first man のサンドボックス

内容1

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アイテム番号: SCP-☓☓☓-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-☓☓☓-JPの収容室及び収容室内の設備は無機物のみで構成してください。担当職員は収容所内の様子を24時間体制で監視し、有機体が観測された場合は、Dクラス職員に清潔に保たれた防護服を着装させ、速やかに収容所内に入室し有機体を除去して下さい。収容所から退去する際は、残留物が無いか確認した後、収容所の壁面を掃除し退室してください。この手順はおよそ2分間で終了させる必要があるため、担当職員は清掃するDクラス職員への教育·指示を徹底してください。なお収容所内で植物が発生した際は速やかに焼却処分を行い、残留した灰は速やかにSCP-☓☓☓-JPから2m以上遠ざけてください。清掃中に自身の身体から植物が発生した職員は即座に収容室から退避させ、医師による診療を受けてください。行動が不可能な場合は即座に炎熱による終了処分を受けた後に収容室から遠ざけて下さい。

説明: SCP-☓☓☓☓-JPは、茨城県日立市内の██神社で発見された石柱(SCP-☓☓☓☓-JP-1)とその表面を覆う布(SCP-☓☓☓☓-JP-2)の2種類のアノマリーで構成されています。SCP -☓☓☓☓-JP-1は全長1m、推定重量1tと目される花崗岩で

SCP-☓☓☓-JPは半径1m以内の有機体から不明な方法で植物を発芽させる異常性を有しています。現在、生成された植物に過剰な成長速度以外の異常性は見られませんが、発生した植物全てが日本に自生している在来種であり、うち10%は過去に日本で確認されていた絶滅種であることが判明しています。有機体として確認されているのは5g以上の腐葉土、木材、生物など多岐に渡ります。また、発芽した植物も異常性の対象となる為、植物の発芽は、即時の連鎖的・爆発的増殖を意味します。なお、効果範囲内に有機体と判断される物が完全に存在しない場合は異常性を示しません。

SCP-☓☓☓-JPの周囲に発生した植物は一般的に社や神祠と呼称される建造物を模した形に成長します。

SCP-☓☓☓-JPが長期的に人間からの信仰(この場合の信仰とは、SCP-☓☓☓-JPを神体として崇め奉る行為全般を指す)を得られない環境に置かれた場合、自身の体毛を大量に自切し自発的に植物を発生させます。発生した植物は一般的に神祠や社と見なされる建造物を形成します(以下、SCP-☓☓☓-JP-1と呼称)。SCP-☓☓☓-JP-1を視認した人物はSCP-☓☓☓-JPを神体とした独自の宗教を信仰するようになります。この事から、SCP-☓☓☓-JP-1には、対象の信仰による変化は以下の通りです。
・科学技術への異常な忌避
・自然災害への畏敬とも取れる崇拝
・野生動物の保護

SCP-☓☓☓-JPは兵庫県███村周辺の生活様式と山岳信仰の調査にやってきた財団エージェントが行方不明になった事で大規模な捜索活動が行われた際に発見·収容されました。当初SCP-☓☓☓-JPは村から14km北に位置する██山を信仰する神社の祭神として祀られており、近隣住民からは「マカミ様」と呼称されていました。神社の本殿からは複数の種類が結合したと見られる全長███mの巨大な樹木が確認され、根本からエージェント██のものとみられる衣類の残骸が樹木内から発見されました。███村は総人口が20人足らずの限界集落であった点。「マカミ様に近づいた者は不気味な死を遂げる」という言い伝えにより村民が近づかなかった点から、本アノマリーの異常性を認知している住民がごく少数であったため、現在、村内にはカバーストーリー「神隠し」を適応、異常性を認識していた村内関係者を保護し、事情聴取を行っています。

補遺: 20██年6月12日。SCP-☓☓☓-JPの収容室が爆発的な植物の増殖によって破壊される事態が発生しました。発生源となった有機体は、植物の焼却処分の際に消滅したため、特定には至っていません。新しい収容室が完成されるまでの間、SCP-☓☓☓-JPは24時間体制で監視された中型物品収容

機動部隊あ-7の救出作戦により、SCP-☓☓☓-JPの担当職員及び事情聴取を行なっていた███村の住民らが無事保護されました。担当職員はミームの後遺症の恐れがある為にCクラス記憶処理を受けましたが、住民らには該当する兆候が一切見られなかった為、現場において最もミーム学に精通していたエージェント四方によりインタビューが行われました。記録はインタビュー☓☓☓-JP-1を参照してください。

対象: [SCP-☓☓☓-JP-1を信仰していた村の村長██氏]

インタビュアー: [エージェント四方]

<録音開始>

エージェント四方: それでは、SCP-☓☓☓-JPに関する質問をさせていただきます。

██氏: 色々と忙しそうだの、四方君…だったかね。

エージェント四方: ええ、あなたは随分と落ち着いている様ですが?

██氏: 儂ぁマカミ様を管理をしておったんでな、物心つく頃には大抵の事は知っておった。マカミ様がお作りになられたあの社にそんな力があったとは儂も知らんかったがな。

エージェント四方: その様ですね。その様子だと、SCP-☓☓☓-JP-1から発せられるミームが通用していない様ですが…

██氏: 元より儂らぁの村はマカミ様を誰もが崇めておった。村連中の半分ほどは神体を木だと思っておった様だがの。本当の姿を知っておった儂らは何も変わりはせんよ。

エージェント四方: なるほど…心から信仰している人間には通用しないのか…。

██氏: …君、どうしてそんな事を聞くのかね。

エージェント四方: 我々にはこれ以上の被害の拡大を防ぐ義務があるからですよ。ご迷惑かもしれませんが、あの狼を収容するにはあなたの知識が必要不可欠なのです。

██氏: …当然の報いだと思うがのぅ。

エージェント四方: どういう意味でしょうか?

██氏: 四方君。君らぁはマカミ様を怒らせた。だから天罰が下った。それだけのことだ。

エージェント四方: 収容状況に不適切な要素があった事は認めなければなりませんが…。

██氏: 分かっておらんな。まあそういう事なんだろうよ。

エージェント四方: 分かるように喋っていただけますか?

██氏: 少しは自分で考えたらどうだ?̻̻̻

エージェント四方: …失礼ながら、我々に感情論的会話を求めている様なら諦めて頂きたい。我々には時間がありません。これ以上の被害は避けねばならないのです。

██氏: ……

エージェント四方: 世界を守るにはあなたの協力が必要なんですよ!

██氏: それだよ。

エージェント四方: 何ですって?

██氏: そんな事を考えているから、マカミ様はお怒りになっておられるんだ。君らぁの言う世界ってのはどの世界だ?誰の世界を言ってるんだ?

██氏: 君らぁはさっきから世界を守るだの何だのご大層な事を言っておるがな、詰まる所それは人間に都合のいい世界ってことだろうが。

[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]

<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>

終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]

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