Fixateの下書き&メモ
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe/Eucrid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは形状上移動することが不可能な為、██県███村の山中にある建造物内部に設置されています。SCP-XXX-JPが設置されている建造物は施錠し、近隣住民等が侵入しないように常に監視してください。また、特段の事情が無い場合、内部の配線を別途資料の配電図の通りに繋ぎ、施設の電源を落とした状態にしてください。現在、施設の管理または調査以外の理由で建造物内へ立ち入ること、またSCP-XXX-JPを用いた実験を行うことは原則禁止されています。SCP-XXX-JPを用いた実験を実施する場合、セキュリティクリアランス4以上の職員の許可を得た上で行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは白銀色をした未知の金属で覆われた10m×10m×7.5mの3基の機械です。それぞれの外部には外装と同一と推測される金属製の扉、未知の材質でできた赤いボタン、電源導線と、それぞれの号機番号の振られたプレートが取り付けられており(以下、「1号機」と書かれたプレートが取り付けられている機械をSCP-XXX-JP-a、「2号機」と書かれたプレートが取り付けられている機械をSCP-XXX-JP-b、「3号機」と書かれたプレートが取り付けられている機械をSCP-XXX-JP-cと呼称)、内部の床、壁、天井にはそれぞれ中央に詳細不明の装置が取り付けられています。

SCP-XXX-JPの異常性は死体を内部に入れて扉を閉じ、ボタンを押したときに発現します。SCP-XXX-JPの扉はいかなる方法を用いても開かなくなり、SCP-XXX-JPの稼働を止めることができなくなります。このとき、内部では未知の方法で蘇生が行われ死体に魂が宿ります。その後、一定時間経過するとSCP-XXX-JPの稼働が止まり、扉が開くようになります。このとき、中に入れられた遺体は例外なく蘇生していますが、遺体の損傷が激しかった場合は、そのまま衰弱して死亡します。詳細は以下の記録を参照してください。

SCP-XXX-JPの異常性は生命体を内部に入れて扉を閉じ、ボタンを押したときに発現します。SCP-XXX-JPの扉はいかなる方法を用いても開かなくなり、SCP-XXX-JPの稼働を止めることができなくなります。このとき、未知の方法で発電が行われ送電線に電力が送られます。その後、一定時間経過するとSCP-XXX-JPの稼働が止まり、扉が開くようになります。このとき、中に入れられた生命体は例外なく死亡していますが、損傷は無く、死因は不明です。詳細は下記の文書や実験記録を参照してください。

SCP-XXX-JPは、██県███村の山中に建設された建物の一室で発見されました。建物は日本生類創研の実験施設であるとみられています。この建築物は、近隣住民の「山中に異様に植物の枯れている箇所がある」との申し出が村役場にあり、未収容のオブジェクトである可能性があるとの情報が現地エージェントより財団に報告され、発見するに至りました。
発見時、建物内は無人で備品等はほとんどが持ち出されており、SCP-XXX-JPは配線、基盤が乱雑に破壊された状態で発見されました。

実験記録SCP-XXX-JP-001 - 日付20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-a、大型犬(質量32.101kg)
実験方法: SCP-XXX-JP-aに大型犬を投入し、扉を閉め、SCP-XXX-JP-aを起動。
結果: 2.20×106kWの電力を出力した。およそ12時間50分後、SCP-XXX-JP-aは稼働を停止した。内部の大型犬は死亡し、質量は32.090kgに減少していた。

実験記録SCP-XXX-JP-002 - 日付20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-b、大型犬(質量34.217kg)
実験方法: SCP-XXX-JP-bに大型犬を投入し、扉を閉め、SCP-XXX-JP-bを起動。
結果: 3.30×106kWの電力を出力した。およそ13時間41分後、SCP-XXX-JP-bは稼働を停止した。内部の大型犬は死亡し、質量は34.205kgに減少していた。

実験記録SCP-XXX-JP-003 - 日付20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-c、大型犬(質量31.598kg)
実験方法: SCP-XXX-JP-cに大型犬を投入し、扉を閉め、SCP-XXX-JP-cを起動。
結果: 2.20×106kWの電力を出力した。およそ21時間29分後、SCP-XXX-JP-cは稼働を停止した。内部の大型犬は死亡し、質量は31.588kgに減少していた。
分析: あの文書に書かれていることは概ね事実のようですね。今後は特別な事由の無い限りSCP-XXX-JP-aを用いて実験を行うことにします。 -███博士

実験記録SCP-XXX-JP-004 - 日付20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-a、大型犬(質量35.749kg)
実験方法: 大型犬を投入後、扉を開けた状態で起動。
結果: ボタンにロックがかかっており、起動しなかった。
分析: 安全ロックのような機能が備わっていることが判明。

実験記録SCP-XXX-JP-005 - 日付20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-a、先日死亡した男性職員の遺体(質量72.348kg)
実験方法: 遺体を内部に投入し、扉を閉め、起動。
結果: 12分間稼働し、停止。遺体の質量は72.348kgで変化は観測できなかった。
分析: すでに死亡している状態の生物では起動しないはずでは……?追加の実験を行って検証します。 -███博士

実験記録SCP-XXX-JP-006 - 日付20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-a、異常性のない産業用蓄電池(質量20.518kg)
実験方法: 蓄電池を内部に投入し、扉を閉め、起動。
結果: 約1.2秒間稼働し、停止。質量の変化は観測できなかった。
分析: 蓄電池に付着した微生物が反応を起こしていると推測されます。前実験で12分間稼働したのも微生物が原因だと考えられます。これに関して追加の実験を実施します。 -███博士

実験記録SCP-XXX-JP-007 - 日付20██/██/██

実験対象: SCP-XXX-JP-a、多種の微生物0.050kgが入った容器
実施方法: 容器を内部に投入後、扉を閉め、起動。
結果: 補遺を参照。

補遺: 実験記録SCP-XXX-JP-007において、███研究員が誤ってSCP-XXX-JP-a内部に何も入れずに起動したところ、SCP-XXX-JP-1は約7.6秒稼働し、SCP-XXX-JP-1のそばに置いていた容器内の微生物が全て死亡していることが確認されました。また、実験を行っていた3名の研究員が意識を失いました。このことにより、SCP-XXX-JPは特定の条件下においては機械の外部の生物も利用して発電しているという説が提唱され、特段の場合を除き、全ての実験は禁止されました。

20█/█/█ 追記: 先日、施設内部の調査をしていた部隊から「SCP-XXX-JPに関する文書が発見された」との連絡が入り、内容を確認したところ、このオブジェクトの仕様書と推測される文献でした。しかし、内容は「魂発電機」となっており、我々が確認した異常性とは異なる働きを示していました。(下記に文献のデータを添付)これについて修理を担当した技術班と改めて内部を確認したところ、電源に関する配線が逆であるとの可能性が発見され、逆に再接続をすると仕様書の通りの異常性を発揮することが確認できました。以上のことから「電気式入魂機」を旧プロトコルとして書き換えをすることが検討されましたが、電源の配線を逆に接続させることで任意による異常性の切り替えが常時可能であること、実験により「魂発電機」の状態は収容時の危険性が幾分か高まる可能性があることが判明したことから、プロトコルはそのままとし、説明、記録等を新旧並列して書く形式で記入することが決定されました。
この決定に関する質問、意見等は現在受け付けておりません。

・タイトル「夜食」
→深夜に食べると罪悪感に苛まれてしまうカップラーメン
・とりあえず箇条書き

http://ja.scp-wiki.net/scp-024 の収容されるまでの話が書きたい、なぁ……