外として、SCP-173が存在します。
この記事に使用されている画像は加藤泉氏の作品である"無題 2004"を撮影したものです。写真はKeisuke Yamamoto氏によって撮影されました。これらに関する全ての権利は各著者の方々が有しています。
SCP-173は加藤泉氏の作品である"無題 2004"及びその写真を二次利用して生まれたものです。SCP-173のコンセプトは元作品である"無題 2004"のコンセプトとは全く関係ありません。
この彫刻及び写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの元では公開されていません。記事の文章のみがクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの元で公開されています。いかなる場合においても、この彫刻及び画像を営利目的で利用してはいけません。加藤泉氏は"無題 2004"の画像の利用を、非営利に限るという条件のもとでSCP Foundationおよびそのファンに対してお許しくださいました。これは加藤泉氏のご厚意によるものです。
ですから、あなたが利用する財団のコンテンツにSCP-173が含まれている際には、非営利目的に限ってください。例えば、SCP-173のフィギュアを作って販売したり、SCP-173が登場するゲームを販売したりするのは止めてください。SCPのイラスト集を販売する場合、SCP-173だけは掲載しないでください。
これらが守られなかった場合、最悪のSCP-173という存在が財団から消失してしまうかもしれません。我々日本支部や本部メンバーはもちろん、世界中に存在するSCP Foundationのファンはそのようなことを望みません。
当サイトへ投稿されたコンテンツの著作権は個々のユーザーに帰属しますが、以下の制限があります。
・コンテンツのライセンス
Wikiに投稿された時点でクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0の条件下で二次利用されることに同意されたと見なされます。記事の加筆修正や削除等の権利は消失せず、製作者本人に帰属します。
・画像に関する規定
SCPやTale等に画像を使用する際は画像利用規定に従ってください。
リンク集のページにクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで利用できる画像サーチエンジンへのリンクがあります。
Q.SCPのWebシリーズ/動画/レストランチェーンの素晴らしいアイデアがあるのですが、そのためにはクリエイティブ・コモンズの制約を免除してもらう必要があります。シニアスタッフに連絡して、制限の免除を求めることができますか?
A.
いいえ、認められません。
SCPWikiのスタッフはコミュニティとサイト全体の「用務員」として活動します。スタッフはいかなる理由であれ、クリエイティブ・コモンズライセンスの適用を「一時停止」することはできません。問い合わせることのないように。
ただし執筆者は、記事そのものがクリエイティブ・コモンズの下でカバーされたままでも、SCPとして書かれた元のアイデアを異なるライセンスで公開することはできます。SCP財団のアイディア、各種文書、および世界観のすべての要素はクリエイティブ·コモンズであり、非公開とすることはできません。
例えば、Dr. Gearsは「すごい再生能力を持つ人間嫌いの大トカゲ」というオリジナルのアイデアの権利を売ることができます。しかし、SCP-682の権利を売却することはできません。SCP-682とSCP財団のアイディアはクリエイティブ・コモンズの下で公開されているためです。そして、仮に彼が「大トカゲ」の権利を売却したとしても、SCP-682は引き続きクリエイティブ・コモンズの下で機能します。
Q.アンソロジーや短編集の一部としてSCP記事を収録することが出来ますか?
A.はい、構いません。しかし、SCP記事及びその派生物(イラストなど)はクレジットの表示を行う必要があり、CC-BY-SAライセンスの下で公開する必要があります。
Q.クリエイティブコモンズを守らなかったらSCP財団のコンテンツは利用してはいけないのか?
A.そんなことはありません。できることなら、クリエイティブコモンズに則った創作を私たちは行ってほしいです。しかし私たちがそれを強制することはないですし、守っていないことを理由にその人を弾劾するつもりもありません。
勘違いしてほしくないのは、クリエイティブコモンズはあくまで二次創作を円滑に行うためのルールのようなものであり、違反したら罰せられる法律のようなものではないということです。我々は悪意的な作品でない限り、外部の作品に対して口出しするつもりはありません。クリエイティブコモンズを知らない人に教えてあげるのはいいですが、それを強要する資格は私たちにもありません。
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